ニナイテの家の床|新築と中古リノベで変わる判断

監修者

フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二

業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

ニナイテの家に住むことになったみなさん、おめでとうございます。設計図書や重要事項説明で名前を見かけて、この記事にたどり着いた方もいると思います。

中古をリノベした家なのですが、床にコーティングはできますか。

この記事の結論

できます。ただし新築と中古リノベでは確認する内容が変わります。床を張り替えたのか、既存のまま活かしたのかで話が違うためです。

ニナイテは設計事務所でありながら不動産の買取も行う会社です。まずご自宅がどちらのケースかを確かめてください。

この記事では月300件以上を施工する専門店ピュアコートが、ケース別の確かめ方、中古住宅ならではの注意点、費用の目安、そして施工をおすすめしないケースまで正直にお伝えします。

フロアコートアドバイザー

中古の床は新築と条件が違います。そこを押さえておくと判断しやすくなりますよ。

目次

ニナイテはどんな会社?

東京都荒川区東日暮里に事務所を構える建築設計事務所です。設計者名義は株式会社ニナイテ 二級建築士事務所で、戸建住宅に業務範囲を絞っています。

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会社名株式会社ニナイテ
設計者名義株式会社ニナイテ 二級建築士事務所
所在地東京都荒川区東日暮里
代表松下泰久。創業前に約300棟の住宅設計に携わる
宅建業免許東京都知事 第104400号
事業設計、不動産の買取、リノベーション

設計事務所が不動産までやる会社

ニナイテの特徴は事業の組み立て方にあります。設計事務所を母体に、不動産の買取とリノベーションまで自社で手がけています。

  • 設計事務所として……他社の分譲住宅の設計も受託しています。中野区の分譲案件などの記録が残っています
  • 不動産会社として……宅建業免許を持ち、中古戸建と中古マンションの買取を行っています
  • 掲げる理念……家づくりではなく暮らしづくり。設計士目線での提案を打ち出しています

この事業構成が、床の話に直結します。新築を設計した物件と、中古を買い取ってリノベした物件では、床の状態がまったく違うためです。

設計した家か、買い取った家か?

まずここを分けてください。確認すべき相手も、床の条件も変わります

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ケース床の状態確認する相手
ニナイテが設計した新築新品の複合フローリング売主の分譲会社
ニナイテが買取・リノベした中古張り替えたか、既存を活かしたかニナイテ

新築の設計物件なら、床材を決めているのは売主である分譲会社です。設計事務所ではありません。購入した不動産会社に問い合わせてください。

一方、ニナイテが買い取ってリノベした物件なら、工事をしたのがニナイテ自身です。この場合は同社に聞けば、床をどう扱ったか分かります。

二級建築士事務所という登録の意味

設計者名義に「二級建築士事務所」とあることに、不安を感じた方もいるかもしれません。心配は要りません。

二級建築士は木造2階建ての戸建住宅であれば問題なく設計できます。ニナイテが二級で登録しているのは、戸建住宅に業務範囲を絞っていることの裏返しです。代表は創業前に約300棟の住宅設計に携わった経歴を持っており、実務の蓄積は十分にあります。

分譲住宅で使われる床材は絞り込める

床材のメーカーが分からなくても、判断はできます。分譲住宅で採用される床材は複合フローリングにほぼ限られるためです。

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床材タイプ表面傷の直し方相性のよい種類
シートフローリング樹脂シート補修できないガラス/シリコン
突板フローリング薄い天然木ほぼできないガラス
クッションフロア塩ビ系張り替え施工対象外

いずれも傷が入ると元に戻せないという共通点があります。無垢材のように削って直す方法が使えないため、塗膜を一枚足しておく価値が出てきます。

中古リノベ物件の床はどう見る?

新築より確認項目が増えます。床を張り替えたのか、既存のまま活かしたのかで、話がまったく変わるためです。

  • 床を張り替えている場合……新築と同じ扱いになります。新品の複合フローリングなので、相性は良好です
  • 既存の床を活かしている場合……ワックスが残っている可能性があります。除去してからでないと塗膜が密着しません
  • 部分的に張り替えた場合……新旧が混在します。範囲を分けて判断する必要があります
中古で気をつけたいこと

既存の床には前の住人がかけたワックスが残っていることがあります。そのまま塗ると剥離の原因になるため、下地処理の工程が新築より重くなります。

ピュアコートでは施工前に現地で床の状態を確認します。ワックスの有無や既存の傷の程度を見たうえで、施工できるかどうかをお伝えします。中古住宅だからといってお断りすることはありません。

どの種類が合う?

迷ったらガラスコーティングが基準です。硬度が高く傷に強いうえ、光沢が控えめで内装の印象を変えません。

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種類仕上がり保証向いている方
ガラス自然なツヤ20年いまの見た目を変えずに守りたい
UV高光沢30年耐久性を最優先したい
シリコン程よいツヤ20年水回りや費用重視で選びたい
DogGripCoat自然なツヤ30年犬と暮らしている

中古リノベなら考え方が少し変わる

既存の床を活かした物件では、すでに多少の傷やくすみがある状態からのスタートになります。ここが新築との違いです。

コーティングは既存の傷を消すものではありません。いまの状態を保つための施工だと考えてください。そのうえで、これ以上傷を増やしたくないなら効果があります。住み始めてからの傷は防げるということです。

すでに付いている傷は、コーティングで見えなくなりますか。

フロアコートアドバイザー

浅い傷は目立ちにくくなりますが、深い傷は残ります。現地で状態を見てから正直にお伝えします。

迷わないための3つの選択基準

  • まず床が新品かどうかで分ける……張り替え済みなら選択肢は広く、既存活用なら下地処理の確認が先になります
  • いまの見た目を変えるか決める……そのまま残すなら光沢の控えめなガラス、明るくしたいならUVです
  • 家族構成で調整する……犬や猫がいるならDogGripCoat、水回りを重点的に守るならシリコンを組み合わせます

メリットとデメリットを正直に

メリットデメリット
いまの床の状態を保てる
ワックスがけから解放される
浅い傷は目立ちにくくなる
売却時の内装評価にプラスに働く
初期費用が12万円から45万円ほどかかる
既存の深い傷は消えない
中古はワックス除去の工程が加わる
一度施工すると簡単には剥がせない

費用はいくら?

全室で12万円から45万円が目安です。都内の戸建なら施工面積はおおむね50〜70㎡に収まります。

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種類LDKのみ(約20㎡)1階全体(約30〜40㎡)全室(約50〜70㎡)
シリコン5〜8万円前後7〜13万円前後10〜20万円前後
ガラス7〜11万円前後10〜18万円前後15〜30万円前後
UV9〜14万円前後13〜24万円前後20〜40万円前後
DogGripCoatガラス系に準ずる価格帯(施工範囲により変動)

※業界一般の目安です。間取りや施工範囲、床材によって変わるため、正確な金額は無料見積もりでご確認ください。

中古は下地処理の分を見ておく

既存の床を活かした物件では、ワックスの除去や汚れの洗浄という工程が加わります。新築より手間がかかるぶん、金額に差が出ることがあります。

この工程を省くと剥離の原因になるため、削ることはできません。見積書に下地処理の項目があるかどうかを確認してください。ピュアコートの見積書には施工面積の根拠と下地処理・養生費まで記載しています。

費用を抑える3つのコツ

  • 入居前に施工する。家具の移動費がかからず、養生の手間も減ります
  • 部屋ごとに種類を変える。居室はガラス、水回りはシリコンで総額を調整できます
  • 施工範囲を絞る。まずLDKと1階だけ入れて、2階は後から追加する方法もあります

不動産会社を経由して申し込むと、紹介料や中間マージンが上乗せされます。同じ塗料で同じ職人が施工しても、経由するだけで2割から3割高くなることがあります。ピュアコートは直接取引のみなので仲介コストが乗りません。

施工しないほうがいい人もいる?

います。中古リノベ物件では、当てはまるケースが新築より多くなります。

  • 数年以内に売却や賃貸を予定している方。費用を回収しきれないまま手放すことになります
  • 既存の床に深い傷が多く、近く張り替えを考えている方。張り替えてからのほうが合理的です
  • 床の傷を経年の味として受け入れられる方

2つめは中古住宅ならではの判断です。張り替える予定があるなら、そのタイミングまで待ったほうが無駄になりません。現地を見たうえで必要ありませんとお伝えすることもあります。

逆に効果が大きいのはこんな家庭

  • リノベーションで床を張り替えたばかりで、その状態を保ちたい
  • 10年以上住む予定で、床の張り替えという事態を避けたい
  • 小さな子どもがいて、おもちゃの落下や食べこぼしが日常的にある
  • 犬や猫と暮らしていて、爪の傷と滑りの両方が気になる

1つめがいちばん相性のよい状況です。せっかく新品にした床を、また傷ませてしまうのはもったいないという考え方になります。リノベーションに費用をかけた直後だからこそ、その状態を保つ意味があります。

床は住宅の保証に含まれていない

判断材料としてもうひとつ。新築住宅には住宅瑕疵担保責任保険による10年の保証が付きますが、対象は構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分です。

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対象保証
基礎・柱・梁などの構造部分10年(新築の場合)
屋根・外壁など雨水の浸入を防ぐ部分10年(新築の場合)
床の傷・くすみ保証の対象外

中古住宅の場合、保証の範囲はさらに限られます。床の表面は、いずれのケースでも住む側が守る領域として残ります。

正直、営業されるのが怖くて相談をためらっています。

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見積もりのあとにこちらから追いかけることはしません。必要ないと判断されたら、そのままで大丈夫です。

いつ施工するのがいい?

おすすめは引渡し後すぐ、入居前です。家具がない状態なら床全面を一度に施工でき、仕上がりのムラが出ません。

中古リノベ物件の場合は、リノベーション工事が終わった直後がもっとも条件がよいタイミングになります。清掃が済んで家具が入る前なら、下地処理も最小限で終わります。

STEP
無料相談と床の状態確認

床の写真をお送りください。新築か中古リノベかもお知らせいただけると、判定が早く終わります。現地調査とサンプルも無料です。

STEP
下地の確認とプランの確定

中古の場合はワックスの残りや既存の傷を現地で確認します。除去が必要ならその工程を含めてお見積りします。

STEP
施工と仕上がり確認

養生と下地処理から始め、1㎡ごとにツヤを確認しながら仕上げます。完了後は一緒に仕上がりを確認していただきます。

仕上がりの品質は塗る前の工程でほぼ決まります。中古住宅ではとくにこの差が出ます。ワックスが残ったまま塗ると、数年で剥離が起きることがあります。

ニナイテの家のフロアコーティングでよくある質問

中古をリノベした家でも施工できますか?

できます。ただし床を張り替えたのか、既存を活かしたのかで条件が変わります。既存の床にはワックスが残っていることがあり、除去してからでないと塗膜が密着しません。現地で状態を確認したうえでお見積りします。

すでに付いている傷は消えますか?

浅い傷は目立ちにくくなりますが、深い傷は残ります。コーティングは既存の傷を消すものではなく、いまの状態を保つための施工です。現地で状態を見てから正直にお伝えします。

床材について誰に問い合わせればいいですか?

ケースによって変わります。ニナイテが設計した新築なら売主の分譲会社、ニナイテが買い取ってリノベした物件ならニナイテ本体です。工事をした会社が把握しています。

二級建築士事務所の設計ですが問題ありませんか?

問題ありません。二級建築士は木造2階建ての戸建住宅を問題なく設計できます。戸建住宅に業務範囲を絞っていることの裏返しで、代表は創業前に約300棟の住宅設計に携わった経歴を持っています。

階段もコーティングできますか?

できます。施工対象は踏み面と段鼻の部分で、側面と蹴込みは対象外です。階段は家の中でも摩耗しやすい場所なので、居室と一緒に施工しておくと見た目が揃います。

施工できない床材はありますか?

ロフトやグルニエ、クッションフロアは施工対象外です。無垢材はオイル塗装の場合に施工できないことがあります。中古で床材が分からない場合も、現地で判定します。

リノベ工事中ですが、いま相談してもいいですか?

むしろ早めがおすすめです。床を張り替えるかどうかが決まった時点でご相談いただければ、工事の完了に合わせて施工日を組めます。家具が入る前なら下地処理も最小限で済みます。

まとめ|まず新築か中古かを分ける

ニナイテの家といっても、実は2通りあります。同社が設計した新築の分譲住宅か、同社が買い取ってリノベーションした中古住宅か。この違いで、確認する相手も床の条件も変わります。

新築の設計物件なら、床材を決めたのは売主です。設計事務所ではなく、購入した不動産会社に聞いてください。一方、ニナイテが買い取ってリノベした物件なら、工事をしたのは同社自身なので、そのまま問い合わせれば分かります。

中古リノベで気をつけたいのは既存の床にワックスが残っている可能性です。そのまま塗ると剥離の原因になります。床を張り替えているなら新築と同じ扱いになるので、条件は良好です。

最初の一歩は、床を1枚撮って送るだけです。新築か中古リノベかをあわせてお知らせいただければ、判定はすぐ終わります。見積もり、現地調査、サンプル、床材判定はすべて無料で、そのあとこちらから追いかけることもしません。

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