スコティッシュフォールドの関節を守る床づくり|滑り対策のすすめ

監修者

フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二

業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

愛くるしい折れ耳と丸い顔で、長年にわたり人気猫種ランキングの上位に君臨するスコティッシュフォールド。その一方で、飼い主さんが必ず知っておきたい病気があります。骨軟骨異形成症、通称「スコ病」です。

実はこの病気、チャームポイントである折れ耳そのものが原因。耳の軟骨の形成異常が、手首や足首など全身の関節にも影響を及ぼす遺伝性の病気です。根治させる治療法はなく、痛みのある関節と生涯付き合っていくことになります。だからこそ、滑る床のように関節へ余計な負担をかける環境は避けたいところです。

フロアコートアドバイザー

ピュアコートにも「うちのスコが高いところに登らなくなった」「歩き方が変わった」というご相談が届きます。床は治療の代わりにはなりませんが、痛みのある関節に余計な負担をかけない環境づくりはご家庭でできることのひとつです。

この記事では、スコティッシュフォールドの関節に起こることと見逃されやすいサイン、そして愛猫のQOLを守る床づくりについて解説します。

目次

スコティッシュフォールドの関節に起こること

折れ耳の猫は、程度の差はあれ発症するとされる

骨軟骨異形成症は、軟骨の形成に関わる遺伝子の異常によって起こる病気です。軟骨が正常に成長せず、骨瘤(こつりゅう)と呼ばれる骨のコブや、骨棘(こつきょく)というトゲ状の突起、指の骨の変形などが現れます。

そして重要なのが、折れ耳のスコティッシュフォールドはこの病気を発症するとされている点です。折れ耳自体が軟骨の形成異常によるものだからで、症状の出方に個体差はあっても、遅かれ早かれ関節に影響が及ぶと考えられています。立ち耳の子は、発症しても軽度であることが多いといわれます。

症状が出る場所と現れ方

骨瘤ができやすいのは、手首や足首(特にかかと)、そして尻尾の関節です。関節が腫れたり変形したりすることで炎症と慢性的な痛みが生じ、次のような変化として現れます。

  • 高いところに登らなくなった
  • 痛そうに歩く、歩くのを嫌がる
  • 手足や尻尾の関節が腫れている
  • 尻尾が硬い、太く感じる
  • ジャンプの着地をためらう

成長期と老猫期、2つの山がある

発症は1歳以下の成長期に多いとされます。ただし成猫になって筋肉がついてくると症状が一時的に落ち着くこともあり、ここで安心してしまう飼い主さんも少なくありません。

けれど症状が出ていない間も病気は進行しています。老猫になり筋肉量が落ちると、強い痛みとともに再び症状が現れると指摘されており、シニア期を見据えた環境づくりが欠かせません。

「スコ座り」は、実は関節の痛みのサインかもしれない

人間のように足を前に投げ出し、上体を起こして座る通称「スコ座り」。SNSでも人気の愛らしい仕草ですが、獣医療の現場では別の見方をされています。

この座り方をするのは、膝関節に痛みを感じていて、膝を曲げることができないからだと考えられているのです。かわいい個性だと思っていた仕草が、実は関節からのSOSだったというわけです。

フロアコートアドバイザー

ペットのいるお宅を月に300件以上お伺いしていると、猫ちゃんの変化に後から気づいたという飼い主さんのお話をよく伺います。かわいい仕草ほど、頻度が増えていないか気にかけてあげてください。

折れ耳の子は、元気でも一度検査を

折れ耳のスコティッシュフォールドは発症するとされているため、元気に見えても早めに身体検査やレントゲン検査を受け、状態を把握しておくことがすすめられています。根治する治療法はありませんが、鎮痛薬やサプリメントで痛みを和らげ、進行を遅らせる治療が行われます。床の対策は治療の代わりにはなりません。必ず主治医の指導のもとで進めてください。本記事の医療情報は一般的な解説であり、診断に代わるものではありません。

滑る床が、痛みのある関節に追い打ちをかける

猫の上下運動は本能。着地の衝撃は避けられない

猫にとって高いところに登ることは本能的な行動です。キャットタワー、ソファ、キャットウォーク。1日に何度も昇り降りを繰り返し、そのたびに着地の衝撃を手首と足首で受け止めています。

骨瘤ができやすいのが、まさにこの手首とかかとの関節。着地点が滑る床だと、衝撃を受け止めた瞬間に脚が横へ流れ、痛む関節にさらに無理な力がかかります。

滑ることで、動くこと自体をやめてしまう

痛みがあるうえに足元が滑るとなれば、猫は動くのをためらうようになります。動かなければ筋肉は落ち、筋肉が落ちれば関節を支える力も弱まる。そして痛みはさらに増していきます。

この病気は、成猫期に筋肉がついていると症状が落ち着くことがあるとも指摘されているほど。裏を返せば、筋肉を維持できる環境かどうかが、日々の過ごしやすさを左右するということ。滑らない床は、その環境づくりの土台になります。

家庭でできるケアとして推奨されている

滑りにくい床材への変更と体重管理は、愛猫のQOL(生活の質)を守る家庭でのケアとして挙げられています。病気そのものを治すことはできなくても、痛みを増やさない暮らしは整えられる。飼い主にできることは、決して少なくありません。

フロアコートアドバイザー

猫ちゃんの場合、キャットタワーの真下やソファの前など「着地点」が特に重要です。現地調査では動線と着地ポイントを確認したうえで、施工範囲をご提案しています。

猫の滑り対策を比較|マットとコーティングの違い

スクロールできます
対策費用感猫との相性
タイルカーペット数万円〜着地の衝撃も吸収できるが、爪とぎ被害や粗相の染み込みが課題
滑り止めマット数千円〜敷いた範囲限定。猫の行動範囲はマットの外にも広がる
爪切り数百円〜必須の基本ケア。ただし床自体の滑りやすさは変わらない
プロのフロアコーティング10万円前後〜家全体を段差ゼロで防滑化。粗相や吐き戻しの掃除もラク

猫は「敷いた場所」の外を歩く

犬と違い、猫の行動範囲は家じゅうの高低差にまで及びます。キャットタワーの下だけマットを敷いても、棚から降りる場所、窓辺から飛び降りる場所と、着地点は日によって変わるもの。部分的な対策では守りきれない場面が出てきます。

カーペットは爪とぎと粗相が悩みどころ

クッション性ではカーペットに利がありますが、猫は繊維に爪を引っかけてほつれさせてしまいます。吐き戻しや粗相が染み込むとニオイも残りがち。関節に痛みがある子はトイレの失敗が増えることもあるため、掃除のしやすさは想像以上に効いてきます。

ピュアコートの猫ちゃん施工事例

ピュアコートでは、月間300件以上の施工のなかで猫と暮らすご家庭も数多く手がけてきました。実際の事例をご紹介します。

事例1|スコティッシュフォールドと暮らすマンション(LDK・約20㎡)

1歳を過ぎたころから、キャットタワーの上段に登らなくなったとご相談をいただいたお宅です。既存の複合フローリングは表面の光沢が強く、走ったあとに脚が滑る様子が見られました。着地点となるタワー下と窓辺を含めたLDK全体に、防滑性を重視してDogGripCoatを施工しています。

「サンプルを取り寄せたとき、その上だけ歩き方が違ったのが決め手でした。施工後は前より落ち着いて歩くようになった気がします。動物病院にも通いながらですが、家の中で滑ってヒヤッとする回数が減ったのが何よりうれしいです」(30代・ご夫婦)

事例2|多頭飼いのご家庭(戸建て1階・約45㎡)

シニアの子を含む3匹と暮らすお宅からのご依頼でした。廊下を走り回る音が気になっていたことに加え、粗相の掃除のしやすさも重視されていたため、1階全体にシリコンコーティングを施工。家具の少ないタイミングに合わせて作業を行いました。

「一番の変化は掃除でした。吐き戻しも粗相も、さっと拭くだけで跡が残らないので気が楽です。上の子が段差の上り下りを嫌がらなくなったようにも感じています」(40代・ご家族4人)

フロアコートアドバイザー

猫ちゃんは施工中の物音や来客が苦手な子も多いので、当日は別室でお過ごしいただくなど、環境に合わせた進め方をご相談させていただいています。安全面にも配慮して作業いたしますのでご安心ください。

猫に合うフロアコーティングの種類と選び方

スクロールできます
種類防滑性特徴
DogGripCoatペットの滑り対策に特化。猫ちゃんのご家庭でも施工可能
シリコン防滑性と光沢のバランス型。費用も手頃
ガラスマットな質感で床の風合いを残せる
UV高光沢・高耐久。施工当日から歩ける

関節に負担をかけたくないなら防滑性を最優先に

骨軟骨異形成症と向き合うスコティッシュフォールドには、防滑性能で頭ひとつ抜けるDogGripCoatかシリコンコーティングをおすすめしています。ガラス・UVも一定のグリップ力はありますが、質感やツヤの好みで選ぶ二次候補と考えるとよいでしょう。

サンプルは「着地」と「歩き出し」で見る

無料サンプルを床に置いて、その上を歩かせてみてください。低い台から降りてもらえるなら、着地の瞬間に脚が流れないかも確認できます。痛みのある子に無理はさせず、普段の動きの範囲で観察するのがポイントです。

フロアコートアドバイザー

サンプルは無料でお送りしています。ご自宅の床に並べて、いつもの動線を歩く様子を見比べていただくのがいちばん確実です。床材判定も無料ですので、お気軽にご相談ください。

猫の床対策にかかる費用の目安とピュアコートが選ばれる理由

スクロールできます
施工範囲の例費用の目安
リビングのみ(約20㎡)10万円前後〜
LDK+廊下(約30㎡)15万円前後〜
戸建て1階全体(約50㎡)25万円前後〜

骨軟骨異形成症は根治する治療法がなく、鎮痛薬やサプリメントによる管理が生涯続きます。治療費が長期にわたることを考えると、痛みを増やさない環境への投資は早いほど意味を持ちます。

  • シリコン・ガラス・UV・DogGripCoatの4種類から最適な提案
  • 中間マージンゼロの直接取引で適正価格
  • 最大30年保証。子猫期からシニア期まで一生をカバー
  • 養生・ゴミ除去・1㎡ごとのツヤ確認まで下地処理を徹底
  • 見積もり・相談・現地調査・サンプル・床材判定すべて無料

コーティングの仕上がりは、塗る前の下地処理でほぼ決まります。ピュアコートの職人は自分の家に施工するつもりで床のゴミひとつまで取り除いてから塗布するのがこだわり。長期保証を掲げられるのは、この見えない工程に手を抜かないからです。

まずは無料サンプルとご相談から

DogGripCoatとシリコンのサンプルで、愛猫の歩き方の違いを確かめてみてください。床材判定も無料なので、いまのフローリングに施工できるかもあわせて確認できます。施工特典として豪華4点特典もご用意しています。

スコティッシュフォールドの床対策に関するよくある質問

フロアコーティングで骨軟骨異形成症は予防できますか?

できません。骨軟骨異形成症は軟骨の形成に関わる遺伝子の異常による病気で、根治する治療法もありません。床の対策は治療や予防の代わりにはならないことを、まず正しく理解しておく必要があります。一方で、滑りにくい床材への変更は愛猫のQOLを守る家庭でのケアとして挙げられており、痛みのある関節に余計な負担をかけない環境づくりとして意味があります。

スコ座りをよくしますが、病院に行くべきでしょうか?

スコ座りは、膝関節に痛みがあって膝を曲げられないためだと考えられています。折れ耳のスコティッシュフォールドは骨軟骨異形成症を発症するとされているため、元気に見えても一度検査を受けておくことがすすめられています。気になる場合は早めに動物病院で相談してください。

いまは元気で症状がありません。床対策は必要ですか?

症状が出ていない間も病気は進行しているとされ、老猫になって筋肉量が落ちると強い痛みとともに再び症状が現れると指摘されています。動きやすい床は筋肉を維持する助けにもなるため、元気なうちから整えておくことに意味があります。

立ち耳のスコティッシュフォールドでも対策は必要ですか?

立ち耳の子は発症しても軽度であることが多いとされますが、猫は本能的に高い場所へ登り、着地の衝撃を手首や足首で受け止めます。関節への負担を減らす環境づくりは、猫種を問わず有効です。

施工中、猫が怖がらないか心配です。

施工中は別室でお過ごしいただくなど、猫ちゃんの性格やご家庭の状況に合わせた進め方をご相談しています。無料の現地調査の際に、動線や着地ポイントとあわせて当日の過ごし方もご案内していますので、気になる点は事前にお伝えください。

まとめ|治せない病気だからこそ、暮らしを整える
  • 骨軟骨異形成症は遺伝性で、折れ耳のスコティッシュフォールドは発症するとされる
  • 根治する治療法はなく、痛みを和らげ進行を遅らせる管理が生涯続く
  • 「スコ座り」は膝の痛みのサインと考えられている
  • 床は治療の代わりにはならないが、QOLを守る家庭のケアとして推奨されている
  • 選ぶならDogGripCoatかシリコンを軸に、サンプルで着地と歩き出しを確認

病気そのものは変えられなくても、その子が過ごす床は変えられます。痛みを増やさない毎日のために、まずは無料サンプルと床材判定からご相談ください。

目次