
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。
さくら建設のラグラスを手に入れたみなさん、おめでとうございます。外観のデザインに惹かれて選ばれた方も多いのではないかと思います。

床材が何なのか調べても出てきません。コーティングして大丈夫でしょうか。
出てこないのが当然です。さくら建設は「同じ家を造らない」を分譲のポリシーに掲げている会社で、床材も1棟ごとに変わります。
しかも仕様はWebで公開されておらず、ショールームでの提案が前提です。だからこそ現物を見て判定するのが確実な進め方になります。
この記事では月300件以上を施工する専門店ピュアコートが、床材の確かめ方、タイプ別の相性、費用の抑え方、そして施工をおすすめしないケースまで正直にお伝えします。



1棟ごとに違うと聞くと不安になりますが、確かめる方法はあります。順に見ていきましょう。
1995年設立、川崎市宮前区に本社を置く分譲デベロッパーです。開発設計から土木造成、建築設計、建築、リフォームまで自社で一気通貫という珍しい体制を持っています。
| 会社名 | さくら建設株式会社(1995年3月設立) |
|---|---|
| 本社 | 川崎市宮前区犬蔵(ショールーム併設・完全予約制) |
| 資本金 | 3,000万円/代表取締役 白井重雄 |
| 分譲ブランド | LAGRAS(ラグラス) |
| 実績 | 住宅分譲 約5,000棟 |
| 資格 | 宅建業 神奈川県知事(3)第27962号/特定建設業 神奈川県知事(特-5)第77377号/一級建築士事務所 第16115号 |
注目したいのは建設業許可が特定建設業である点です。下請への発注金額が大きい元請案件を扱える区分で、分譲住宅だけを手がける会社では珍しい登録になります。
ラグラスの分譲ページには「同じ家を造らない」というポリシーが掲げられています。街の立地や周辺環境に合わせて、外観も間取りも設備も色合いも個別に設定するという考え方です。
外観のスタイルが5種類あるということは、内装の色柄もそれに合わせて変わるということです。床材が1棟ごとに違う理由が、ここにあります。
公開されていません。公式サイトに標準仕様のページ自体が存在しないためです。カタログPDFもなく、メーカー名や製品名を調べる手がかりがありません。
これは情報が不足しているのではなく、会社の方針です。ショールームでの提案を前提にしているため、Webに載せる意味がないという設計になっています。
床材が分からないまま種類を選ぶと、相性の悪い塗膜を入れてしまうリスクがあります。ラグラスの物件は現物を見て判定するところから始める必要があります。
メーカーが非公開でも、悲観する必要はありません。分譲住宅で採用される床材は複合フローリングにほぼ限られるためです。タイプさえ分かれば相性は判断できます。
| 床材タイプ | 表面 | 傷の直し方 | 相性のよい種類 |
|---|---|---|---|
| シートフローリング | 樹脂シート | 補修できない | ガラス/シリコン |
| 突板フローリング | 薄い天然木 | ほぼできない | ガラス |
| クッションフロア | 塩ビ系 | 張り替え | 施工対象外 |
いずれのタイプも傷が入ると元に戻せないという共通点があります。無垢材のように削って直す方法が使えないため、塗膜を一枚足しておく価値が出てきます。
ラグラスの5つの外観スタイルは、内装の色柄にもつながっています。南欧やプロヴァンス系なら明るい色、アーバンやモダン系なら濃い色が入ることが多くなります。
ここで気をつけたいのが濃い色の床です。濃色の床は傷が白く見えるため、浅い傷でも目立ちます。アーバン系やモダン系のスタイルを選ばれた方ほど、守る意味が大きくなります。
さくら建設は仕様提案をショールームで行う会社です。担当者に床材の品番を聞くのが最短で、購入時の書類にも記載があります。
数枚離れた床板を見比べます。まったく同じ木目が別の板に出ていればシート系です。印刷なので柄が一定の間隔で繰り返されます。
床を1枚撮って送っていただければ、ピュアコートが無料でタイプを判定します。木目の入り方と手触りでほぼ見分けられます。
迷ったらガラスコーティングが基準です。硬度が高く傷に強いうえ、光沢が控えめでスタイルごとに作られた内装の印象を変えません。
| 種類 | 仕上がり | 保証 | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| ガラス | 自然なツヤ | 20年 | デザインの雰囲気を変えずに守りたい |
| UV | 高光沢 | 30年 | 耐久性を最優先したい |
| シリコン | 程よいツヤ | 20年 | 水回りや費用重視で選びたい |
| DogGripCoat | 自然なツヤ | 30年 | 犬と暮らしている |
ラグラスは5つの外観スタイルがあるため、内装の雰囲気に合わせて仕上がりを選べます。目安を挙げます。



デザインが気に入って買った家なので、雰囲気は変えたくありません。



それならガラスです。光沢が控えめなので、見た目はほぼそのままで傷への強さだけを足せます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 傷や水濡れから床を長期間守れる ワックスがけから解放される 濃色の床でも傷が目立ちにくくなる 売却時の内装評価にプラスに働く | 初期費用が10万円から40万円ほどかかる 一度施工すると簡単には剥がせない 床材によって施工できない種類がある 業者の腕で仕上がりに差が出る |
全室で12万円から45万円が目安です。ラグラスの物件は建物面積が100㎡前後で、一般的な建売より一回り広めになります。
川崎市高津区のラグラス宮崎台5は建物面積99.95〜102.06㎡、土地面積125.28〜147.99㎡で3〜4LDKという構成です。施工面積はおおむね55〜75㎡と見ておくとずれません。
| 種類 | LDKのみ(約22㎡) | 1階全体(約35〜45㎡) | 全室(約55〜75㎡) |
|---|---|---|---|
| シリコン | 6〜9万円前後 | 9〜16万円前後 | 12〜22万円前後 |
| ガラス | 8〜12万円前後 | 13〜22万円前後 | 17〜33万円前後 |
| UV | 10〜16万円前後 | 17〜30万円前後 | 23〜45万円前後 |
| DogGripCoat | ガラス系に準ずる価格帯(施工範囲により変動) | ||
※業界一般の目安です。間取りや施工範囲、床材によって変わるため、正確な金額は無料見積もりでご確認ください。
不動産会社やオプション会経由で申し込むと、紹介料や中間マージンが上乗せされます。同じ塗料で同じ職人が施工しても、経由するだけで2割から3割高くなることがあります。
ピュアコートは直接取引のみなので仲介コストが乗りません。見積書には施工面積の根拠と下地処理・養生費まで記載しています。
この金額は単体で見れば安くありません。判断しやすくするために、何もしなかった場合に10年後に残る選択肢を並べます。
2つめは「同じ家を造らない」会社ならではの事情です。大量供給の建売なら同じ床材を取り寄せられますが、1棟ごとに違う家では難しくなります。
います。専門店として、全員におすすめはしません。
現地を見たうえで「必要ありません」とお伝えすることもあります。
デザインで選んだ家ほど、床の状態がそのまま家の印象になります。外観のスタイルにこだわった分譲だからこそ、内側も揃えておく意味があります。
判断材料としてもうひとつ。さくら建設の保証は住宅瑕疵担保責任保険が10年、地盤保証が10年で、20年の保証点検も用意されています。
| 対象 | 内容 |
|---|---|
| 住宅瑕疵担保責任保険 | 10年 |
| 地盤保証 | 10年 |
| 保証点検 | 20年 |
| 床の傷 | 保証の対象外 |
いずれも構造や地盤に関わるものです。日々の暮らしでつく床の傷は、住む側が守る領域として残ります。



正直、営業されるのが怖くて相談をためらっています。



見積もりのあとにこちらから追いかけることはしません。必要ないと判断されたら、そのままで大丈夫です。
おすすめは引渡し後すぐ、入居前です。家具がない状態なら床全面を一度に施工でき、仕上がりのムラが出ません。
床の写真か購入時の書類をお送りください。床材を判定し、施工範囲と金額をまとめてご案内します。現地調査とサンプルも無料です。
1棟ごとに床材が変わる分譲なので、実物で密着を確かめてから種類を決めます。部屋ごとに使い分ける場合も、この段階で範囲を確定します。
養生と下地処理から始め、1㎡ごとにツヤを確認しながら仕上げます。完了後は一緒に仕上がりを確認していただきます。
仕上がりの品質は塗る前の工程でほぼ決まります。新築の床にも建築時の粉塵が残っているため、除去を丁寧にやるかどうかで数年後の状態が変わります。
できます。さくら建設は仕様をWebで公開していませんが、実物で密着テストを行えば施工可否は判断できます。床の写真を送っていただければ、タイプの判定は無料です。
違う可能性があります。さくら建設は「同じ家を造らない」を分譲のポリシーに掲げ、外観も間取りも設備も個別に設定しています。ご自宅の床で判断するのが確実です。
光沢を抑えたガラスなら、色味はほぼ変わりません。むしろ濃色の床は浅い傷が白く見えて目立つため、塗膜で守っておく効果が大きく出ます。サンプルで実物を見比べていただけます。
できます。施工対象は踏み面と段鼻の部分で、側面と蹴込みは対象外です。階段は家の中でも摩耗しやすい場所なので、居室と一緒に施工しておくと見た目が揃います。
ロフトやグルニエ、クッションフロアは施工対象外です。洗面所やトイレの床がクッションフロアの場合、その部屋は施工範囲から外れます。
できます。熱に対応した種類を選ぶ必要があるため、床暖房の有無を事前にお知らせください。対応していない塗膜はひび割れの原因になります。
むしろ早めがおすすめです。引渡し日が決まった時点でご相談いただければ、引渡しから引越しまでの間に施工日を入れられます。この期間に施工できると、家具の移動費がかからず仕上がりも安定します。
床材を調べても出てこなかったのは、情報が足りないからではありません。さくら建設が「同じ家を造らない」を分譲のポリシーに掲げているからです。外観も間取りも設備も1棟ごとに設定する会社なので、床材も揃っていません。
だから判断の順番はシンプルです。カタログを探すのをやめて、ご自宅の床を見る。それだけで話が進みます。分譲住宅で使われる床材は複合フローリングにほぼ限られるので、タイプさえ分かれば相性は判断できます。
頼む先を選ぶときは、2つ見てください。ひとつは施工前に実物で密着テストをするかどうか。床材が1棟ごとに違う以上、確かめずに請ける会社は避けたほうが安全です。もうひとつは見積書に施工範囲と対象外まで書いてあるかどうか。階段の側面やクッションフロアは対象外なので、曖昧だと金額がずれます。
最初の一歩は、床を1枚撮って送るだけです。それだけで床材の判定と、合う種類、費用の目安までお返しします。見積もり、現地調査、サンプル、床材判定はすべて無料で、そのあとこちらから追いかけることもしません。