
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。
ルーク・リアルエステートで横浜の新築一戸建てを手に入れたみなさん、おめでとうございます。インプレッシヴタウンやインプレッシヴホームの引渡しを控えて、床のコーティングをどうするか迷っていませんか。

営業さんに勧められたけど、10万円以上するし本当に必要なのかな…。
ルーク・リアルエステートの標準床材はワックスが効かないシート系フローリング。傷が入ると元に戻せないため、入居前のコーティングが最も効果的です。
ただしこの床材は密着が難しく、業者によっては施工を断られることがあります。どこに頼むかで仕上がりが変わります。
この記事では月300件以上を施工する専門店ピュアコートが、床材の見極め方から費用の抑え方、そして施工をおすすめしないケースまで正直にお伝えします。



コーティングなしでも大丈夫なケースもあります。判断の基準まで包み隠さずお話ししますね。
横浜を地盤に、土地の仕入れから設計・施工までを自社で手がける分譲デベロッパーです。まず会社の輪郭をひと目で押さえておきましょう。
| 会社名 | 株式会社ルーク・リアルエステート(2010年設立) |
|---|---|
| 本社 | 横浜市中区港町 |
| 主なブランド | インプレッシヴタウン/インプレッシヴホーム |
| 分譲エリア | 横浜市(南区・旭区・金沢区・青葉区・緑区ほか)/川崎・藤沢・町田 |
| 建物の規模 | 建物面積30坪前後、4LDKが中心。全棟木造 |
| 販売実績 | 258棟 |
| 資格 | 国土交通大臣免許/一級建築士事務所(神奈川県知事 第16924号) |
自社で仕様を組み立てる会社なので、採用される床材のパターンはある程度決まっています。物件名と床の写真を伺えば、施工プランをその場でご提案できます。
横浜・川崎エリアの分譲住宅は依頼の中心で、駅徒歩圏の2階建てから狭小地の3階建てまで実績を積み重ねてきました。
引渡し前でも引渡し後でも対応できます。日程の相談だけでも構いません。
大建工業と永大産業の2社です。同社が公開している設備仕様書に、製品名と品番まで記載されています。
物件情報のページには書かれていないため、購入者が自力で気づくのは難しい部分です。採用場所ごとに整理しました。
| 採用場所 | 製品名 | 表面 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 居室・LDK | 大建工業 ルームアートJA | 特殊オレフィンシート | 12mm厚。7色展開 |
| 居室・LDK | 永大産業 アトムフィットGM | シート | 樹種ごとのエンボス。8柄 |
| キッチン・洗面 | 大建工業 サニーアート | 特殊オレフィンシート | 石目柄。床暖房対応 |
| トイレ | 永大産業 リアルフィニッシュアトム | シート | 幅455mmで便器周りに継ぎ目が出ない |
| 階段 | 大建工業 ieria/永大 シート化粧階段 | シート | 床材と色柄を揃える設計 |
どちらのメーカーが入るかは物件によって変わります。共通しているのは、表面がすべて樹脂シートで、無垢材や突板は使われていないという点です。
基材の上に木目を印刷した樹脂シートを貼り合わせた構造です。見た目が均一で水拭きしやすい反面、構造からくる弱点があります。
無垢や挽板なら表面を削って直せますが、シート材にその手は使えません。傷が入った時点で、その傷とつきあうことになります。
大建工業の仕様書には、ルームアートJAとサニーアートのどちらにも「ワックス不要」と明記されています。手間が省けて助かる表記ですが、意味を取り違えると危険です。
「ワックス不要」はかけなくてよいではなく、かけても効果が出にくいという意味に近い表記です。傷に強いという意味ではありません。
ルームアートJAにはスクラッチガードとステンガードという表面加工が施され、すり傷や汚れの付着を抑える設計になっています。ただし想定しているのは日常の軽い摩擦です。椅子の脚を引きずったときや、ペットが走ったときの深い傷までは防ぎきれません。
つまりシート床には、最初から密着性を設計されたフロアコーティング以外に、表面を守る手段がほとんど残っていません。



ワックス不要って聞いて、逆に安心していました…。



手入れが要らないのは本当です。ただ「守られている」わけではないので、そこは分けて考えてください。
気をつけたいのは、ルームアート系の床材が環境に配慮した特殊な表面処理を持つ点です。エンボス加工による細かい凹凸もあり、コーティング剤の密着とムラの管理が難しくなります。対応ノウハウのない業者では施工を断られることがあります。
裏を返せば、ルーク・リアルエステートの物件はどの業者に頼むかで仕上がりが大きく変わるということです。ピュアコートでは事前の密着テストと床材専用の下地処理を徹底し、施工できる種類だけをご提案します。他社で断られたあとのご相談も承ります。
内覧会や引渡しの場で、道具なしで確認できます。
数枚離れた床板を見比べます。まったく同じ木目が別の板に出ていればシート系です。印刷なので、柄が一定の間隔で繰り返されます。
床の端や見切り材のそばで、板の側面が見える場所を探します。表面の木目と側面の木目がつながっていなければ、表面だけ別素材を貼った複合フローリングです。
確実なのは書面です。ルーク・リアルエステートは公式サイトで設備仕様書を公開しているため、担当者に該当ページを聞けば品番まで分かります。
判別が難しければ、床を1枚撮って送っていただければ無料で判定します。木目の入り方と手触りで、タイプはほぼ見分けられます。
迷ったらガラスコーティングが基準になります。硬度が高く傷に強いうえ、光沢が控えめでシート床の木目柄の印象を変えないためです。
| 種類 | 仕上がり | 保証 | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| ガラス | 自然なツヤ | 20年 | いまの見た目を変えずに守りたい |
| UV | 高光沢 | 30年 | 耐久性を最優先したい |
| シリコン | 程よいツヤ | 20年 | 水回りや費用重視で選びたい |
| DogGripCoat | 自然なツヤ | 30年 | 犬と暮らしている |
良い面だけでは判断できません。両方を並べます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 傷や水濡れから床を長期間守れる ワックスがけから解放される ツヤや防滑を暮らしに合わせて選べる 売却時の内装評価にプラスに働く | 初期費用が10万円から40万円ほどかかる 一度施工すると簡単には剥がせない 床材によって施工できない種類がある 業者の腕で仕上がりに差が出る |
デメリットの大半は、床材との相性確認と業者選びでカバーできる範囲に収まります。
4種類から選ぶと迷います。次の順番で絞ると決めやすくなります。
部屋ごとに種類を変えることもできます。居室はガラス、水回りはシリコンという組み合わせも選べます。



せっかく気に入って選んだ木目なので、見た目は変えたくありません。



それならガラスです。光沢が控えめなので、見た目はほぼそのままで傷への強さだけを足せます。
ルーク・リアルエステートの3階建ては、いずれも土地80㎡未満の狭小地に建てられています。横浜市内の物件では2割弱を占め、住宅・土地統計調査による横浜市の一戸建て全体(約1割が3階建て以上)と比べて高い水準です。
3階建ては階段が2つあり、家の中でいちばん傷みやすい場所になります。施工範囲を整理しました。
| 箇所 | 施工可否 |
|---|---|
| 階段の踏み面・段鼻 | 施工できます |
| 階段の側面・蹴込み | 対象外です |
| ロフト・グルニエ | 対象外です |
| クッションフロア | 対象外です |
見積もりの段階でこの範囲をはっきりさせておくと、あとから金額のずれが起きません。ピュアコートの見積書には施工面積の根拠と下地処理・養生費まで記載しています。
全室で10万円から40万円が目安です。ルーク・リアルエステートの物件は建物面積が30坪前後に揃っており、施工面積はおおむね50〜70㎡に収まります。
横浜市内の物件で見ると建物面積は86㎡から110㎡の範囲で、中央値は約99㎡です。アットホームが公表している横浜市・川崎市の新築戸建の平均建物面積が99.9㎡(2026年6月)なので、市場のボリュームゾーンとほぼ同じ広さになります。
| 種類 | LDKのみ(約20㎡) | 1階全体(約30〜40㎡) | 全室(約50〜70㎡) |
|---|---|---|---|
| シリコン | 5〜8万円前後 | 7〜13万円前後 | 10〜20万円前後 |
| ガラス | 7〜11万円前後 | 10〜18万円前後 | 15〜30万円前後 |
| UV | 9〜14万円前後 | 13〜24万円前後 | 20〜40万円前後 |
| DogGripCoat | ガラス系に準ずる価格帯(施工範囲により変動) | ||
※業界一般の目安です。間取りや施工範囲、床材によって変わるため、正確な金額は無料見積もりでご確認ください。
不動産会社やオプション会経由で申し込むと、紹介料や中間マージンが上乗せされます。同じ塗料で同じ職人が施工しても、経由するだけで2割から3割高くなることがあります。



オプション会の見積もりが妥当なのか、比べる相手がいなくて分かりません。



相見積もりを取っていただいて構いません。うちの見積書は面積の根拠まで書いてあるので、比較の物差しに使えます。
ピュアコートはお客様との直接取引のみなので、仲介コストが乗りません。
3つめについては、後から追加すると1回あたりの単価が上がる面もあります。総額と優先順位を見比べたうえで判断してください。
10万円から40万円という金額は、単体で見れば安くありません。判断しやすくするために、何もしなかった場合に10年後に残る選択肢を並べてみます。
つまり10年後に取れる手は、傷を受け入れて住み続けるか、床を張り替えるかの二択になります。
入居前のコーティングが最も安く済むのは、家具がなく、床が新品で、下地処理が最小限で終わるからです。この差をどう見るかは、住む年数によって変わってきます。
います。専門店として、全員におすすめはしません。
現地を見たうえで「必要ありません」とお伝えすることもあります。
ひとつでも当てはまるなら、傷が入ると戻せないシート床の弱点をそのままにするのはもったいない状態です。
もうひとつ、判断材料になる事実があります。ルーク・リアルエステートが公表している保証を並べます。
| 対象 | 保証期間 |
|---|---|
| 地盤 | 20年 |
| 防水 | 10年 |
| 防蟻 | 5年 |
| 床・内装の傷 | 保証の対象外 |
引渡し前には第三者機関による6項目の検査も実施されます。ただし対象はいずれも配筋や金物、防水といった構造部分です。
建物の骨格が20年守られる家で、床だけは引渡し初日から無防備という状態になります。日々の暮らしでつく床の傷は、住む側が守る領域として残ります。



正直、営業されるのが怖くて相談をためらっています。



見積もりのあとにこちらから追いかけることはしません。必要ないと判断されたら、そのままで大丈夫です。
おすすめは引渡し後すぐ、入居前のタイミングです。家具がない状態なら床全面を一度に施工でき、仕上がりのムラが出ません。
ルーク・リアルエステートは建築中の段階から販売する物件が多く、完成予定の時期が先に決まっています。引渡し日が見えた時点でご相談いただくと、日程を押さえやすくなります。
床の写真か設備仕様書をお送りください。床材を判定し、施工範囲と金額をまとめてご案内します。現地調査とサンプルも無料です。
シート床は密着の相性を確認してから種類を決めます。部屋ごとに使い分ける場合も、この段階で範囲を確定します。
養生と下地処理から始め、1㎡ごとにツヤを確認しながら仕上げます。完了後は一緒に仕上がりを確認していただきます。
仕上がりの品質は塗る前の工程でほぼ決まります。新築の床にも建築時の粉塵が残っているため、除去を丁寧にやるかどうかで数年後の状態が変わります。エンボスの凹凸を持つシート床では、この差がとくに出ます。
ワックス不要はかけても効果が出にくいという意味に近く、傷に強いという意味ではありません。表面加工は日常の軽い摩擦を想定したもので、椅子の脚やペットの爪による深い傷は防げません。守る手段としてはコーティングが現実的な選択肢になります。
ルームアート系の床材は表面処理とエンボスの凹凸があり、密着とムラの管理に対応ノウハウが要ります。ピュアコートは事前の密着テストを行ったうえで、施工できる種類だけをご提案します。他社で断られたあとのご相談も承ります。
踏み面と段鼻の部分が施工対象で、側面と蹴込みは対象外です。3階建ては階段が2つあり傷みやすい場所なので、施工範囲を見積書で確認したうえでご判断ください。
ロフトやグルニエ、クッションフロアは施工対象外です。洗面所やトイレの床がクッションフロアの場合、その部屋は施工範囲から外れます。
できます。熱に対応した種類を選ぶ必要があるため、床暖房の有無を事前にお知らせください。対応していない塗膜はひび割れの原因になります。
むしろ早めがおすすめです。引渡し日が決まった時点でご相談いただければ、引渡しから引越しまでの間に施工日を入れられます。この期間に施工できると、家具の移動費がかからず仕上がりも安定します。
紹介料と中間マージンが乗らないためです。オプション会や紹介経由の場合、同じ施工内容でも2割から3割高くなることがあります。ピュアコートは直接取引のみで受け付けています。
ここまで読んで、ご自身がどちらなのか見えてきたでしょうか。数年で手放す予定なら、見送って構いません。10年以上住むつもりなら、話は変わります。シート床は傷が入ると戻せないので、傷がついてからでは打つ手がなくなるからです。
迷っている段階でも問題ありません。まず床材を確かめるところまでやって、それから決めても遅くないからです。むしろ床材が分からないまま種類を選ぶほうが失敗します。
業者を選ぶときは、2つだけ見てください。ひとつは施工前に密着テストをするかどうか。ルームアート系は塗れる塗れないが分かれる床材なので、確かめずに請ける会社は避けたほうが安全です。もうひとつは見積書に施工範囲が書いてあるかどうか。階段の側面やクッションフロアは対象外なので、そこを曖昧にしたままだと金額がずれます。
最初の一歩は、床を1枚撮って送るだけです。それだけで床材の判定と、合う種類、費用の目安までお返しします。見積もり、現地調査、サンプル、床材判定はすべて無料で、そのあとこちらから追いかけることもしません。引渡し日が決まっている方は、日程が埋まる前にご相談ください。