
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。
夏の午後、フローリングにぺたんと腹ばいになって動かない。冬は日の当たる窓辺の床で丸くなっている。ペルシャと暮らしていると、この猫にとって床は歩く場所というより、くつろぐ場所なのだと感じることが多いはずです。高い所を飛び回るタイプではないぶん、床の状態がそのまま毎日の居心地を左右します。
この記事では、ペルシャ(チンチラ)が「床が寝床になる猫」である理由と、暑さが苦手な短頭種にとっての夏の床、長い被毛と床の清潔さの関係、かかりやすい病気と床の関係、ペルシャに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。
フロアコートアドバイザーペルシャの飼い主さんからは、滑り対策より「抜け毛の掃除を楽にしたい」「夏に床で寝ているからマットを敷きたくない」というご相談を多くいただきます。床で過ごす時間が長い猫ならではの悩みです。
ペルシャは、紀元前の遺跡に記録が残るほど古いとされる猫種のひとつです。豊かな長い被毛と平らな顔立ちが特徴で、穏やかでおっとりした性格で知られています。
「チンチラ」と呼ばれる猫は、別の猫種ではなくペルシャの毛色のバリエーションです。シルバーやゴールデンなど明るい毛色で、毛質が軽く、アイラインがはっきりしているのが特徴。体型や暮らし方の注意点はペルシャと共通なので、この記事ではまとめてペルシャとして扱います。
子猫のうちは活発でも、大人になると活発に動くことも鳴くことも少なくなるのがペルシャです。頭部が大きくずんぐりした体型に、短くて骨太の脚。体重は3〜5.5kgほどで、キャットタワーの上より、床やソファの上でゆったり過ごす時間が長くなります。
つまりペルシャにとって床は、移動のための通路である以上に、寝そべり、体を冷やし、毛づくろいをする生活の場です。床を選ぶときも、滑りにくさだけでなく「寝床としての床」という視点が必要になります。
成猫になると運動量が大きく減り、短く骨太の脚でずんぐりした体を支えて床の上でくつろぐ時間が長くなる。床は通路である以上に寝床であり、涼み場であり、毛づくろいの場所。滑りにくさに加えて、涼しさと清潔さが床選びのポイントになります。
ペルシャは鼻が短い短頭種で、暑さがとても苦手な猫種です。夏場は熱中症への注意が欠かせません。そんなペルシャが夏によく選ぶ場所が、ひんやりしたフローリングの上です。
猫は人のように全身で汗をかけないため、体の熱を逃がす手段が限られています。鼻の通り道が狭い短頭種は呼吸で熱を逃がすのも得意ではありません。お腹を床につけて寝そべるのは、床の冷たさで体を冷やそうとしているサインでもあります。
フローリングの傷や汚れが気になると、マットやカーペットを敷きたくなるものです。ただ、布製の敷物は熱をため込みやすく、ペルシャが体を冷やせる場所を減らしてしまいます。長い被毛が敷物の繊維に絡みやすく、抜け毛の掃除が大変になるのも難点でしょう。
フロアコーティングは、床の表面にごく薄い塗膜をつくるものです。敷物のように床を覆い隠すわけではないので、フローリングのひんやりした感触はほとんどそのまま残ります。傷や汚れから床を守りながら、夏の涼み場はそのまま残せる。これがペルシャの家でマットよりコーティングをおすすめする理由のひとつです。
ただし、床の冷たさだけで熱中症は防げません。夏場はエアコンで室温を管理することが基本です。床は、エアコンの効いた部屋の中で猫が自分で体を冷やせる場所を残しておく、という位置づけで考えてください。



現地調査では、夏にペルシャがよく寝そべっている場所もうかがっています。北側の廊下や玄関ホールの床が定位置という子も多いので、リビングだけでなくそうした場所も施工範囲の候補に入れています。
ペルシャの被毛は長く密で、理想は1日1回のブラッシングとコーミングとされるほど手入れが欠かせません。床に寝そべる時間が長い猫なので、この被毛は床と直接触れ続けることになります。
床に落ちたホコリや髪の毛、食べこぼし。短毛の猫なら気にならない程度の汚れでも、ペルシャの長い毛には絡みつきます。床がきれいに保たれているほど、ブラッシングで取り除くものも少なくなり、毛玉の原因も減らせるわけです。
ペルシャに多い病気のひとつに、カビの一種が皮膚に感染する皮膚糸状菌症があります。感染した猫の被毛やフケとの接触で広がる病気で、治療は動物病院で行いますが、家庭での環境管理としてこまめな掃除機がけや水拭きを勧める動物病院もあります。抜け毛が落ちる床を拭き掃除しやすい状態にしておけば、こうした管理を毎日続けやすくなるでしょう。
長毛の猫は、毛づくろいで飲み込んだ毛を毛玉として吐き戻すことがあります。無塗装のフローリングでは、吐いたものが木目や継ぎ目に染み込んで跡が残ることも。表面に塗膜のある床なら、汚れが染み込みにくく、さっと拭き取れます。
寝そべるたびに床のホコリや汚れが長い被毛に絡む。皮膚糸状菌症では、こまめな掃除機がけや水拭きが家庭での環境管理として勧められている。毛玉の吐き戻しも染み込む前に拭き取れる。拭き掃除のしやすい床は、ペルシャのお手入れ全体を楽にします。
ペルシャで注意したい病気として挙げられるのは、短頭種気道症候群、多発性嚢胞腎、尿石症、眼瞼内反症や流涙症などの目の病気、皮膚糸状菌症などです。床で減らせることと減らせないことを分けておきます。
多発性嚢胞腎は腎臓にたくさんの嚢胞ができる遺伝性の病気で、ペルシャに多いことで知られています。短頭種気道症候群は鼻や喉の構造による呼吸の病気、流涙症や眼瞼内反症は目の病気です。どれも床を変えても予防や進行の抑制はできません。定期的な健康診断と、目のまわりの日々のお手入れが基本です。
フロアコーティングが担えるのは、夏の涼み場を敷物でふさがずに残すこと、抜け毛やホコリを拭き取りやすくして環境管理を続けやすくすること、少ない移動の一歩を滑らせないことの3つです。どれも病気を治すものではなく、暮らしの負担を減らす環境づくりにとどまります。
多発性嚢胞腎、短頭種気道症候群、目の病気は床では予防も進行抑制もできない。皮膚糸状菌症も治療は動物病院で行う。床が担えるのは、夏の涼み場を残すこと、掃除を続けやすくすること、少ない移動の一歩を安定させることの3つです。
ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。どれも塗膜が薄く、床のひんやり感をほぼ変えない点は共通しています。ペルシャの場合は、足元の安定と掃除のしやすさのどちらを重視するかで選びます。
| 種類 | 滑りにくさ | 耐久性の目安 | ペルシャとの相性 |
|---|---|---|---|
| DogGripCoat | ◎ | 約10年 | 足元の安定を最優先するなら。犬用の名前だが猫にも対応 |
| シリコン | ◎ | 約10年 | グリップと深いツヤを両立。寝そべる床の見た目も重視したい方に |
| UV | ○ | 約20年 | 硬い塗膜で汚れに強く、長く掃除のしやすさを保ちたい方に |
| ガラス | △ | 約20年 | 汚れが染み込みにくくワックス不要。滑り対策としては優先度低め |
運動量が少ないとはいえ、トイレやごはんへの移動、ソファの上り下りはペルシャにもあります。短い脚でずんぐりした体を支える体型に加え、長い被毛が肉球の間まで伸びると、フローリングでは踏ん張りがききにくくなります。大人になって太りやすくなる猫種でもあるので、少ない移動の一歩を滑らせないグリップ力はあって損はありません。足裏の毛は月1回を目安に整えてあげてください。
シニア期で動きがゆっくりになり、滑りより抜け毛や汚れの掃除が一番の悩みという場合は、硬い塗膜で汚れに強いUVやガラスも十分に候補になります。どの種類でもワックスがけは不要になり、日々の掃除は掃除機と水拭きで済むようになります。
迷ったら、無料サンプルで比べるのが早いです。ピュアコートではサンプルを無料でお送りしていて、手触りや寝そべったときの様子を見てから決められます。



ペルシャのお宅では、サンプルを夏の定位置に置いてみてもらうことがあります。いつも通りに寝そべってくれるなら、その床が気に入っている証拠。滑りにくさと合わせて、猫ちゃん自身の反応も判断材料にしてください。
猫がいるので床の爪傷対策をしたい、というご要望で、タクトホームの新築戸建てにガラスコーティングと水回りコーティングを施工しました。ご説明したのは、ペットの爪傷を100%防ぐことはできないこと、そして傷対策はコーティングだけでなく足拭きや爪のお手入れも大切だという点です。床の表面に保護膜をつくることで細かな傷を軽減し、摩耗の進行を遅らせて、入居時のきれいな床を長く保てます。
犬や猫を迎える予定のご家族から、床の傷や汚れ対策のご依頼をいただきました。ケイアイスター不動産の新築戸建てで、家具搬入前にリビング・洋室・納戸・キッチンへガラスコーティングを施工しています。汚れが染み込みにくく、ワックスがけも不要になるため、日々の掃除の負担が軽くなるのが特徴。抜け毛の多い長毛猫と暮らすお宅にも向いた選び方です。
ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、ペルシャとの長い暮らしをまるごとカバーできます。
ペルシャの場合は、滑り対策に加えて「寝床としての床」を整える意味があります。夏の涼み場を敷物でふさがずに済み、長い被毛が拾うホコリや抜け毛も拭き取りやすい床になるからです。少ない移動の一歩を安定させる効果もあります。
ほとんど変わりません。フロアコーティングは床の表面にごく薄い塗膜をつくるもので、マットやカーペットのように床を覆わないからです。ただし熱中症対策の基本はエアコンでの室温管理なので、床の冷たさだけに頼らないでください。
予防はできません。治療は動物病院で行う病気です。ただ、家庭での環境管理としてこまめな掃除機がけや水拭きが勧められており、拭き掃除しやすい床はその管理を続けやすくします。
はい。チンチラはペルシャの毛色のバリエーションで、体型や暮らし方の注意点は共通です。毛質が軽いぶん抜け毛が舞いやすいこともあるので、掃除のしやすさも重視して選ぶのがおすすめです。
コーティングした床は表面に塗膜があるため、汚れが染み込みにくく、早めに拭き取れば跡が残りにくくなります。無塗装のフローリングのように木目や継ぎ目に染み込む心配が減るので、吐き戻しがあっても慌てずに対応できます。
ペルシャ(チンチラ)は、成猫になると動く量が大きく減り、床の上でくつろぐ時間が長くなる猫です。暑さが苦手な短頭種として夏は床で体を冷やし、長い被毛は寝そべるたびに床のホコリや汚れを拾います。ペルシャにとって床は、通路である以上に寝床です。
多発性嚢胞腎や短頭種気道症候群のように床では防げない病気がある一方で、涼しさ・清潔さ・足元の安定は床で整えられます。足元を重視するならDogGripCoatかシリコン、掃除のしやすさを重視するならUVやガラスも候補に。マットで床を覆うより、床そのものを整えるほうがペルシャの暮らしに合っています。
ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、ペルシャがいつも寝そべる場所に置いて、手触りや猫ちゃんの反応を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。



施工後に「抜け毛がワイパーでまとめて取れるようになった」「夏も床で寝てくれる」と言っていただけるのが、ペルシャのお宅で一番うれしい声です。暮らし方に合わせて施工範囲をご提案しますので、お気軽にご相談ください。