エキゾチックショートヘアのフロアコーティング|床が遊び場になる猫の滑り対策

監修者

フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二

業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

丸めた紙を投げると、短い脚でトコトコ追いかけていく。猫じゃらしを振れば、床の上で体をひねって飛びかかる。エキゾチックショートヘアは、見た目のおっとりした印象より遊び好きな猫です。ただし、その遊びのほとんどは床の上で起きています。ジャンプが得意ではない体型だからです。

この記事では、エキゾチックショートヘアが「床が遊び場になる猫」である理由と、短頭種ならではの遊ばせ方の注意点、かかりやすい病気と床の関係、エキゾチックに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。

フロアコートアドバイザー

エキゾチックの飼い主さんからは「おもちゃを追いかけて滑って、すぐやめてしまう」というご相談をいただきます。短い時間で集中して遊ぶ猫種なので、その短い時間を床で台無しにしないことが大切なんです。

目次

エキゾチックショートヘアは「床が遊び場になる猫」

エキゾチックショートヘアは、ペルシャとアメリカンショートヘアを交配して生まれ、1960年代半ばに独立した猫種です。「短毛のペルシャ」とも呼ばれ、ペルシャ譲りの平らな顔と丸い体に、やや長めの密な短毛をまとっています。

ペルシャの体に、アメショの遊び心

性格はペルシャ譲りの穏やかさが基本ですが、アメリカンショートヘアの血を引くぶん、遊び好きで好奇心旺盛な一面があります。おもちゃや丸めた紙を追いかける遊びが大好きで、飼い主が部屋を移動すると後を追ってくる甘えん坊な子も多い猫種です。

太く短い脚は、ジャンプより床の遊びに向く

体型はずんぐりしたセミコビータイプで、体重は3〜5.5kgほど。脚は太く短く、高いジャンプには向いていません。キャットタワーのてっぺんを目指すより、床を走ったり、床の上でおもちゃに飛びかかったりする遊び方が中心になります。

つまり、エキゾチックの遊びはほぼ床の上で完結します。床が滑れば、遊びそのものが成り立たない。追いかけて、止まって、体をひねって飛びかかる。そのすべての動作が床のグリップにかかっています。

エキゾチックの遊びの特徴

アメリカンショートヘア譲りの遊び好き。ただし脚は太く短く、高いジャンプには向かない。そのため遊びは床の上を走る・止まる・飛びかかる動きが中心になる。床のグリップが、そのまま遊びの質を決める猫種です。

短頭種のエキゾチックは「短い時間でしっかり遊ぶ」

遊び好きな一方で、エキゾチックはペルシャと同じ短頭種です。鼻が短く、長時間の激しい運動は得意ではありません。ここに、この猫種ならではの床との関係があります。

長く激しく遊ぶより、短く集中して遊ぶ

短頭種は鼻の通り道が狭く、呼吸で体の熱を逃がすのも得意ではありません。エキゾチックの遊びは、長時間走り回るより、短い時間に集中して何度か繰り返すスタイルが合っています。1回の遊びが短いからこそ、その数分間にどれだけしっかり動けるかが大事になります。

滑る床では、短い遊び時間が空回りする

おもちゃに飛びかかろうとして踏み切りの足が滑る。追いかけて止まろうとして、そのまま横に流れる。滑る床では、限られた遊び時間の多くが踏ん張り直しに使われてしまいます。うまくいかない遊びが続くと、猫はすぐに興味をなくしてしまうもの。短い脚でずんぐりした体を支えるエキゾチックにとって、踏ん張り直しは足腰の余計な負担にもなります。

口を開けて呼吸していたら、遊びは切り上げる

猫はもともと鼻で呼吸する動物で、口を開けて呼吸するのは何らかの異常のサインである可能性があります。激しく遊んだ直後に数分で治まる程度なら様子を見てもよいとされますが、繰り返す、以前より回数が増えてきたという場合は動物病院で相談してください。歯ぐきが白っぽい・紫っぽい、安静時も呼吸が速いといった様子があれば、すぐに受診が必要です。

短頭種のエキゾチックの遊ばせ方
  • 長時間より、短い遊びを1日に何回かに分ける
  • 暑い日はエアコンで室温を下げてから遊ぶ
  • 口を開けて呼吸し始めたら遊びを切り上げ、繰り返すなら受診する

参考サイト:ナガワ動物病院|猫が口を開けて呼吸している…病院に行くべき?口呼吸の原因と受診の目安

エキゾチックショートヘアがかかりやすい病気と床の関係

エキゾチックで注意したい病気として挙げられるのは、短頭種気道症候群、ドライアイや流涙症などの目の病気、多発性嚢胞腎、慢性腎臓病などです。尿石症のリスクにも気をつけたい猫種とされています。床で減らせることと減らせないことを、ここで分けておきましょう。

呼吸・目・腎臓の病気は床では防げない

短頭種気道症候群は、鼻や喉の構造によって呼吸がしにくくなる病気で、いびきや呼吸困難が見られます。多発性嚢胞腎はペルシャ系に多い遺伝性の腎臓病です。どちらも床を変えても予防や進行の抑制はできません。定期的な健康診断と、目のまわりのお手入れ、しっかり水を飲める環境づくりが基本です。

遊べない猫は太りやすい

運動量がもともと多くない猫種で、遊びが減れば体重は増えやすくなります。体重が増えると、太く短い脚にかかる負担も、短頭種の呼吸への負担も大きくなるもの。体重管理の中心は食事ですが、猫が自分から遊びたくなる環境を保つことも欠かせません。滑らない床は、短い遊びを毎日続けるための土台として間接的に関わります。

遊び好きゆえの誤飲にも注意

好奇心旺盛なエキゾチックは、子猫から若い時期にかけて異物の誤飲が多い点も要注意。床に落ちたヘアゴムや輪ゴム、ひもなどは、遊んでいるうちに口に入れてしまうことがあります。遊び場になる床ほど、小物を置きっぱなしにしないことが大切です。

床で減らせること・減らせないこと

短頭種気道症候群、目の病気、多発性嚢胞腎や慢性腎臓病は、床では予防も進行抑制もできない。床が担えるのは、遊びの中の踏ん張り直しを減らして足腰の負担を抑えることと、短い遊びを毎日続けやすい環境を用意して体重管理を支えることです。

参考サイト:アイペット損保|エキゾチック・ショートヘアの性格、かかりやすい病気を解説!

エキゾチックが床で思いきり遊べる家にする工夫

遊びが床の上で完結する猫種だからこそ、遊び場の整え方ひとつで遊びの質が変わります。床と組み合わせたい工夫をまとめます。

マットの上では、おもちゃも猫も止まってしまう

滑り止めにマットやラグを敷くと、転がしたおもちゃが途中で止まったり、猫が踏み切ったときにマットごとずれたりしがちです。マットの端とフローリングの境目で足を取られることもあります。遊び場は床そのものを滑りにくくして、ボールや丸めた紙が自然に転がる状態を残しておくほうが、エキゾチックは夢中になって遊べるはずです。

おもちゃは「床を横に動かす」のが合っている

ジャンプが得意ではないエキゾチックには、猫じゃらしを高く振り上げるより、床の上を這わせるように動かすほうが向いています。追いかけて、止まって、飛びかかる。この動きを滑らない床の上で繰り返せば、短い時間でもしっかり体を動かせます。

爪と足裏を整えて、グリップを生かす

爪が伸びると、歩くたびに爪が先に床に当たって肉球が浮き、どんな床でも滑りやすくなります。2〜3週間に1回を目安に爪を整えてあげてください。短毛でも密な被毛の猫種なので、肉球の間の毛が伸びていないかもときどき確認を。

フロアコートアドバイザー

エキゾチックのお宅では、リビングの中でも「いつも遊ぶ場所」を先にうかがっています。ソファの前やテレビの前など、猫じゃらしで遊ぶ定位置が決まっていることが多いので、そこを優先して施工範囲をご提案しています。

エキゾチックショートヘアに合うフロアコーティングの選び方

ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。床の上で走る・止まる・飛びかかる動きを受け止めるには、グリップ力で選びます。

スクロールできます
種類滑りにくさ耐久性の目安エキゾチックとの相性
DogGripCoat◎約10年遊びの踏み切りと急停止を最優先で受け止める。犬用の名前だが猫にも対応
シリコン◎約10年柔らかい塗膜が、太く短い脚の踏ん張りを受け止める
UV○約20年爪傷への強さと耐久性を重視するなら
ガラス△約20年傷や汚れの軽減が主目的。滑り対策としては優先度低め

遊びを受け止めるならDogGripCoatかシリコン

おもちゃに飛びかかる踏み切りと、追いかけて止まる瞬間。どちらも足が床をしっかり捉えられるかどうかで結果が変わります。塗膜に柔らかさがあるシリコン系は、肉球が少し沈み込んで引っかかる感覚があり、流れようとする足をその場で受け止めます。DogGripCoatは名前に「Dog」とありますが、猫の肉球にも対応したペット向けの設計です。

密な短毛の抜け毛も、拭けばまとめて取れる

エキゾチックは短毛でも被毛が密で、冬毛が抜ける時期には抜け毛が増えます。コーティングした床は表面がなめらかで毛が絡みにくく、フローリングワイパーでまとめて取りやすいのが利点です。ワックスがけも不要になるので、遊び場の床をきれいに保つ手間も減らせます。

迷ったら、無料サンプルで比べるのが早いです。ピュアコートではサンプルを無料でお送りしていて、実際にエキゾチックに遊んでもらってから決められます。

フロアコートアドバイザー

サンプルの上で猫じゃらしを横に動かして、飛びかかる瞬間の足を見てみてください。踏み切りの足がその場で止まるか、後ろに滑るか。短い遊びの中でも違いがよくわかります。

猫と暮らすお宅でご依頼いただいた施工事例

横浜市南区・新築戸建て・シリコンコーティング|猫が走るたびにツルッと滑る

猫が走ったりジャンプしたりするたびにツルッと滑るのが心配、というご相談でした。シティネットの新築戸建てで、洋室とリビングにシリコンコーティングを施工し、洗面・浴室・キッチン・IHには水回りコーティングを組み合わせています。シリコンコーティングは深いツヤとグリップ性能を両立でき、表面に適度な滑り止め効果が出るのが特徴。床の上で遊ぶ時間が長い猫と暮らすお宅に向いた選び方です。

上尾市・新築戸建て・ガラスコーティング|猫の爪傷をできるだけ抑えたい

猫がいるので床の爪傷対策をしたい、というご要望で、タクトホームの新築戸建てにガラスコーティングと水回りコーティングを施工しました。ご説明したのは、ペットの爪傷を100%防ぐことはできないという点です。コーティングは床の表面に保護膜を作り、細かな傷を軽減して摩耗の進行を遅らせるもの。遊び場になる床ほど爪の跡はつきやすいので、爪のお手入れと合わせて考えることが大切です。

ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、エキゾチックとの長い暮らしをまるごとカバーできます。

エキゾチックショートヘアとフロアコーティングのよくある質問

高い所に登らない猫でも床対策は必要ですか?

エキゾチックの場合はむしろ必要です。ジャンプが得意ではないぶん、遊びのほとんどが床の上で起きるからです。走る・止まる・飛びかかるといった動きが滑る床で空回りすると、遊びが続かず、足腰にも余計な負担がかかります。

短頭種の呼吸の病気はフロアコーティングで予防できますか?

できません。短頭種気道症候群は鼻や喉の構造による病気で、床とは関係がありません。遊んでいて口を開けて呼吸し始めたら切り上げ、繰り返すようなら動物病院で相談してください。

エキゾチックにはどの種類のコーティングが向いていますか?

床の上で遊ぶ猫種なので、グリップ力の高いDogGripCoatかシリコンコーティングが第一候補です。爪の傷や耐久年数を重視するならUVも候補になります。無料サンプルの上で猫じゃらしを横に動かして、飛びかかる足が滑らないほうを選ぶのが確実です。

ペルシャとエキゾチックで床の選び方は違いますか?

基本の考え方は共通ですが、重視するポイントが少し変わります。ペルシャは床でくつろぐ時間が長く、涼しさや清潔さの比重が大きい猫種です。エキゾチックは遊び好きで床の上をよく動くので、グリップ力をより優先して選ぶのがおすすめです。

リビングの一部だけ施工することはできますか?

できます。ソファの前やテレビの前など、いつも遊ぶ場所を優先して施工範囲を決めるお宅も少なくありません。現地調査で猫の遊び場や動線を確認したうえで、必要な範囲と費用をご提案します。

まとめ|エキゾチックショートヘアの床は「遊び場」として選ぶ

エキゾチックショートヘアは、ペルシャ譲りのずんぐりした体にアメリカンショートヘア譲りの遊び心を持つ猫です。脚が太く短くジャンプには向かないため、遊びのほとんどは床の上で起きます。短頭種で長く激しい運動は得意ではなく、短い時間に集中して遊ぶスタイルが合う猫種です。

呼吸や目、腎臓の病気は床では防げませんが、遊びの中の踏ん張り直しは床で減らせます。グリップ重視ならDogGripCoatかシリコンを軸に、施工範囲はいつも遊ぶ場所から考えてください。口を開けて呼吸し始めたら遊びを切り上げることも忘れずに。

ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、遊び場に置いて、エキゾチックが飛びかかる瞬間の足を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。

フロアコートアドバイザー

施工後に「おもちゃを追いかける時間が長くなった」と言っていただけることがあります。滑らなくなると遊びがうまくいくので、猫ちゃんも楽しくなるんですね。気になる方はお気軽にご相談ください。

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