ターキッシュアンゴラが滑る床対策|着地を守るフロアコーティング

監修者

フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二

業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

冷蔵庫の上やドアの上、本棚のいちばん上。気づけば部屋でいちばん高い所から、こちらを見下ろしている。ターキッシュアンゴラと暮らしている方なら、そんな光景はおなじみかもしれません。絹のようになめらかな被毛と細身の体を持つこの猫種は、見た目の優雅さとは裏腹に、走る・跳ぶ・登るが大好きな運動家。そのぶん、高い所から降りた着地の一歩がフローリングで滑ると、細い脚に負担がかかりやすい猫でもあります。

この記事では、ターキッシュアンゴラの体型と性格の特徴、かかりやすい病気と床の関係、細い脚が滑る床で困ること、耳が聞こえにくい白猫や寒さに弱い被毛と床の関係、ターキッシュアンゴラに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。

フロアコートアドバイザー

ターキッシュアンゴラのお宅で現地調査をすると、家具の上に猫ちゃんの通り道ができていることがよくあります。高い所へ上がった分だけ、どこかで床に降りてくる。その着地点を見つけるのが床選びの第一歩です。

目次

ターキッシュアンゴラは「高い所が好きな、細身の運動家」

ターキッシュアンゴラは、トルコのアンカラ地方にルーツを持つ古い猫種です。体重はオスで3〜4.5kg、メスで2.5〜3.5kgほど。細身ながら筋肉質で、脚は骨が細くすらりと長いのが特徴です。寿命は15〜20年と長めといわれています。

絹のような長毛は、下毛のないシングルコート

なめらかでツヤのある被毛は、下毛(アンダーコート)のないシングルコート。毛玉になりにくく、お手入れは比較的楽な部類です。真っ白な毛に青い目や左右で色の違うオッドアイの姿がよく知られていますが、毛色はほかにもさまざまあります。下毛がないぶん寒さには弱く、冬は保温への配慮が勧められています。

頭がよく活発で、走る・跳ぶ・登るが大好き

賢く人なつこい一方で、気まぐれで少し神経質な面もある性格。大人になっても子猫のような元気さが続き、おもちゃを追いかけて走り回ったり、部屋でいちばん高い所に陣取ったりするのが大好きです。キャットタワーや壁の棚など、上下に動ける環境を用意してあげることが勧められています。

つまり、細い脚で高い所へ上がり、そこから床へ降りてくる。これがターキッシュアンゴラの床を考える出発点です。

ターキッシュアンゴラの特徴と床の関係

細身で骨の細い脚を持つ、運動好きな猫。部屋でいちばん高い所が好きで、上がった分だけ床へ降りる回数も多い。被毛は寒さに弱いシングルコート。着地の一歩と冬の床の過ごしやすさが、床選びのポイントになる猫種です。

ターキッシュアンゴラがかかりやすい病気と床の関係

ターキッシュアンゴラは比較的丈夫な猫種とされていますが、注意したい病気として挙げられるのが、心臓の病気である肥大型心筋症、生まれつき歩き方がふらつく遺伝性の運動失調、白い毛と青い目に関わる難聴です。どれも床を変えて防げるものではありません。

肥大型心筋症は、早めに気づくことが大切

肥大型心筋症は、心臓の筋肉が厚くなって働きが弱まる病気で、猫の心臓病でもっとも多いタイプです。初期は症状が出にくく、進むと呼吸が苦しそうになる、元気がなくなるといった変化が出てくるほか、後ろ脚に力が入りにくくなることもあります。定期的な健康診断で心雑音などから早めに見つけることが基本で、床が関わる部分ではありません。

遺伝性の運動失調と、白い毛・青い目の難聴

遺伝性の運動失調は生まれつき神経に起こる病気で、歩き方がふらつくといった症状が出るもの。程度によって対応が変わるため、獣医師に直接診てもらう必要があります。一方、白い被毛と青い目をつくる遺伝子は、耳が聞こえない難聴とも関係していて、両目が青い白猫では難聴の割合が高いことが知られているのです。片目だけ青いオッドアイの子は、青い目の側の耳が聞こえにくいことがあります。

床が担えるのは「毎日の着地」と「よく動ける環境」

病気そのものは床では防げませんが、高い所から降りたときに脚が滑る場面は床で減らせます。運動が大好きな猫種なので、思いきり走って跳べる床は、体型を保つための土台にもなるはずです。ふらつきや後ろ脚の弱り、呼ばれても反応しないといった変化に気づいたら、早めに動物病院で相談してください。

ターキッシュアンゴラの床対策で減らせることと床では防げない病気の比較
床で減らせること・減らせないこと

肥大型心筋症、遺伝性の運動失調、白い毛と青い目に関わる難聴は、床では予防も治療もできない。定期的な健康診断と、お迎え前に親猫の健康状態を確認することが基本。床が担えるのは、高い所から降りた着地の一歩が滑る場面を減らすことと、毎日しっかり運動できる環境を用意することです。

参考サイト:エキサイトペットフード|ターキッシュアンゴラの性格・特徴・かかりやすい病気

参考サイト:WebMD|What to Know About Turkish Angora Cats(英語)

参考サイト:PetMD|Turkish Angora(英語)

細い脚のターキッシュアンゴラが、滑る床で困ること

身軽に高い所へ上がれるターキッシュアンゴラですが、上がったら必ず降りてくるもの。細身で骨の細い脚だからこそ、フローリングの滑りやすさが気になる場面があります。

高い所からの着地を、細い脚で受け止める

冷蔵庫やキャットタワーの上から飛び降りると、着地の衝撃はまず前脚にかかります。体重は軽くても、高さがあるぶん衝撃は小さくありません。着地した前脚が滑ると、踏ん張りがきかずに体勢を崩し、肩や胸から床に当たってしまうことも。骨の細い脚で受け止める猫だからこそ、降りた先の床がしっかり止まってくれるかどうかが大切です。

着地からすぐ走り出す、その一歩が流れやすい

運動好きなターキッシュアンゴラは、降りたらそのまま次の場所へダッシュ、という動きをよく見せます。着地と走り出しが続けざまに起こるので、滑る床では後ろ脚が空回りしたり、横に流れたりしがち。おもちゃを追って急に向きを変える瞬間も同じで、一日に何度もくり返される動きだからこそ、足元の積み重ねが気になります。

家具の上には、降りるための「途中の段」をつくる

高い所が好きな猫を止めるのは難しいもの。だからこそ、キャットタワーや壁の棚を段違いに配置して、高い所から一気に飛び降りずに済む「降り道」をつくってあげるのがおすすめです。そのうえで、降り道のいちばん下、最後に床へ着地する場所を滑りにくくしておけば、着地の一歩が安定します。

フロアコートアドバイザー

ターキッシュアンゴラのお宅では、キャットタワーの足元と、冷蔵庫や棚の下の床を優先しておすすめしています。高い所から降りてくる場所は、だいたい決まっているからです。

耳が聞こえにくい白猫と、寒さに弱い被毛の床づくり

ターキッシュアンゴラならではの特徴として、白い毛と青い目の子に多い難聴と、寒さに弱いシングルコートがあります。どちらも床と無関係ではありません。

驚いて跳び退く一歩を、滑らせない

耳が聞こえにくい猫は、人の気配を目で見たり、床から伝わる振動で感じ取ったりして暮らしているといわれます。後ろから急に近づかれると、気づいた瞬間にびっくりして跳び退くことも。とっさの一歩で足元が滑ると、思わぬ体勢で着地してしまいます。近づくときは猫の視界に入ってから声をかけるなどの工夫とあわせて、床も滑りにくくしておくと安心です。

寒さに弱いから、冬は床暖房の上が定位置に

下毛のないシングルコートは、冬の冷えに弱いとされています。床暖房のあるお宅では、冬になると暖かい床の上で過ごす時間が増えるはず。滑り止めにラグやマットを敷くと、走る猫が乗ったときにずれるうえ、せっかくの床暖房の熱もさえぎってしまいます。

フロアコーティングは床の表面にごく薄い塗膜をつくるもので、敷物のようにずれたり段差ができたりする心配がありません。床暖房の暖かさも遮りにくく、滑りにくさと傷の軽減を両立できます。白く細い抜け毛も、表面がなめらかな床ならさっと拭き取りやすくなります。ただし、床暖房に対応した床材かどうか、どのコーティングが合うかは床材によって変わるため、現地調査での確認が欠かせません。

白猫と冬の床で考えたいこと

耳が聞こえにくい子は、急に近づかれると驚いて跳び退くことがある。とっさの一歩が滑らない床と、視界に入ってから近づく接し方を組み合わせたい。寒さに弱いシングルコートの猫は冬に床暖房の上で過ごしがちで、ラグはずれやすく熱もさえぎる。床暖房への対応は床材によるので、施工前の現地調査で確認しましょう。

ターキッシュアンゴラに合うフロアコーティングの選び方

ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。高い所から降りた着地の一歩と、そこからの走り出しで脚が流れないことを優先するなら、グリップ力で選びます。

スクロールできます
種類滑りにくさ耐久性の目安ターキッシュアンゴラとの相性
DogGripCoat◎約10年着地の一歩をしっかり受け止める。犬用の名前だが猫にも対応
シリコン◎約10年柔らかい塗膜で、着地から走り出す脚の横流れを抑える
UV○約20年爪傷への強さと耐久性を重視するなら
ガラス△約20年傷や汚れの軽減が主目的。滑り対策としては優先度低め

細い脚の着地を守るならDogGripCoatかシリコン

着地した瞬間に、前脚がその場でとどまるかどうか。ここが体勢を崩すかどうかの分かれ目です。塗膜に柔らかさがあるシリコン系は、肉球が少し沈み込んで引っかかる感覚があり、着地の勢いで前へ流れようとする脚を受け止めます。DogGripCoatは名前に「Dog」とありますが、猫の肉球にも対応したペット向けの設計です。

施工範囲は「着地点」と「走り出す先」

ターキッシュアンゴラの場合、優先したいのはキャットタワーの足元と、冷蔵庫や棚など高い家具の下の着地点。次に、着地してから走り出すリビングや廊下です。降りる場所と、その先の走路。この2つを押さえておけば、細い脚に負担がかかりやすい場面をまとめて守れます。寿命が長めの猫種なので、シニア期まで見すえて範囲を決めておくと安心です。

ターキッシュアンゴラの優先施工エリア タワーの足元・冷蔵庫の下・リビングの走路・廊下・床暖房

迷ったら、無料サンプルで比べるのが早いです。ピュアコートではサンプルを無料でお送りしていて、実際にターキッシュアンゴラが降りてきたり走り出したりする様子を見てから決められます。

フロアコートアドバイザー

サンプルはキャットタワーの足元に置いて、飛び降りてきたときの前脚と、そのまま走り出すときの後ろ脚を見てみてください。身軽な猫ちゃんでも、滑る床とそうでない床では着地の安定感がまるで違います。

猫と暮らすお宅でご依頼いただいた施工事例

横浜市南区・新築戸建て・シリコンコーティング|猫がジャンプするたびにツルッと滑る

猫が走ったりジャンプしたりするたびにツルッと滑るのが心配、というご相談でした。シティネットの新築戸建てで、洋室とリビングにシリコンコーティングを施工し、洗面・浴室・キッチン・IHには水回りコーティングを組み合わせています。シリコンコーティングは深いツヤとグリップ性能を両立でき、表面に適度な滑り止め効果が出るのが特徴。高い所から跳び降りる猫と暮らすお宅に向いた選び方です。

狭山市・新築戸建て・ガラスコーティング|犬や猫を迎える前に床を守りたい

犬や猫を迎える予定のご家族から、床の傷や汚れ対策のご依頼をいただきました。ケイアイスター不動産の新築戸建てで、家具搬入前にリビング・洋室・納戸・キッチンへガラスコーティングを施工し、浴室とトイレには水回りコーティングも行っています。入居前に床全体を仕上げておけば、子猫を迎えた日から同じ床で暮らせるのが利点です。

ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、ターキッシュアンゴラとの長い暮らしをまるごとカバーできます。

ターキッシュアンゴラとフロアコーティングのよくある質問

身軽なターキッシュアンゴラにも、床の滑り対策は必要ですか?

身軽な猫ほど高い所へ上がり、そのぶん床へ降りる回数も増えるもの。ターキッシュアンゴラは骨の細い脚で着地を受け止める猫種なので、降りた先の床が滑ると体勢を崩しやすくなります。着地点とその先の走路を滑りにくくしておくと、毎日の上り下りの負担を減らせます。

フロアコーティングでターキッシュアンゴラの病気を予防できますか?

肥大型心筋症や遺伝性の運動失調、白い毛と青い目に関わる難聴は、床では予防も治療もできません。定期的な健康診断が基本です。フロアコーティングで減らせるのは、着地や走り出しで脚が滑る場面や、滑るこわさで運動が減ることといった暮らしの中の負担です。

耳が聞こえにくい白いターキッシュアンゴラにも、滑りにくい床は役立ちますか?

耳が聞こえにくい子は、急に近づかれると驚いて跳び退くことがあります。とっさの一歩が滑らない床にしておくと、その瞬間の体勢の崩れを減らせます。床で聞こえ方が変わるわけではないので、猫の視界に入ってから近づくといった接し方の工夫とあわせて考えてください。

床暖房のある床にもコーティングできますか?

床暖房に対応した床材であれば施工できるケースが多いですが、床材やコーティングの種類によって相性が変わります。現地調査で床材を確認したうえで、合うコーティングをご提案します。床材の判定は無料です。

キャットタワーのまわりだけ施工することはできますか?

できます。キャットタワーの足元や高い家具の下など、着地点を優先して施工範囲を決めるお宅も少なくありません。現地調査で猫が降りてくる場所や走る通り道を確認したうえで、必要な範囲と費用をご提案します。

まとめ|ターキッシュアンゴラは「降りる床」と「走り出す床」を整える

ターキッシュアンゴラは、絹のような被毛と細身の体を持つ、走る・跳ぶ・登るが大好きな猫です。部屋でいちばん高い所が好きで、上がった分だけ床へ降りてきます。骨の細い脚で着地を受け止め、そのまま走り出すので、降りた先の床が滑ると体勢を崩しがち。白い毛と青い目の子は耳が聞こえにくいこともあり、驚いたときのとっさの一歩にも気を配りたいところです。

心臓の病気や遺伝性の病気、難聴は床では防げませんが、着地や走り出しで脚が滑る場面は床で減らせます。グリップ重視ならDogGripCoatかシリコンを軸に、施工範囲はキャットタワーや高い家具の下の着地点と、その先の走路から考えてください。棚を段違いに置いて降り道をつくる工夫と組み合わせると、より安心です。

ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、キャットタワーの足元に置いて、ターキッシュアンゴラが降りてきたときの脚を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。

フロアコートアドバイザー

高い所が好きな猫ちゃんほど、降りてくる場所の床が大切です。キャットタワーや家具の位置を現地で一緒に確認しますので、お気軽にご相談ください。

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