
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。
気がつくと冷蔵庫の上にいる。本棚のてっぺんから部屋を見下ろしている。アビシニアンと暮らしていると、家の中で一番高い場所がいつの間にか猫の定位置になっていることがよくあります。好奇心旺盛で運動能力の高いこの猫種らしい姿ですが、気にしてほしいのは登るときではなく、降りてきた瞬間の床です。
アビシニアンは、猫の膝蓋骨脱臼(パテラ)が出やすい猫種のひとつとして挙げられることがあります。この記事では、高い所を目指す習性と膝の関係、短毛だからこそ気づける膝のサイン、かかりやすい病気と床の関係、アビシニアンに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。
フロアコートアドバイザーアビシニアンのお宅に現地調査にうかがうと、冷蔵庫の上や吊り戸棚の上に猫ちゃんの毛が残っていることがよくあります。どこから降りてくるかがわかれば、床のどこを優先すべきかも見えてきます。
アビシニアンは、世界でも古い歴史を持つ猫種のひとつ。ティックドタビーと呼ばれる一本の毛に濃淡が入った短毛と、しなやかな体つきが特徴です。
体は中型で柔軟性があり、筋肉質で運動能力が高い猫種です。体重はオスで4.5kg前後、メスはそれよりやや小さめ。膝の上でじっとしているより、人と一緒に遊ぶことを好むエネルギッシュな性格で、平均寿命は12〜16歳ほどとされています。
アビシニアンは取り巻く環境すべてに興味を示す好奇心の持ち主で、冷蔵庫や本棚など高いところへ登ろうとする習性があります。猫のために用意したキャットタワーではなく、人間の家具のてっぺんを目指すのがこの猫種らしいところ。冷蔵庫なら床から170〜180cmほどあり、キャットタワーのように途中に段がないことも少なくありません。
登るときは家具や家電を足場にして上がれても、降りるときは一気に床まで飛び降りることが多くなります。高い場所が好きな猫ほど、高い場所からの着地も多い。これがアビシニアンの床を考える出発点です。
中型で筋肉質、運動能力が高く、好奇心が強い。キャットタワーより冷蔵庫や本棚など人間の家具のてっぺんを目指す。途中に段のない高さから一気に床へ降りることが多く、着地の回数も高さもほかの猫より大きくなりがちです。
膝蓋骨脱臼は、膝のお皿が本来の溝から外れる病気です。小型犬に多いことで知られていますが、猫にも起こります。
猫の膝蓋骨脱臼は犬に比べると発生が少ない病気です。そのなかで、デボンレックスやアビシニアンなどが好発猫種として挙げられることがあり、遺伝的な背景も疑われています。膝の骨の溝が浅い、太ももやすねの骨の角度がずれているといった骨格の要因に、筋肉のバランスや外傷が重なるのが主な原因です。
猫の膝蓋骨脱臼は、1〜3歳の若い時期に症状が現れることが多いとされています。アビシニアンが一番活発に上り下りする年齢と重なっているのがポイントです。「若いから関節は大丈夫」とは言い切れない猫種だと考えておいてください。
膝に負担をかけて悪化させる要因として挙げられているのは、滑りやすい床、高い所からの頻繁なジャンプ、肥満の3つです。予防や環境対策としても、体重管理、滑りにくい床にすること、高所ジャンプの制限が推奨されています。アビシニアンの習性は、このうち2つに当てはまるわけです。
アビシニアンでは、ピルビン酸キナーゼ欠損症(貧血)、進行性網膜萎縮症(視力低下)、アミロイドーシス(腎臓などの障害)といった遺伝性の病気も知られています。これらは床とは関係がなく、予防も進行の抑制もできません。膝の素因そのものも床では変えられないので、床が担うのは「悪化のきっかけを減らす」部分だけです。
猫の膝蓋骨脱臼は少ないが、アビシニアンは好発猫種に挙げられることがある。症状は1〜3歳で出やすく、悪化要因は滑りやすい床・高所からの頻繁なジャンプ・肥満。膝の素因や遺伝性の病気は床では変えられないが、悪化のきっかけは床で減らせます。
高い所からの着地そのものは、猫にとって自然な動きです。問題になるのは、着地した床が滑るときです。
猫は前脚から着地し、すぐに後ろ脚を下ろして体勢を整えます。乾いた床なら後ろ脚はまっすぐ床を捉えますが、滑る床では着地した後ろ脚が外側や内側に流れがちです。脚が流れた状態で体重を受け止めると、膝には縦の衝撃に加えて横向きのねじれが入ります。膝のお皿を横に引っ張る方向の力で、膝に素因を持つ猫にとっては避けたい動きです。
エネルギッシュなアビシニアンは、降りた勢いのまま次の遊びに走り出すことが多い猫種です。着地で体勢が崩れたまま床を蹴れば、踏み切りの一歩目でも後ろ脚が滑ります。着地と踏み切りという、膝に力がかかる動作が続けて起きるわけです。
好奇心の強いアビシニアンに、高い所へ登るのをやめさせるのは簡単ではありません。現実的なのは、冷蔵庫や本棚の横に中間の足場になる棚やキャットステップを置いて、一気に飛び降りずに済む経路をつくること。そして、最後に降りる床を滑らなくすることです。高さを分割しても、床に降りる最後の一歩は必ず残ります。



キッチンの冷蔵庫の前は、アビシニアンのお宅で一番着地が集中する場所です。リビングだけでなく、キッチンまで施工範囲に入れておくことをおすすめしています。
長毛の猫では、脚まわりの毛に隠れて歩き方の変化が見えにくいことがあります。アビシニアンは被毛が短く、脚の動きがそのまま外から見える猫種です。これは膝の異変に早く気づけるという意味で、大きな利点になります。
膝蓋骨脱臼の主な兆候として挙げられているのは、後ろ足を浮かせて歩く、ときどきスキップのような動きをする、腰が揺れるように歩く、膝がぐらつく様子がある、といった変化です。短毛のアビシニアンなら、廊下を歩く後ろ姿を見ているだけでも気づけることがあります。
もうひとつ見逃したくないのが、ジャンプを避けるようになる変化です。いつも冷蔵庫の上にいた子が登らなくなった、ソファに上がる前にためらうようになった。高い所が好きなアビシニアンだからこそ、この変化はわかりやすいサインになります。「大人になって落ち着いた」と片付けず、気になったら動物病院で相談してください。
フロアコーティングは、膝に負担をかけるきっかけを減らす環境づくりです。すでに脚をかばう様子があるなら、床の対策より先に診察を受けてください。治療方針が決まったあとで、術後やリハビリ中の生活環境として床を整えるという順番が安全です。
ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。着地で後ろ脚が流れないことを優先するなら、グリップ力で選びます。
| 種類 | 滑りにくさ | 耐久性の目安 | アビシニアンとの相性 |
|---|---|---|---|
| DogGripCoat | ◎ | 約10年 | グリップ最優先。犬用の名前だが猫にも対応 |
| シリコン | ◎ | 約10年 | 柔らかい塗膜が着地した後ろ脚の横流れを受け止める |
| UV | ○ | 約20年 | 爪傷への強さと耐久性を重視するなら |
| ガラス | △ | 約20年 | 傷や汚れの軽減が主目的。滑り対策としては優先度低め |
着地の瞬間に後ろ脚がその場で止まるかどうかが、膝にねじれが入るかどうかの分かれ目です。塗膜に柔らかさがあるシリコン系は、肉球が少し沈み込んで引っかかる感覚があり、外に逃げようとする脚を受け止めます。DogGripCoatは名前に「Dog」とありますが、猫の肉球にも対応したペット向けの設計です。
アビシニアンの場合、施工範囲を決める手がかりは寝床ではなく、よく登る家具の位置です。冷蔵庫のあるキッチン、本棚のある書斎や廊下、キャットタワーのあるリビング。降りてくる場所の床を優先すれば、限られた予算でも膝への負担を効率よく減らせます。
迷ったら、無料サンプルで比べるのが早いです。ピュアコートではサンプルを無料でお送りしていて、実際にアビシニアンの着地を見てから決められます。



サンプルは冷蔵庫の前や本棚の下など、いつも降りてくる場所に置いてみてください。着地した後ろ脚がその場で止まるか、横に流れるか。短毛の猫ちゃんなので、脚の動きがよく見えるはずです。
猫が走ったりジャンプしたりするたびにツルッと滑るのが心配、というご相談でした。シティネットの新築戸建てで、洋室とリビングにシリコンコーティングを施工し、洗面・浴室・キッチン・IHには水回りコーティングを組み合わせています。シリコンコーティングは深いツヤとグリップ性能を両立でき、表面に適度な滑り止め効果が出るのが特徴。上り下りの多い猫と暮らすお宅に向いた選び方です。
犬や猫を迎える予定のご家族から、床の傷や汚れ対策のご依頼をいただきました。ケイアイスター不動産の新築戸建てで、家具搬入前にリビング・洋室・納戸・キッチンへガラスコーティングを施工し、浴室とトイレには水回りコーティングも行っています。入居前に床全体を仕上げておけば、猫を迎えた日から同じ床で暮らせるのが利点です。
ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、アビシニアンとの長い暮らしをまるごとカバーできます。
膝の骨格の素因そのものは床では変えられません。ただ、悪化要因として挙げられている滑りやすい床は、コーティングで改善できます。着地したときに後ろ脚が流れて膝にねじれが入る状況を減らす、環境対策のひとつと考えてください。
好奇心の強い猫種なので、完全にやめさせるのは難しいです。冷蔵庫や本棚の横に中間の足場になる棚やキャットステップを置き、一気に飛び降りずに済む経路をつくるのがおすすめです。そのうえで、最後に降りる床を滑らなくしておきます。
あります。猫の膝蓋骨脱臼は1〜3歳の若い時期に症状が出やすいとされています。アビシニアンが一番活発に上り下りする時期と重なるので、子猫を迎えた時点で床を整えておくのが理想です。
できます。冷蔵庫の前など、猫がよく降りてくる場所を優先して施工範囲を決めるお宅も少なくありません。現地調査で猫がよく登る家具の位置を確認したうえで、必要な範囲と費用をご提案します。
完全には防げません。コーティングは床の表面に保護膜を作り、細かな傷を軽減して摩耗の進行を遅らせるものです。爪を定期的に整え、爪とぎの置き場所を工夫することと組み合わせると、床をきれいに保ちやすくなります。
アビシニアンは、冷蔵庫や本棚など家で一番高い所を目指す好奇心の強い猫です。猫では少ない膝蓋骨脱臼の好発猫種に挙げられることがあり、症状は1〜3歳の若い時期に出やすく、悪化要因には滑りやすい床と高い所からの頻繁なジャンプが含まれています。
登るのを止めるより、中間の足場で高さを分け、最後に降りる床を滑らなくするほうが現実的です。グリップ重視ならDogGripCoatかシリコンを軸に、施工範囲は猫がよく登る家具の位置から考えてください。短毛で脚の動きが見えやすい猫種なので、歩き方やジャンプの変化に気づいたら早めに動物病院で相談を。
ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、冷蔵庫の前に置いて、アビシニアンが降りてきたときの後ろ脚を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。



子猫を迎える前の新築時に施工しておけば、一番活発に上り下りする時期から同じ床で過ごせます。入居後でも家具を動かしながらの施工ができますので、気になった時点でご相談ください。