
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。
ふさふさの尻尾をなびかせて、廊下の端から端まで一直線に駆け抜ける。角を曲がる瞬間に足がズルッと流れて、それでもまたすぐ走り出す。ソマリと暮らしていると、こんな場面を毎日のように見かけるはずです。軽やかで元気な姿は魅力そのものですが、その足元をよく見ると、体の大きさに対して足先がとても小さいことに気づきます。
この記事では、ソマリが「小さな足で全力疾走する猫」である理由と、家の中で滑りやすいポイント、かかりやすい病気と床の関係、ソマリに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。
フロアコートアドバイザーソマリの飼い主さんからは「夜になると急に運動会が始まって、ドタドタ滑る音がする」というご相談をよくいただきます。よく走る猫ちゃんほど、止まる瞬間と曲がる瞬間の床が大事になるんです。
ソマリはアビシニアンの長毛種として知られる猫です。シルクのような手触りのセミロングの被毛と、キツネのようにふさふさした尻尾が特徴。見た目は優雅でも、中身はとても活発な猫種です。
体型は筋肉質でスリムなフォーリンタイプで、体重は2.5〜5.5kgほど。行動的で好奇心旺盛な性格で、積極的に運動させることが大切な猫種とされています。大人になっても遊びへの熱心さは衰えにくく、室内を走り回る時間も長めです。
ソマリの品種スタンダードでは、足先は卵型で小型であること、立ったときに素早く俊敏な印象を与えることが求められています。見た目の美しさとしては理想的な形ですが、床の視点で見ると、走る速さに対して、床に触れて体を支える足の面積が小さいということでもあります。
まっすぐ走っているあいだは、多少床が滑っても大きな問題にはなりません。危ないのはスピードに乗ったまま止まろうとしたときと、角で向きを変えようとしたときです。この瞬間、体の勢いを受け止めるのは小さな肉球だけ。滑る床では肉球が床を捉えきれず、脚が横に流れたり、壁や家具にぶつかったりします。
スリムで身軽な体で、室内でもスピードを出して走る。品種スタンダードで足先は卵型の小型とされ、床に触れる面積が小さい。スピードに乗ったまま止まる・曲がる瞬間に、小さな足だけで勢いを受け止めることになる。この3つが重なるのがソマリです。
よく走る猫でも、家中どこでも同じように滑るわけではありません。ソマリの動き方から見て、特に注意したい場所は決まっています。
ソマリが一番スピードを出すのは、障害物のない廊下です。直線で加速したあと、突き当たりや部屋の入り口で急ブレーキと方向転換が一度に起きます。ドタドタという足音のあとにズザッと滑る音がするなら、そこが一番負担のかかっている場所です。
好奇心の強いソマリは、高い所から部屋を見渡すのも好きです。上り下りそのものは得意でも、降りた勢いのまま次のダッシュに移ることが多いのがこの猫種。着地した足がそのまま滑ると、次の一歩で体勢を崩しやすくなります。
もともと小さな足先に、セミロングの柔らかい毛がかかるのもソマリの特徴です。肉球の間から伸びた毛が肉球を覆うと、床に触れる面積はさらに減ってしまう。月1回を目安に足裏の毛を整えてあげると、小さな肉球の力を最大限に使えます。



現地調査では、猫ちゃんが一番走る廊下と、キャットタワーの降り口の位置を必ず確認しています。ソマリのお宅では、リビングだけでなく廊下まで施工範囲に入れることをおすすめすることが多いです。
ソマリで報告されている遺伝性の病気には、ピルビン酸キナーゼ欠損症、進行性網膜萎縮症、アミロイドーシス、後天性重症筋無力症などがあります。どれも床で予防できるものではありません。ただ、この中には発症すると足元が不安定になりうるものが含まれています。
ピルビン酸キナーゼ欠損症は、赤血球が壊れて貧血を起こす病気です。疲れやすい、運動をしたがらない、粘膜が白っぽいといった症状が出ます。後天性重症筋無力症では筋力の低下が起こります。どちらも治療は動物病院で行うもので、床が病気そのものに関わることはありません。ただ、体に力が入りにくい状態の猫にとって、滑る床は踏ん張りが必要な分だけ負担になります。
進行性網膜萎縮症は、網膜が変性して視力が落ちていく病気で、暗い所で見えにくくなるところから始まり、失明に至ることもあります。見えにくくなった猫は、家具の配置や床の感触を覚えて家の中を歩くようになるものです。家具を動かさないことと合わせて、足元が滑らない床にしておくと、見えにくい状態でも安心して歩ける環境になります。
よく走る猫種だからこそ、急に走らなくなった、疲れやすくなった、物にぶつかるようになったという変化は大事なサインです。床のせいにせず、早めに動物病院で相談してください。床は日常の負担を減らす環境づくりで、病気の治療を代わりに担うものではありません。
ピルビン酸キナーゼ欠損症、進行性網膜萎縮症、アミロイドーシス、重症筋無力症は、いずれも床では予防できない。床が担えるのは、走る・止まる・曲がる動きの滑りを減らすことと、万一体力や視力が落ちたときにも足元が安定している環境を用意しておくことです。
参考サイト:Somali is…|スタンダードって?
ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。小さな足で急停止と方向転換を繰り返すソマリには、グリップ力を最優先に選びます。
| 種類 | 滑りにくさ | 耐久性の目安 | ソマリとの相性 |
|---|---|---|---|
| DogGripCoat | ◎ | 約10年 | グリップ最優先。犬用の名前だが猫にも対応 |
| シリコン | ◎ | 約10年 | 柔らかい塗膜が小さな肉球をしっかり受け止める |
| UV | ○ | 約20年 | 爪傷への強さと耐久性を重視するなら |
| ガラス | △ | 約20年 | 傷や汚れの軽減が主目的。滑り対策としては優先度低め |
床に触れる面積が小さい足ほど、その小さな面でどれだけ床を捉えられるかが大事になります。塗膜に柔らかさがあるシリコン系は、肉球が少し沈み込んで引っかかる感覚があり、急停止や方向転換で流れようとする足をその場で受け止めます。DogGripCoatは名前に「Dog」とありますが、猫の肉球にも対応したペット向けの設計です。
爪による床の細かな傷を抑えたいなら、硬い塗膜のUVも候補になります。ただ、ソマリは体重2.5〜5.5kgと軽く、床に深い傷をつけるタイプではありません。どのコーティングでも爪傷を完全に防ぐことはできないので、走り回る猫種であればグリップを優先し、傷は爪のお手入れで抑えるという分担が現実的です。
迷ったら、無料サンプルで比べるのが早いです。ピュアコートではサンプルを無料でお送りしていて、実際にソマリに走ってもらってから決められます。



サンプルは、猫ちゃんがいつもダッシュする廊下の突き当たりに置いてみてください。おもちゃでサンプルの上に誘って、止まる瞬間の足を見ると違いがよくわかります。
ソマリにとって運動は欠かせません。走る時間を減らすのではなく、走っても安全な家にするという考え方で、床と組み合わせたい工夫をまとめます。
廊下にマットやラグを敷く方法は手軽ですが、全力で走る猫が乗るとずれたり、めくれたりしがちです。マットの端とフローリングの境目で足を取られることもあります。走る動線は床そのものをコーティングで滑りにくくし、マットは寝床や食器の下など動かない場所に使うのが安全です。
降りた勢いのままダッシュする猫は、着地点の先に十分な助走スペースがあるほどスピードを出します。キャットタワーを廊下の入り口に向けて置くと、降りてすぐ急加速と急停止が起きやすいのです。降りた先が広い部屋側になるよう向きを工夫するだけでも、急な方向転換を減らせます。
爪が伸びると、歩くたびに爪が先に床に当たって肉球が浮き、どんな床でも滑りやすくなります。2〜3週間に1回を目安に整えてあげてください。夜中の運動会が激しい子は、寝る前におもちゃでしっかり遊んで満足させると、暗い中での全力疾走が減ります。
走る動線は床ごとコーティングで滑りにくくし、マットは動かない場所に限定する。キャットタワーは降りた先が広い部屋側になるよう配置する。爪を定期的に整え、寝る前の遊びで夜中の全力疾走を減らす。運動量を削らずに、止まる・曲がる瞬間の危険を減らせます。
猫が走ったりジャンプしたりするたびにツルッと滑るのが心配、というご相談でした。シティネットの新築戸建てで、洋室とリビングにシリコンコーティングを施工し、洗面・浴室・キッチン・IHには水回りコーティングを組み合わせています。シリコンコーティングは深いツヤとグリップ性能を両立でき、表面に適度な滑り止め効果が出るのが特徴。よく走る猫と暮らすお宅の、基本となる選び方の事例です。
猫がいるので床の爪傷対策をしたい、というご要望で、タクトホームの新築戸建てにガラスコーティングと水回りコーティングを施工しました。ご説明したのは、ペットの爪傷を100%防ぐことはできないという点です。コーティングは床の表面に保護膜を作り、細かな傷を軽減して摩耗の進行を遅らせるもの。傷対策はコーティングだけでなく、爪のお手入れと合わせて考えることが大切です。
ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、ソマリとの長い暮らしをまるごとカバーできます。
必要です。体が軽くても、室内でスピードを出して走る猫種で、止まる・曲がる瞬間は小さな足先だけで勢いを受け止めます。滑る床では脚が横に流れたり、壁や家具にぶつかったりしやすくなります。
できません。ピルビン酸キナーゼ欠損症や進行性網膜萎縮症、重症筋無力症などは床とは関係のない病気です。ただ、発症して疲れやすくなったり視力が落ちたりしたとき、滑らない床は足元の負担を減らす環境になります。
よく走る猫種なので、グリップ力の高いDogGripCoatかシリコンコーティングが第一候補です。体重が軽く床に深い傷をつけにくいので、耐久年数よりグリップを優先して問題ありません。無料サンプルを廊下の突き当たりに置いて、止まる瞬間の足を見て選ぶのが確実です。
できます。猫が一番スピードを出す廊下と、キャットタワーのあるリビングを優先して施工範囲を決めるお宅も少なくありません。現地調査で猫の動線を確認したうえで、必要な範囲と費用をご提案します。
楽になります。コーティングした床は表面がなめらかで毛が絡みにくく、掃除機やフローリングワイパーでまとめて取りやすいからです。ワックスがけも不要になるので、年に数回ある大量の抜け毛の時期も手間を抑えられます。
ソマリは、スリムで身軽な体に高い運動量を持ち、品種スタンダードで足先は卵型の小型とされる猫です。室内でもスピードを出して走り、止まる瞬間と曲がる瞬間は小さな足だけで勢いを受け止めます。滑る床では、この一瞬に脚が流れやすいのが問題です。
ソマリの遺伝性の病気は床では防げませんが、疲れやすさや視力の低下で足元が不安定になったときにも、滑らない床は安心して歩ける土台になります。グリップ重視ならDogGripCoatかシリコンを軸に、施工範囲は廊下とキャットタワーまわりを優先して考えてください。
ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、廊下の突き当たりに置いて、ソマリが止まる瞬間の足を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。



施工後に「夜中の運動会の音が変わった」と言われることがよくあります。ズザッという滑る音が消えて、トトトッという軽い足音だけになる。飼い主さんが耳で効果を感じやすい猫種です。