
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。
キッチンに立っていると、背中をよじ登って肩の上にちょこんと乗ってくる。デボンレックスと暮らしている方なら、きっと見慣れた光景です。大きな耳とくるくるの短い毛、人なつこい性格から「猫界のプードル」とも呼ばれるこの猫種は、飼い主の肩が大好きな定位置のひとつ。ただ、肩に乗った猫はいつか必ず床へ降ります。
この記事では、デボンレックスが肩に乗りたがる理由と寒さへの弱さ、肩から降りるときの膝への負担、冬の床と床暖房の関係、かかりやすい病気と床の関係、デボンレックスに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。
フロアコートアドバイザーデボンレックスのお宅で現地調査をしていると、ご家族の肩から私たちの肩に乗り移ってくる子もいるほどです。人の肩は猫にとってかなり高い場所なので、降りたあとの床が大事になります。
デボンレックスは、イギリスのデボン州で見つかった巻き毛の猫をルーツとする猫種です。体重は2.5〜4.5kgほどの小型から中型で、細身ながら筋肉質な体つきをしています。
好奇心が強くとても活発で、人と一緒にいるのが大好きな猫です。飼い主のひざの上で眠ったり、肩に乗ったりするのを好むことでよく知られています。ひとりの時間が長いとストレスをためやすいため、遊びやスキンシップの時間をしっかりとってあげたい猫種です。
デボンレックスの被毛は、スエードのような手触りの短い巻き毛です。毛が薄く量も少ないため、寒さにきわめて弱く、冬は暖房や服が欠かせないとされています。暖かい場所を求める猫にとって、人の体温はうってつけの熱源。肩やひざに乗る習性と寒がりな体質は、切り離せない関係にあります。
つまり、寒くなるほど人に乗る回数が増え、そのぶん高い所から床へ降りる回数も増える。これがデボンレックスの床を考える出発点です。
人が大好きで、肩やひざに乗るのを好む。被毛が薄く寒さにきわめて弱いため、冬ほど人の体温を求めて乗ってくる。乗る回数が増えれば、人の肩という高い場所から床へ降りる回数も増える。冬の床がとくに大事な猫種です。
デボンレックスで注意したい病気として挙げられるのは、膝蓋骨脱臼、遺伝性のデボンレックス・ミオパチー、肥大型心筋症、皮脂の多さに関係する脂漏性皮膚炎、大きな耳の外耳炎などです。なかでも床と深く関わるのが、膝のお皿が本来の溝から外れる膝蓋骨脱臼。猫では犬に比べて少ない病気ですが、デボンレックスは遺伝的に起こしやすい猫種とされています。
猫の膝蓋骨脱臼の好発猫種としては、デボンレックス、アビシニアン、メインクーンなどが挙げられ、なかでもデボンレックスは最も報告が多い猫種とされています。遺伝的な背景が疑われており、症状が出やすいのは1〜3歳の若い時期です。進行すると、痛みで足を引きずって歩いたり、靭帯を傷めたりすることもあります。
膝に負担をかけて悪化させる要因として挙げられているのは、滑りやすい床、高い所からの頻繁なジャンプ、肥満です。予防や環境対策としても、滑りにくい床にすることや、高所からのジャンプを減らすことが勧められています。膝の素因そのものは床では変えられませんが、悪化のきっかけは床で減らせます。
デボンレックス・ミオパチーは、筋肉が弱まり、頭を下げて歩くようなしぐさが見られる遺伝性の病気です。肥大型心筋症は心臓の筋肉が厚くなる病気で、定期的な検査での早期発見が勧められています。どちらも床を変えて予防や進行の抑制ができるものではありません。歩き方や姿勢に変化を感じたら、早めに動物病院で相談してください。
デボンレックスは皮脂の分泌が多く、脂漏性皮膚炎を起こしやすいとされます。大きな耳には汚れがたまりやすく、外耳炎にも注意が必要です。月1回程度のシャンプーや耳のお手入れが基本で、床が関わる部分ではありません。
膝蓋骨脱臼の素因、デボンレックス・ミオパチー、肥大型心筋症、皮膚や耳の病気は、床では予防も治療もできない。床が担えるのは、肩や高い所から降りたときに後ろ脚が流れて膝にねじれが入るのを減らすことと、寒い季節にも暖かさを遮らずに滑りにくい床を用意することです。
キャットタワーや家具の上と違い、人の肩は動く足場です。ここから降りる動きには、デボンレックスならではの難しさがあります。
大人が立っているとき、肩の高さは床からおよそ1.3〜1.5mになります。体重2.5〜4.5kgの小柄な猫にとっては、かなりの高さです。満足した猫が自分から飛び降りれば、その高さからの着地を後ろ脚で受け止めることになります。
家具の上なら足場は止まっていますが、人の肩は歩いたりかがんだりするたびに動きます。飼い主が急に向きを変えた拍子に慌てて飛び降りれば、踏み切りが不安定なまま、狙っていない場所に着地しがちです。そこが滑る床だと、着地した後ろ脚が横に流れ、膝にねじれが入ります。膝蓋骨脱臼の報告が多い猫種にとって、避けたい動きです。
肩に乗せること自体をやめる必要はありません。降りたそうなそぶりを見せたら、飼い主がしゃがむか、ソファやテーブルの近くまで移動して、低い場所に降りられるようにしてあげてください。猫が自分から飛び降りるときも、着地点の床が滑らなければ膝へのねじれを減らせます。



デボンレックスのお宅では、キッチンやダイニングなど、ご家族が立って作業する場所の床を優先しておすすめしています。肩に乗ってくるのは、たいてい家族が立っているときだからです。
寒さに弱いデボンレックスにとって、冬の室内環境は健康管理の基本です。床の選び方も、暖房との関係で考えておきたいポイントがあります。
床暖房のある家では、冬になると猫が床の上でくつろぐ時間も増えるでしょう。ところが、滑り止めや傷防止のためにラグやカーペットを敷くと、床からの熱がさえぎられてしまいます。寒がりな猫のために床暖房を入れているのに、その暖かさが届きにくくなるのはもったいない話です。
フロアコーティングは床の表面にごく薄い塗膜をつくるもので、敷物のように床を厚く覆うわけではありません。床暖房の暖かさを遮りにくく、滑りにくさと傷の軽減を両立できます。ただし、床暖房に対応した床材かどうか、どのコーティングが合うかは床材によって変わるため、現地調査での確認が欠かせません。
床暖房がない家では、ヒーターやこたつのまわりがデボンレックスの冬の定位置になります。暖かい場所へ駆け寄る一歩や、こたつから出入りする動きも床の上。暖房器具のまわりの床が滑らないようにしておくと、冬の暮らしが安定します。
ラグやカーペットは床暖房の熱をさえぎってしまう。フロアコーティングは薄い塗膜なので暖かさを遮りにくく、滑り対策と両立できる。床暖房への対応は床材によるので、施工前の現地調査で確認する。ヒーターやこたつのまわりの床も忘れずに整えておきましょう。
ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。肩や高い所から降りたときに後ろ脚が流れないことを優先するなら、グリップ力で選びます。
| 種類 | 滑りにくさ | 耐久性の目安 | デボンレックスとの相性 |
|---|---|---|---|
| DogGripCoat | ◎ | 約10年 | 着地した後ろ脚を最優先で受け止める。犬用の名前だが猫にも対応 |
| シリコン | ◎ | 約10年 | 柔らかい塗膜で、膝にねじれが入る横流れを抑える |
| UV | ○ | 約20年 | 爪傷への強さと耐久性を重視するなら |
| ガラス | △ | 約20年 | 傷や汚れの軽減が主目的。滑り対策としては優先度低め |
着地の瞬間に後ろ脚がその場で止まるかどうかが、膝にねじれが入るかどうかの分かれ目です。塗膜に柔らかさがあるシリコン系は、肉球が少し沈み込んで引っかかる感覚があり、外に逃げようとする脚を受け止めます。DogGripCoatは名前に「Dog」とありますが、猫の肉球にも対応したペット向けの設計です。
デボンレックスの場合、優先したいのはキッチンやダイニングなど家族が立って過ごす場所と、床暖房や暖房器具のある冬の定位置です。肩から降りる着地点と、寒い季節に猫が集まる場所。この2つを押さえておけば、膝への負担がかかりやすい場面をまとめて守れます。
迷ったら、無料サンプルで比べるのが早いです。ピュアコートではサンプルを無料でお送りしていて、実際にデボンレックスの着地を見てから決められます。



サンプルはキッチンの足元に置いて、肩から降りてきたときの後ろ脚を見てみてください。体が軽い猫ちゃんでも、滑る床とそうでない床では着地の安定感がまるで違います。
猫が走ったりジャンプしたりするたびにツルッと滑るのが心配、というご相談でした。シティネットの新築戸建てで、洋室とリビングにシリコンコーティングを施工し、洗面・浴室・キッチン・IHには水回りコーティングを組み合わせています。シリコンコーティングは深いツヤとグリップ性能を両立でき、表面に適度な滑り止め効果が出るのが特徴。高い所から降りることの多い猫と暮らすお宅に向いた選び方です。
犬や猫を迎える予定のご家族から、床の傷や汚れ対策のご依頼をいただきました。ケイアイスター不動産の新築戸建てで、家具搬入前にリビング・洋室・納戸・キッチンへガラスコーティングを施工し、浴室とトイレには水回りコーティングも行っています。入居前に床全体を仕上げておけば、子猫を迎えた日から同じ床で暮らせるのが利点です。
ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、デボンレックスとの長い暮らしをまるごとカバーできます。
膝の遺伝的な素因そのものは床では変えられません。ただ、悪化要因として挙げられている滑りやすい床は、コーティングで改善できます。肩や高い所から降りたときに後ろ脚が流れて膝にねじれが入る状況を減らす、環境対策のひとつと考えてください。
やめる必要はありません。人の体温を求めるのはデボンレックスらしい習性です。降りたそうなときは飼い主がしゃがむか、ソファやテーブルの近くに移動して、低い場所に降りられるようにしてあげてください。そのうえで着地点の床を滑らなくしておくと安心です。
床暖房に対応した床材であれば施工できるケースが多いですが、床材やコーティングの種類によって相性が変わります。現地調査で床材を確認したうえで、合うコーティングをご提案します。床材の判定は無料です。
病気そのものは床では防げず、治療やケアの方針は獣医師と相談して決めるものです。そのうえで、筋力が落ちた猫にとって、滑る床で踏ん張る動作は負担になります。生活環境のひとつとして、滑りにくい床を整えておく意味はあります。
できます。家族が立って過ごすことの多いキッチンやダイニングを優先して施工範囲を決めるお宅も少なくありません。現地調査で猫がよく乗ってくる場所や冬の定位置を確認したうえで、必要な範囲と費用をご提案します。
デボンレックスは、人が大好きで、寒さにきわめて弱い猫です。冬ほど人の体温を求めて肩やひざに乗り、そのぶん床から1.3〜1.5mの高さから降りる回数も増えます。膝蓋骨脱臼の報告が多い猫種で、悪化要因には滑りやすい床と高い所からのジャンプが含まれるのです。
膝の素因やミオパチー、心臓や皮膚の病気は床では防げませんが、着地のねじれは床で減らせます。グリップ重視ならDogGripCoatかシリコンを軸に、施工範囲は家族が立つ場所と冬の定位置から考えてください。ラグで床暖房をふさがずに済むのも、寒がりな猫種にはうれしい点です。
ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、キッチンの足元に置いて、デボンレックスが肩から降りてきたときの後ろ脚を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。



寒くなる前に施工しておけば、肩乗りが増える冬を滑らない床で迎えられます。床暖房との相性も現地で確認しますので、お気軽にご相談ください。