
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。
キッチンに立てば足元に、洗面所へ行けば後ろから、話しかけるようにニャアと鳴きながらついてくる。シャムと暮らしている方なら、きっと毎日の光景です。青い瞳と顔や足先の濃い毛色、おしゃべりで甘えん坊な性格から、古くから愛されてきた猫種。ただ、家じゅう飼い主の後を追い、高い所にも軽々と登るシャムは、そのぶん床の上で止まったり、飛び降りたりする回数も多くなります。
この記事では、シャムの体型と性格の特徴、かかりやすい病気と床の関係、飼い主の後をついて回るときの床の負担、高い所からの着地と冬の床、シャムに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。
フロアコートアドバイザーシャムのお宅で現地調査をしていると、ご家族について部屋から部屋へ移動してくる子によく会います。採寸している私たちの後ろまでついてくることも。人の動線がそのまま猫の動線になる猫種なんです。
シャムはタイ(旧シャム王国)を原産とする猫種で、19世紀後半に西洋へ渡って世界中に広まりました。体重はオスで4〜7kg、メスで3〜5kgほど。長い胴とほっそりした脚、鞭のように長いしっぽを持つ、しなやかな体つきです。
エネルギッシュで遊び好きなシャムは、高い所に登るのが大好きです。キャットタワーはもちろん、冷蔵庫や本棚の上、カーテンにまで登ろうとすることも。脚が細く長いぶん、着地の瞬間に床で踏ん張れないと、脚が外へ流れやすい体つきでもあります。
シャムは飼い主への愛着がとても強く、犬に近い気質を持つと言われます。飼い主の行動に興味津々で、影のように後をついて回るのはシャムらしい習性のひとつ。驚くほどおしゃべりで、鳴き声で気持ちを伝えてくる猫でもあります。平均寿命は12〜15年ほどで、20歳を超えて長生きする子もいます。
つまり、家族が家の中を動くたびに、細い脚で歩き、止まり、向きを変える。これがシャムの床を考える出発点です。
ほっそり長い脚としなやかな体で、高い所に軽々と登る。飼い主への愛着が強く、家じゅう後をついて回る。人の動線がそのまま猫の動線になり、止まる・曲がる・飛び降りる動きが床の上でくり返される。長生きする子も多く、長く付き合える床選びが大事な猫種です。
シャムで注意したい病気として挙げられるのは、尿結石、下痢、外耳炎のほか、腎臓や肝臓に影響するアミロイドーシス、胆管肝炎症候群、歯肉炎や歯周病などです。どれも床を変えて防げる病気ではありませんが、関節と目の見え方については床と関わる部分があります。
尿結石は水分不足やストレスなどが関係するとされ、頻尿なのに尿が少ない、血尿が出るといったサインが見られます。アミロイドーシスや胆管肝炎症候群は、内臓の機能に関わる病気です。歯や耳のトラブルも含めて、床で予防や進行の抑制ができるものではありません。定期的な健康診断と歯科検診、日々のお手入れが基本です。
膝のお皿が本来の溝から外れる膝蓋骨脱臼は、猫では犬ほど多くない病気です。それでも獣医師の解説では、報告が多い猫種のひとつとしてシャムなどのオリエンタル系が挙げられています。対策として勧められているのは、滑りにくい床にすること、高い所からのジャンプを控えること、体重管理です。膝の素因そのものは床では変えられませんが、悪化のきっかけは床で減らせます。
シャムは暗い場所での視力があまりよくないとされています。夜の廊下や照明を落とした部屋では、足元の状態をつかみにくいこともあるでしょう。見えにくい場所で踏み出した一歩が滑ると、とっさに体を立て直すのは難しくなります。常夜灯などで足元を明るくしつつ、床そのものを滑りにくくしておくと安心です。


尿結石、アミロイドーシス、胆管肝炎症候群、歯周病、外耳炎、膝蓋骨脱臼の素因は、床では予防も治療もできない。床が担えるのは、高い所から降りたときや飼い主を追って急に止まったときに脚が外へ流れるのを減らすことと、暗い場所でも足元が安定した床を用意することです。
参考サイト:ロイヤルカナン|シャム
ひとりで走り回る猫と違い、シャムの動きは飼い主の動きに合わせて決まります。ここに、後をついて回るシャムならではの床の難しさがあります。
キッチンで冷蔵庫を開けようと立ち止まる。思い出して洗面所へ引き返す。足元にぴったりついて歩くシャムは、人が止まるたびに急ブレーキをかけ、向きを変えるたびに体をひねります。まっすぐ歩くときより、止まる・曲がる瞬間のほうが脚には横向きの力がかかるもの。滑る床では細い脚が外へ流れ、膝にねじれが入ります。
シャムは夜中にトイレへ立つときや、朝いちばんの洗面所にもついてくることがあります。照明の少ない廊下は、暗い場所が見えにくいシャムにとって足元をつかみにくい場所です。寝ぼけた飼い主の足元をすり抜けて先回りし、廊下の角で急に曲がる、という動きも珍しくありません。
後をついて回るのは、飼い主が大好きなシャムらしい愛情表現です。やめさせる必要はありません。人が急に向きを変えるときは、足元の猫に気づいてからゆっくり動くよう、家族で意識しておくと安心です。そのうえで、家族がよく通るキッチンやリビング、廊下の床を滑りにくくしておけば、ついて回る毎日の負担をまとめて減らせます。



シャムのお宅では、キッチンからリビング、廊下から洗面所へと続く「家族の動線」の床を優先しておすすめしています。猫ちゃんが歩くルートは、ご家族が歩くルートとほとんど同じだからです。
シャムは人についてまわるだけでなく、高い所に登るのも暖かい場所でくつろぐのも好きな猫です。床の選び方も、着地と冬の暮らしの両方から考えておきたいポイントがあります。
シャムは冷蔵庫や本棚の上、カーテンレールなど、思いがけない高さまで登ることがあります。飼い主の姿を見つけた瞬間、そこから一気に飛び降りてくることも。キャットタワーなら下にマットを敷いて着地点を決められますが、家具の上から降りる場所は毎回違います。家具まわりの床そのものを滑りにくくしておくのが確実です。
シャムの被毛は短く、寒い季節は床暖房の上や人のひざなど、暖かい場所を好んで過ごします。顔や足先の濃い毛色は体温と関係していて、寒い環境で過ごすと毛色が濃くなりやすいとも言われます。滑り止めにラグやカーペットを敷くと床暖房の熱がさえぎられてしまううえ、後をついて歩くシャムが端でつまずく原因にもなりがちです。
フロアコーティングは床の表面にごく薄い塗膜をつくるもので、敷物のように床を厚く覆うわけではありません。床暖房の暖かさを遮りにくく、滑りにくさと傷の軽減を両立できます。ただし、床暖房に対応した床材かどうか、どのコーティングが合うかは床材によって変わるため、現地調査での確認が欠かせません。
家具の上から降りる場所は毎回変わるので、マットより床そのものを滑りにくくするのが確実。ラグやカーペットは床暖房の熱をさえぎり、ついて歩く猫がつまずく原因にもなる。フロアコーティングは薄い塗膜なので暖かさを遮りにくい。床暖房への対応は床材によるので、施工前の現地調査で確認しましょう。
ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。飼い主を追って急に止まったときや、高い所から降りたときに脚が流れないことを優先するなら、グリップ力で選びます。
| 種類 | 滑りにくさ | 耐久性の目安 | シャムとの相性 |
|---|---|---|---|
| DogGripCoat | ◎ | 約10年 | 急停止や着地で流れる脚を最優先で受け止める。犬用の名前だが猫にも対応 |
| シリコン | ◎ | 約10年 | 柔らかい塗膜で、膝にねじれが入る横流れを抑える |
| UV | ○ | 約20年 | 爪傷への強さと耐久性を重視するなら |
| ガラス | △ | 約20年 | 傷や汚れの軽減が主目的。滑り対策としては優先度低め |
止まる瞬間や着地の瞬間に、脚がその場でとどまるかどうかが、膝にねじれが入るかどうかの分かれ目です。塗膜に柔らかさがあるシリコン系は、肉球が少し沈み込んで引っかかる感覚があり、外に逃げようとする脚を受け止めます。DogGripCoatは名前に「Dog」とありますが、猫の肉球にも対応したペット向けの設計です。
シャムの場合、優先したいのはキッチンからリビング、廊下から洗面所へと続く家族の動線と、冷蔵庫や本棚、キャットタワーなど高い所から降りてくる場所です。ついて歩く場所と、飛び降りる場所。この2つを押さえておけば、シャムの脚に負担がかかりやすい場面をまとめて守れます。20歳近くまで長生きする子もいるので、耐久性と保証の長さもあわせて確認しておくと安心です。


迷ったら、無料サンプルで比べるのが早いです。ピュアコートではサンプルを無料でお送りしていて、実際にシャムが歩いたり飛び降りたりする様子を見てから決められます。



サンプルはキッチンの足元に置いて、後をついてきたシャムが立ち止まるときの脚を見てみてください。細い脚の猫ちゃんでも、滑る床とそうでない床では止まるときの安定感がまるで違います。
猫が走ったりジャンプしたりするたびにツルッと滑るのが心配、というご相談でした。シティネットの新築戸建てで、洋室とリビングにシリコンコーティングを施工し、洗面・浴室・キッチン・IHには水回りコーティングを組み合わせています。シリコンコーティングは深いツヤとグリップ性能を両立でき、表面に適度な滑り止め効果が出るのが特徴。高い所から降りることの多い猫と暮らすお宅に向いた選び方です。
犬や猫を迎える予定のご家族から、床の傷や汚れ対策のご依頼をいただきました。ケイアイスター不動産の新築戸建てで、家具搬入前にリビング・洋室・納戸・キッチンへガラスコーティングを施工し、浴室とトイレには水回りコーティングも行っています。入居前に床全体を仕上げておけば、子猫を迎えた日から同じ床で暮らせるのが利点です。
ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、長生きするシャムとの暮らしをまるごとカバーできます。
膝の素因そのものは床では変えられません。ただ、対策として勧められている滑りにくい床は、コーティングで用意できます。高い所から降りたときや、飼い主を追って急に止まったときに脚が流れて膝にねじれが入る状況を減らす、環境対策のひとつと考えてください。
やめさせる必要はありません。飼い主のそばにいたがるのはシャムらしい愛情表現です。人が急に向きを変えるときは足元の猫に気づいてからゆっくり動くようにし、家族の動線の床を滑りにくくしておくと安心です。
夜の廊下や照明を落とした部屋では、足元の状態をつかみにくいことがあります。常夜灯などで足元を明るくすることに加えて、床そのものを滑りにくくしておくと、見えにくい場所で踏み出した一歩も安定しやすくなります。
床暖房に対応した床材であれば施工できるケースが多いですが、床材やコーティングの種類によって相性が変わります。現地調査で床材を確認したうえで、合うコーティングをご提案します。床材の判定は無料です。
できます。家族がよく通るキッチンや廊下を優先して施工範囲を決めるお宅も少なくありません。現地調査で猫がついて歩くルートや飛び降りる家具の位置を確認したうえで、必要な範囲と費用をご提案します。
シャムは、ほっそり長い脚で高い所に登り、家じゅう飼い主の後をついて回る猫です。人が止まれば急停止し、向きを変えれば急ターン。冷蔵庫やカーテンの上から一気に飛び降りることもあります。膝蓋骨脱臼の報告が多い猫種のひとつとして名前が挙がり、対策の柱は、滑りにくい床と高所からのジャンプを控えること。
内臓や歯、耳の病気は床では防げませんが、止まる瞬間や着地で脚が外へ流れる場面は床で減らせます。グリップ重視ならDogGripCoatかシリコンを軸に、施工範囲は家族の動線と家具まわりの着地点から考えてください。ラグで床暖房をふさがずに済むのも、短毛で寒がりなシャムにはうれしい点です。
ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、キッチンの足元に置いて、後をついてきたシャムが立ち止まるときの脚を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。



シャムはご家族の動きに合わせて床の上を動く猫ちゃんです。普段の家事動線や猫ちゃんがよく登る家具の位置を現地で一緒に確認しますので、お気軽にご相談ください。