コーニッシュレックスが滑る床対策|走り回る細身猫のフロアコーティング

監修者

フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二

業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

ボールを投げると、廊下の向こうまで全速力で追いかけて、くわえて戻ってくる。コーニッシュレックスと暮らしている方なら、何十回でも付き合わされた経験があるかもしれません。細くて長い脚、波打つ短い巻き毛、大人になっても子猫のように遊ぶ性格から、犬のような猫とも言われる猫種です。ただ、その全力疾走の先には、急ブレーキと急ターンが待っています。

この記事では、コーニッシュレックスの体型と遊び方の特徴、かかりやすい病気と床の関係、ダッシュと急停止で脚にかかる負担、高い所からの着地と冬の床、コーニッシュレックスに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。

フロアコートアドバイザー

コーニッシュレックスのお宅で現地調査をしていると、私たちの足元をすり抜けて廊下を往復する子によく出会います。走るのが好きな猫ほど、止まるときと曲がるときの床が大事になります。

目次

コーニッシュレックスは「細い脚で全力疾走する、遊び好きの猫」

コーニッシュレックスは、1950年にイギリスのコーンウォール地方の農場で生まれた巻き毛の子猫をルーツとする猫種です。体重はオスで3〜4.5kg、メスで2.5〜3.5kgほどと一般的な猫より軽めで、細身ながら引き締まった筋肉質の体つきをしています。

グレイハウンドにたとえられる細く長い脚

長い脚と、お腹がきゅっと引き上がったシルエットが特徴で、海外では犬のグレイハウンドによくたとえられます。背中をゆるやかに丸めた立ち姿も、この猫種ならでは。脚が細く長いぶん、踏ん張りがきかない床では脚が外へ流れやすい体つきでもあります。

大人になっても遊び好きで、持ってこいも得意

コーニッシュレックスは、成猫になっても子猫のような遊び好きが続く猫種として知られています。投げたボールを追いかけて持ってくる「持ってこい遊び」を覚える子も多く、人と一緒に遊ぶのが大好きです。ひとりの時間が長いと退屈してストレスをためやすいため、遊びの時間をしっかりとってあげたい猫種でもあります。

つまり、たくさん遊んであげるほど、細い脚で走って止まって曲がる回数が増える。これがコーニッシュレックスの床を考える出発点です。

コーニッシュレックスの特徴と床の関係

体重は軽めで、細く長い脚と引き締まった体を持つ。大人になっても遊び好きで、ボールを追う持ってこい遊びも得意。遊ぶ時間が長いほど、走る・止まる・曲がる動きが床の上でくり返される。床のグリップが脚を守る土台になる猫種です。

コーニッシュレックスがかかりやすい病気と床の関係

コーニッシュレックスで注意したい病気として挙げられるのは、皮膚疾患、慢性腎不全、尿路結石などです。海外では、遺伝性の多発性嚢胞腎や進行性網膜萎縮症、肥大型心筋症への注意も呼びかけられています。どれも床を変えて防げる病気ではありませんが、関節については床と関わる部分があります。

腎臓・心臓・目の病気は床では防げない

慢性腎不全は、初期には水をたくさん飲んで尿が増える程度でも、進行すると食欲の低下や嘔吐などが見られる病気です。尿路結石は水分不足などが原因とされ、血尿や排尿時の痛みにつながります。肥大型心筋症や多発性嚢胞腎、進行性網膜萎縮症も含めて、床で予防や進行の抑制ができるものではありません。定期的な健康診断と、子猫を迎えるときの遺伝子検査の確認が基本です。

関節は「細い骨格」と「体重」に気をつける

コーニッシュレックスは、膝蓋骨脱臼の好発猫種として名前が挙がる猫種ではありません。ただ、骨格が華奢なため、太りすぎると関節に負担がかかりやすいとされます。猫の膝蓋骨脱臼の対策としては、獣医師の解説でも滑りにくい床にすること、高い所からのジャンプを控えること、体重管理が勧められています。猫種を問わず、関節を守る環境づくりの基本と考えてください。

皮脂が多く、皮膚のケアはお手入れが基本

コーニッシュレックスの巻き毛には、ふつうの猫にある硬い上毛がありません。皮膚が外気にさらされやすく、皮膚疾患にかかりやすいとされます。皮脂が毛に吸われにくいため体がべたつきやすく、濡れタオルでの拭き取りや定期的なシャンプーが勧められています。

皮膚のケアそのものは床の役割ではありません。ただ、この皮脂はお気に入りの寝場所のフローリングにも移り、白っぽいくもりや黒ずみとして残ることがあります。床の表面を塗膜で守っておけば、皮脂が床材に染み込みにくく、拭き掃除で落としやすくなります。

コーニッシュレックスの床対策で減らせることと床では防げない病気の比較
床で減らせること・減らせないこと

慢性腎不全、尿路結石、肥大型心筋症、多発性嚢胞腎、進行性網膜萎縮症、皮膚疾患は、床では予防も治療もできない。床が担えるのは、ダッシュからの急停止や高い所からの着地で細い脚が外へ流れるのを減らすことと、寝場所の床に残る皮脂汚れを落としやすくすることです。

参考サイト:ペット保険のFPC|コーニッシュレックスがかかりやすい病気・ケガ

参考サイト:獣医師 あべれおな|猫の後肢跛行シリーズ 第3回「膝蓋骨脱臼(パテラ)」

コーニッシュレックスが走って止まるとき、脚にかかる負担

キャットタワーからの着地と違い、ボール遊びの負担は一度の衝撃ではなく、くり返しの動きにあります。ここに、走るのが好きなコーニッシュレックスならではの難しさがあります。

持ってこい遊びは、急停止と方向転換のくり返し

ボールを追うとき、猫はトップスピードまで一気に加速し、ボールに追いついた瞬間に急ブレーキをかけるんです。くわえたら向きを変えて、飼い主のところへ戻ってくる。持ってこい遊びを10回続ければ、急停止と方向転換も10回以上くり返すことになります。

曲がる瞬間に、細い脚が外へ流れる

まっすぐ走っているときより、止まる・曲がるときのほうが、脚には横向きの力が大きくかかるもの。滑る床では肉球が踏ん張りきれず、外側の脚がずるっと流れて、膝や股関節に本来とは違う向きのねじれが入ります。廊下の突き当たりやリビングの角は、とくに脚が流れやすい場所です。

ボールは突き当たりに向けて投げない

遊びを減らす必要はありません。ボールを壁や突き当たりに向けて投げると、猫は壁の手前で急ブレーキをかけることになります。部屋の長い方向に向けて、転がる先に余裕がある位置から投げてあげてください。何度も滑ってこわい思いをすると走るのをためらうようになり、運動不足から体重が増える原因にもなるため、走りやすい床そのものを整えておくことも大切です。

フロアコートアドバイザー

コーニッシュレックスのお宅では、リビングと廊下をつなぐ「遊びの走路」の床を優先しておすすめしています。ボール遊びの往復は、たいてい同じルートで行われるからです。

高い所と暖かい場所が好きなコーニッシュレックスの床

コーニッシュレックスは走るだけでなく、高い所に登るのも暖かい場所でくつろぐのも好きな猫です。床の選び方も、着地と冬の暮らしの両方から考えておきたいポイントがあります。

冷蔵庫や棚の上は、着地点が毎回変わる

好奇心が強いコーニッシュレックスは、本棚や冷蔵庫の上など、思いがけない場所に登ってくつろいでいることも。キャットタワーなら下にマットを敷いて着地点を決められますが、家具の上から降りる場所は毎回違います。マットだけでは守りきれないため、家具まわりの床そのものを滑りにくくしておくのが確実です。

寒がりで、床暖房や暖房器具のまわりに集まる

被毛が薄いコーニッシュレックスは寒さに弱く、冬は日の当たる窓辺や人のひざ、暖房器具のそばで過ごす時間が長くなります。滑り止めにラグやカーペットを敷くと、床暖房の熱がさえぎられてしまううえ、走り回る猫が端をめくってつまずく原因にもなりがちです。

フロアコーティングは床の表面にごく薄い塗膜をつくるもので、敷物のように床を厚く覆うわけではありません。床暖房の暖かさを遮りにくく、滑りにくさと傷の軽減を両立できます。ただし、床暖房に対応した床材かどうか、どのコーティングが合うかは床材によって変わるため、現地調査での確認が欠かせません。

着地と冬の床づくり

家具の上から降りる場所は毎回変わるので、マットより床そのものを滑りにくくするのが確実。ラグやカーペットは床暖房の熱をさえぎり、走る猫がめくってつまずく原因にもなる。フロアコーティングは薄い塗膜なので暖かさを遮りにくい。床暖房への対応は床材によるので、施工前の現地調査で確認しましょう。

コーニッシュレックスに合うフロアコーティングの選び方

ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。ダッシュからの急停止や方向転換で脚が流れないことを優先するなら、グリップ力で選びます。

スクロールできます
種類滑りにくさ耐久性の目安コーニッシュレックスとの相性
DogGripCoat◎約10年急停止や方向転換で流れる脚を最優先で受け止める。犬用の名前だが猫にも対応
シリコン◎約10年柔らかい塗膜で、曲がる瞬間の横流れを抑える
UV○約20年爪傷への強さと耐久性を重視するなら
ガラス△約20年傷や汚れの軽減が主目的。滑り対策としては優先度低め

ダッシュの横滑りにはDogGripCoatかシリコン

止まる・曲がる瞬間に脚がその場でとどまるかどうかが、関節にねじれが入るかどうかの分かれ目です。塗膜に柔らかさがあるシリコン系は、肉球が少し沈み込んで引っかかる感覚があり、外に逃げようとする脚を受け止めます。DogGripCoatは名前に「Dog」とありますが、猫の肉球にも対応したペット向けの設計です。どちらのコーティングも塗膜が床の表面を覆うので、寝場所に残る皮脂汚れも拭き取りやすくなります。

施工範囲は「遊びの走路」と「家具まわり」

コーニッシュレックスの場合、優先したいのはリビングと廊下をつなぐ遊びの走路と、本棚や冷蔵庫など高い所から降りてくる家具のまわりです。走って止まる場所と、飛び降りる場所。この2つを押さえておけば、脚に負担がかかりやすい場面をまとめて守れます。お気に入りの寝場所や床暖房のある冬の定位置も含めておくと、皮脂汚れの掃除もラクになります。

コーニッシュレックスの優先施工エリア 走路・突き当たり・着地点・寝場所・玄関

迷ったら、無料サンプルで比べるのが早いです。ピュアコートではサンプルを無料でお送りしていて、実際にコーニッシュレックスが走る様子を見てから決められます。

フロアコートアドバイザー

サンプルは廊下の突き当たり近くに置いて、ボールを追ってきたときの脚の止まり方を見てみてください。体が軽い猫ちゃんでも、滑る床とそうでない床では止まるときの安定感がまるで違います。

猫と暮らすお宅でご依頼いただいた施工事例

横浜市南区・新築戸建て・シリコンコーティング|猫が走るたびにツルッと滑る

猫が走ったりジャンプしたりするたびにツルッと滑るのが心配、というご相談でした。シティネットの新築戸建てで、洋室とリビングにシリコンコーティングを施工し、洗面・浴室・キッチン・IHには水回りコーティングを組み合わせています。シリコンコーティングは深いツヤとグリップ性能を両立でき、表面に適度な滑り止め効果が出るのが特徴。部屋を駆け回る猫と暮らすお宅に向いた選び方です。

狭山市・新築戸建て・ガラスコーティング|犬や猫を迎える前に床を守りたい

犬や猫を迎える予定のご家族から、床の傷や汚れ対策のご依頼をいただきました。ケイアイスター不動産の新築戸建てで、家具搬入前にリビング・洋室・納戸・キッチンへガラスコーティングを施工し、浴室とトイレには水回りコーティングも行っています。入居前に床全体を仕上げておけば、子猫を迎えた日から同じ床で暮らせるのが利点です。

ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、コーニッシュレックスとの長い暮らしをまるごとカバーできます。

コーニッシュレックスとフロアコーティングのよくある質問

コーニッシュレックスは体重が軽いのに、床の滑り対策は必要ですか?

体重が軽くても、ダッシュからの急停止や方向転換では脚に横向きの力がかかります。コーニッシュレックスは脚が細く長く、遊びで走る回数も多い猫種です。滑りにくい床にしておくと、毎日の遊びで脚が外へ流れる場面を減らせます。

フロアコーティングでコーニッシュレックスの病気を予防できますか?

慢性腎不全や尿路結石、肥大型心筋症、皮膚疾患などの病気は床では防げません。定期的な健康診断や日々のお手入れが基本です。フロアコーティングで減らせるのは、滑る床で脚にねじれが入る状況や、寝場所に残る皮脂汚れといった暮らしの中の負担です。

ボール遊びはやめたほうがいいですか?

やめる必要はありません。遊びはコーニッシュレックスのストレス解消と体重管理に欠かせない時間です。ボールを壁や突き当たりに向けて投げず、転がる先に余裕がある方向へ投げてあげてください。そのうえで走路の床を滑らなくしておくと安心です。

床暖房のある床にもコーティングできますか?

床暖房に対応した床材であれば施工できるケースが多いですが、床材やコーティングの種類によって相性が変わります。現地調査で床材を確認したうえで、合うコーティングをご提案します。床材の判定は無料です。

リビングと廊下だけ施工することはできますか?

できます。ボール遊びで走るリビングと廊下を優先して施工範囲を決めるお宅も少なくありません。現地調査で猫がよく走るルートや飛び降りる家具の位置を確認したうえで、必要な範囲と費用をご提案します。

まとめ|コーニッシュレックスは「走って止まる床」と「降りる床」を整える

コーニッシュレックスは、細く長い脚を持ち、大人になっても遊び好きな猫です。たくさん遊んであげるほど、ボールを追って走り、止まり、曲がる回数が増えます。好奇心から家具の上に登ることも多く、降りてくる場所も毎回ばらばらです。

腎臓や心臓、皮膚の病気は床では防げませんが、急停止や着地で脚が外へ流れる場面は床で減らせます。グリップ重視ならDogGripCoatかシリコンを軸に、施工範囲は遊びの走路と家具まわりから考えてください。寝場所の皮脂汚れが落としやすくなり、ラグで床暖房をふさがずに済むのも、この猫種にはうれしい点です。

ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、廊下の突き当たり近くに置いて、コーニッシュレックスがボールを追ってきたときの脚の止まり方を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。

フロアコートアドバイザー

よく遊ぶ子ほど、床の上で過ごす時間は長くなります。走るルートや飛び降りる家具の位置を現地で一緒に確認しますので、お気軽にご相談ください。

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