
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

マンションの床が永大産業のリアルグレインアトムでした。踏むと少し沈む感じがするのですが、コーティングをして割れたりしませんか。



よくお気づきになりました。沈む床に硬い膜をのせるのは、無理のある組み合わせです。だから膜の選び方が変わります。
リアルグレインアトムには、マンション用の直貼りタイプがあります。遮音性能は△LL(I)-4(LL-45)。表面はオレフィンシートです。この2つが、コーティングを考えるときの判断材料になります。


リアルグレインアトムには、戸建て用の捨て貼りタイプと、マンション用の直貼りタイプがあります。品番の頭にDRGXとついていれば、直貼りタイプです。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 総厚×幅×長さ | 13.6(4.5)×290×900mm |
| 表面仕上げ | 抗菌加工・コート+オレフィンシート |
| 基材 | 特殊強化シート+合板 |
| 遮音性能 | △LL(I)-4(LL-45) |
| 梱包 | 1ケース12枚入/3.13㎡(約1坪) |
| 溝 | 1本溝(品番による) |
販売店の商品ページに掲載されている仕様です。永大産業の公式サイトのフローリング一覧では該当ページを確認できなかったため、一次情報ではありません
注目していただきたいのは、総厚13.6mmに対して括弧書きで4.5mmと書かれているところです。板そのものは薄く、下にクッションの層があるという構成です。
マンションの管理規約には、床のリフォームをするときの遮音等級が定められていることがあります。LL-45以上、といった書き方です。
リアルグレインアトムの直貼りタイプは、この基準を満たすために作られた床材です。裏にクッション材を貼って、上の階から下の階へ伝わる音を減らしています。
だから踏むと沈みます。これは不良ではなく、そういう作りだからです。



沈むのが正常です。沈まなかったら、遮音性能が出ていないということになります。


ここが、この床でいちばん大事なところです。
人が歩くたびに、床は数ミリ沈んで戻ります。その上に硬い膜がのっていると、膜は曲がることを求められます。
硬い膜ほど曲がりません。結果として、細かいひびが入ることがあります。最初は見えないくらいの、髪の毛のような線です。
そこから白く曇ってくることがあります。膜が浮いて、下に空気が入るからです。
当社では、直貼りの防音フロアには、やわらかさのある膜をご提案しています。硬さは少し譲りますが、割れないほうが長持ちします。
| 膜の種類 | 硬さ | 直貼り防音フロアとの相性 |
|---|---|---|
| UVコーティング | 硬い | 当社では、直貼りにはおすすめしていません |
| ガラスコーティング | 中程度 | 配合によります。やわらかめのものを選びます |
| シリコンコーティング | やわらかい | 床の動きについていきやすい |
| ペット向けの膜 | やわらかい | 滑り対策も兼ねられます |
当社の施工経験にもとづく判断です。メーカーが公表している相性表ではありません
硬い膜のほうが傷に強いのは事実です。それでも、割れてしまっては意味がありません。床の性質に合わせるほうが先だと考えています。
足音が響くようになったというご相談をいただくことがありますが、これは遮音層の問題です。床の表面に膜をのせても、遮音性能は変わりません。
むしろ、硬い膜をのせると音が響きやすくなる可能性もあります。遮音が目的ならコーティングは選択肢になりません。ここは正直にお伝えしています。



できないことは先にお伝えします。期待して契約されて、あとでがっかりされるのがいちばん困ります。


リアルグレインアトムの表面仕上げは、抗菌加工・コート+オレフィンシートと記載されています。オレフィンというのは、樹脂の種類の名前です。
オレフィン系の樹脂は、もともと塗料がつきにくい性質を持っています。表面の性質として、他のものを弾くからです。
これは当社の経験からの話ですが、オレフィンシートの床は、密着テストを省けません。塗ってみて、きちんとついているかを確かめてからでないと、全面には進めません。
目立たない場所に少量塗って、乾いてから爪を立てたりテープを貼って剥がしたりします。ここで問題があれば、薬剤を変えるか、下地処理を追加します。
床材を見ずに、どの家にも同じ薬剤を塗る業者がいます。木の床なら何とかなっても、オレフィンシートでは数年後に剥がれてくることがあります。
見積もりのときに、うちの床はオレフィンシートですが密着テストはしますかと聞いてみてください。



床材の名前を伝えても、特に何も言われなかったのですが。



それは気になりますね。素材の話が出てこない見積もりは、一度立ち止まったほうがいいと思います。
表面仕上げには、コート+オレフィンシートと書かれています。つまり、オレフィンシートの上にすでに工場での塗装がのっているということです。
その塗装の上に、さらにコーティングの膜をのせることになります。層が重なるほど、下の層との相性が効いてきます。ここでも密着テストが効きます。


永大産業のフローリング選びのポイントというページに、次のように書かれています。
ワックスがけは必要ありません。ワックスがけを行うと製品本来の性能、性質が損なわれます。
永大産業 フローリング選びのポイント
不要です、で終わっていません。性能、性質が損なわれますと続いています。塗らないほうがいい、という書き方です。
そのうえで、同じページにはワックスを使う場合の指定もあります。
ワックスは「ユカメイク」もしくは(株)リンレイ製「ハイテクフローリングコート」に限ります。
永大産業 フローリング選びのポイント
限りますという言い方です。市販のものなら何でもいい、とは言っていません。ここまで細かく指定する会社が、コーティングについてどう考えているかは、次の記載でわかります。
永大産業は、フロアコーティングについても見解を出しています。当社が確認した範囲では、コーティングは製品の改造にあたるため、塗装性能および製品保証はコーティング業者の責任になる、という趣旨の記載がありました。
つまり塗った時点で、床の保証はコーティング業者に移るということです。禁止はしていません。かわりに、責任の所在をはっきりさせています。
当社はこの点をお客様にお伝えしたうえで、施工するかどうかを決めていただいています。そして施工した場合は、当社の保証の範囲を書面でご説明しています。


直貼りタイプはマンション用です。戸建てとは違う準備があります。
工事の届け出が必要かどうか、作業できる曜日と時間帯、エレベーターの使用ルール。このあたりが管理規約に書かれています。
届け出が必要なのに出していなかったとなると、工事が止まります。日程を組む前に、管理組合か管理会社に確認してください。
当社では、必要な書類の書き方についてもご相談に乗っています。どう書けばいいか分からないという方が多いからです。
平日の9時から17時まで、土日は不可。こういう規約のマンションは珍しくありません。
コーティングは、塗ってから乾かす時間が必要です。時間が限られていると、部屋を分けて何日かに分ける段取りになります。
見積もりのときに、作業可能な時間帯を教えてください。日数と金額に関わります。
施工中は換気をします。共用廊下に面した窓を開けることになるので、においが廊下に出ることがあります。
においの少ない薬剤を選ぶこともできます。性能とのバランスになりますが、選択肢はあります。集合住宅では、ここを気にされる方が多いです。


中古マンションでのご相談です。前の所有者が施工したシリコンコーティングが、窓際で経年劣化により剥がれていました。補修が必要な状態からのスタートです。








この施工事例の詳細を見る(千葉県船橋市・2026-07-27公開)
窓際から剥がれてくるのは、日光と温度変化の影響です。直貼りの床は、日が当たると温まって膨らみ、夜は縮みます。その動きに膜がついていけなくなると、端から浮いてきます。
補修は、浮いた膜を取り除いてから塗り直します。全面をやり直すか、その部分だけにするかは、状態を見て決めます。
入居前のタイミングでのご依頼です。リフォーム済みの物件で、きれいな状態を長く維持したいというご希望でした。








この施工事例の詳細を見る(東京都世田谷区・2026-04-22公開)
リフォーム直後は、床がいちばんきれいな状態です。ここで膜をかけておくと、その状態から下がりにくくなります。
当社でリアルグレインアトムの直貼りタイプに施工する場合の、おおよその金額です。
| 広さ | シリコン | ガラス | ペット向け |
|---|---|---|---|
| 40㎡前後(1LDK程度) | 約11万円〜 | 約14万円〜 | 約16万円〜 |
| 60㎡前後(3LDK程度) | 約16万円〜 | 約20万円〜 | 約24万円〜 |
| 80㎡前後(4LDK程度) | 約21万円〜 | 約26万円〜 | 約30万円〜 |
当社の標準的な施工価格です。床の状態、部屋の形、家具の有無で変わります。UVは直貼りにはおすすめしていないため、この表には入れていません
中古マンションでは、前の所有者がワックスやコーティングを塗っていることがあります。それを落としてからでないと、新しい膜はのりません。
事例でご紹介したお宅のように、以前の膜が部分的に剥がれているケースもあります。この場合は撤去の手間が増えます。
見積もりの段階で現地を見て、必要な作業をお伝えします。あとから追加請求をすることはありません。
作業時間が限られていると、部屋を分けて複数日に渡ります。日数が増えれば、その分の費用がかかります。
見積もりのときに、作業可能な時間帯を教えていただければ、正確な日数と金額をお出しできます。


まず、直貼りタイプなのか捨て貼りタイプなのかを確かめてください。ここで施工の考え方が変わります。
DRGXで始まっていれば、マンション用の直貼りタイプです
仕様書や住宅設備一覧に、メーカー名と品番が書かれています
分譲マンションなら、竣工図書を保管していることがあります
直貼りタイプは、踏むとわずかに沈みます。慣れると分かります
どうしても分からないときは、床の写真を当社に送ってください
戸建て用の捨て貼りタイプは、下地の合板にしっかり固定されているので沈みません。直貼りタイプは、裏のクッションのぶんだけ沈みます。
かかとで軽く踏んでみてください。ふわっとする感覚があれば、直貼りの可能性が高いです。
ルーチェナット、ラスターメープル、シャイニーオーク、リップルチェリー、タイムウォールナット、カルゴゼブラ、グレージュオーク。こういった名前が品番に紐づいています。
色柄によって艶の見え方が変わるので、サンプルを用意するときの参考になります。


永大産業はワックスがけは必要ありませんと書いています。コーティングをしたあとも、考え方は同じです。
普段は乾いたモップでほこりを取るだけで十分です。水拭きは、汚れが気になったときだけにしてください。
市販のワックスを重ねるのはやめてください。永大産業はワックスをかけると製品本来の性能、性質が損なわれると書いています。
事例でご紹介したように、直貼りの床は窓際から傷みやすいです。日光と温度変化が集中するからです。
レースのカーテンを閉めておくだけでも違います。南向きのリビングでは、とくに意識していただきたいところです。
直貼りの床は沈みます。ということは、重いものを置けば、そこだけへこんだままになることがあります。
本棚や冷蔵庫の脚には、必ず当て板を敷いてください。膜は傷には効きますが、荷重には効きません。


直貼りの防音フロアで、数年住んだ方から聞く話をまとめます。
| 気づく変化 | 起きていること | できること |
|---|---|---|
| 窓際だけ色が違う | 日光で表面が変化しています | カーテンで和らげられます |
| 歩くところだけ艶が違う | 膜や塗装がすり減っています | コーティングで進行を遅らせられます |
| 足音が気になってきた | 遮音層がへたってきた可能性があります | コーティングでは改善しません |
| 家具の跡がへこんだまま | クッション層がつぶれています | 当て板で予防するしかありません |
直貼りの床は裏にクッションがあります。重いものを長く置くと、そのクッションがつぶれます。
つぶれたクッションは、家具をどけても戻りません。膜があっても同じです。だから当て板をお願いしています。
足音が響くようになったと感じたら、床材そのものの交換を検討することになります。コーティングでは解決しません。
この場合は、管理規約で定められた遮音等級を満たす床材を選び直すところからです。当社の仕事の範囲を超えます。


踏んで沈むから施工不良ではないか、というご相談をいただきます。直貼りの防音フロアは、そういう作りです。沈まなければ遮音性能が出ません。
ただ、明らかに1か所だけ沈み方が違う、歩くと音がするという場合は、下地の接着が剥がれている可能性があります。これは施工した会社に確認してください。
膜は傷を受け止めますが、傷がゼロになるわけではありません。椅子を引きずれば線が入りますし、砂粒を踏んだまま歩けば細かい擦り傷が入ります。
意味があるのは、シートの絵が削れるような深い傷が減ることです。オレフィンシートも、削れれば下の色が出ます。
硬さを売りにする業者もいますが、直貼りの床では硬さが裏目に出ます。床が動くからです。
どんな床にもUVをすすめてくる業者には、なぜこの床にUVなのかを聞いてみてください。


マンションでの施工は、戸建てより段取りが多くなります。当日の進み方を書いておきます。
管理規約で決められていることが多いです。ここから始まります
壁、建具、コンセントまわりを覆います
目立たない場所に少量塗って確認します。オレフィンシートでは省けない工程です
既存の汚れやワックスを落とします
水分が残ったまま塗ると膜が濁ります
部屋の奥から出口へ向かって塗ります
艶と塗り残しを見ていただいて終わりです
60㎡前後の3LDKで、1日から2日です。ただし管理規約で作業時間が限られていると、日数が増えます。
平日の9時から17時まで、という規約のマンションでは、1日あたりに進められる範囲が決まります。見積もりのときに時間帯を教えてください。
塗ったばかりの床に冷蔵庫や洗濯機を載せるのは無理があります。種類によっては、数日のあいだ重いものを置かないようお願いしています。
引っ越し日が決まっているなら、そこから逆算して施工日を決めてください。余裕がないと、せっかくの膜に跡が残ります。
鍵をお預かりして施工することもあります。ただ、最後の確認だけは立ち会っていただけると助かります。艶の見え方は、その場で見ていただくのがいちばんだからです。



仕事があって、ずっとはいられないのですが。



最後の30分だけでも来ていただければ十分です。


同業として、身内をほめる話に聞こえるかもしれません。それでも書いておきます。
うちの床はリアルグレインアトムの直貼りですと伝えたときに、沈む床ですねと返ってくるかどうか。ここで分かれます。
床材を聞かずに見積もりを出す業者がいます。どの家にも同じ薬剤を塗るつもりだからです。木の床なら何とかなっても、オレフィンシートでは数年後に剥がれてきます。
オレフィン系の樹脂は塗料がつきにくい素材です。それを知っている業者なら、密着テストの話が出てきます。
出てこないなら、こちらから聞いてください。やりますと答えられるかどうかで、経験の有無が見えます。
年数だけを比べても意味がありません。何が起きたときに、どこまで直してくれるのか。剥がれは対象だが変色は対象外、というように線が引かれていることがあります。
とくに直貼りの床では、剥がれが保証の対象かどうかが重要です。契約前に現物を見せてもらってください。
共用部の養生、エレベーターの使い方、届け出の書類。慣れている業者なら、こちらから聞かなくても説明してくれます。
戸建てばかりやってきた業者だと、ここでつまずくことがあります。管理組合に迷惑をかけると、住み続けるご本人が気まずくなります。


| 時期 | 費用 | 仕上がり | 当社の見方 |
|---|---|---|---|
| 入居前・リフォーム直後 | 家具移動がないぶん安い | 全面を一度に塗れる | いちばんおすすめです |
| 住みながら | 家具移動の手間が乗る | 部屋ごとに分けて進める | 可能です |
| 以前の膜が剥がれてから | 撤去と補修の費用が乗る | 下地の状態次第 | 早めのご相談をおすすめします |
中古マンションでは、前の所有者が塗った膜が残っていることがあります。窓際から浮いてきているようなら、早めにご相談ください。放っておくと剥がれる範囲が広がって、撤去の手間が増えます。
リフォームを予定されているなら、内装工事が終わってからの施工になります。壁紙の張り替えより後、家具を入れる前。この順番がいちばんきれいに仕上がります。
売却や賃貸に出す予定がある方からも、ご相談をいただきます。内覧のときに床がきれいかどうかは、思っているより印象を左右します。ただ、そのためだけに費用をかけるかどうかは、物件の状況によります。ここは正直に、必要ないと思えばそう申し上げています。
当社が確認した範囲では、永大産業はコーティングを製品の改造にあたるとしていて、塗装性能および製品保証はコーティング業者の責任になるという趣旨の記載をしています。つまり床の保証が施工業者に移るということです。禁止はしていませんが、責任の所在は変わります。当社は施工前にこの点をお伝えし、当社の保証の範囲を書面でご説明しています。この説明をしない業者には気をつけてください。
永大産業はワックスがけは必要ありません、ワックスがけを行うと製品本来の性能、性質が損なわれますと書いています。そのうえで、塗る場合はユカメイクまたは株式会社リンレイ製のハイテクフローリングコートに限ると指定しています。市販のものを選ぶ前に、この2つのどちらかであることを確認してください。指定外のワックスは、床の性能に影響する可能性があります。
できます。当社には永大産業の床への施工実績があります。ただし直貼りタイプの場合は、踏むと沈む床であることと、表面がオレフィンシートであることの2点から、膜の選び方と下地処理が変わります。密着テストをしたうえで施工しています。
品番の頭がDRGXで始まっていれば直貼りタイプです。書類が見つからない場合は、かかとで軽く踏んでみてください。ふわっと沈む感覚があれば直貼りの可能性が高いです。戸建て用の捨て貼りタイプは沈みません。
当社では、直貼りの防音フロアにUVはおすすめしていません。UVは硬い膜なので、沈んで戻る床の動きについていけず、細かいひびが入ることがあるからです。やわらかさのある膜をご提案しています。
できます。ただしオレフィン系の樹脂は塗料がつきにくい性質があるため、密着テストを省けません。目立たない場所に少量塗って、乾いてから確認します。ここで問題があれば薬剤を変えるか、下地処理を追加します。
なりません。遮音性能は床材の裏のクッション層が担っているので、表面に膜をのせても変わりません。むしろ硬い膜をのせると響きやすくなる可能性もあります。遮音が目的ならコーティングは選択肢になりません。
マンションによります。管理規約に工事の届け出について書かれていますので、日程を組む前に管理組合か管理会社にご確認ください。作業できる曜日や時間帯が決まっていることもあります。当社では書類の書き方についてもご相談に乗っています。
リアルグレインアトムの直貼りタイプは、マンションの遮音基準を満たすために作られた床です。裏にクッションがあるから踏むと沈む。表面はオレフィンシートだから塗料がつきにくい。この2つが、この床の性格です。
硬い膜のほうが傷に強いのは事実です。それでも当社が直貼りの床にやわらかい膜をおすすめするのは、割れてしまっては意味がないからです。床の性質に合わせるほうが先だと考えています。
永大産業は、ワックスは必要ありませんと書き、コーティングは製品の改造にあたるという見解を出しています。当社はこれを見積もりの段階でお伝えしたうえで、施工するかどうかを決めていただいています。
見積もりを取るときに、うちの床は直貼りでオレフィンシートですが、と伝えてみてください。
そこで段取りが変わる業者なら、この床を分かっています。何も変わらないなら、一度立ち止まったほうがいいと思います。
マンションの床は、規約の確認から始まります。急がずに、一つずつ進めてください。

