フロアコーティングの中でも「滑りにくさ」と「コスパの良さ」で根強い人気があるのがシリコンコーティング。とくにペットや高齢のご家族がいるご家庭から選ばれることが多いタイプです。
でも実際のところ、「UVやガラスとどう違うの?」「ペット専用コーティングのほうがいいんじゃない?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

シリコンコーティングって安いけど、ちゃんと効果あるの?うちは犬がいるからペット用のほうがいいのかな…
この記事では、月300件以上のフロアコーティングを施工する専門業者が、シリコンコーティングのメリット・デメリットから費用相場、さらにペット専用コーティング(DogGripCoat)との違いまで本音で解説します。
シリコンフロアコーティングとは?特徴を30秒で理解
シリコンフロアコーティングは、コンタクトレンズや医療器具にも使われる安全性の高いシリコン樹脂を床に塗布するコーティング。ワックスのように定期的な塗り直しが不要で、一度の施工で10〜20年ほど効果が持続します。
最大の特徴は「柔軟性のある塗膜」。硬いガラスコーティングやUVコーティングとは違って、塗膜がしなやかなので足裏にフィットし、滑りにくい仕上がりになるんです。この防滑性の高さが、ペット・お子さん・高齢者のいる家庭に選ばれる理由ですね。
シリコンコーティングの仕組みと他種類との違い
シリコン樹脂は水の分子より小さく、空気の分子よりは大きいという独特の構造を持っています。つまり水は通さないのに空気は通す。フローリングの通気性を妨げずに防水できるという、ちょっと変わった特性があるんです。
これがガラスやUVとの大きな違い。ガラスやUVは「硬くて強い膜で覆う」のに対して、シリコンは「しなやかな膜で包む」イメージ。硬度ではガラス・UVに劣りますが、柔軟性・防滑性・通気性ではシリコンに軍配が上がります。
硬度・光沢・耐用年数を一覧比較【UV・ガラス・セラミック】
| 項目 | シリコン | ガラス | UV | セラミック |
|---|---|---|---|---|
| 硬度(鉛筆硬度) | 4H〜5H | 7H〜9H | 6H〜7H | 8H〜9H |
| 光沢 | 高光沢(ツヤあり) | マット〜半光沢 | 高光沢 | 半光沢 |
| 耐用年数 | 10〜20年 | 15〜25年 | 20〜30年 | 20〜30年 |
| 防滑性 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 耐傷性 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 費用目安(30㎡) | 約10万〜15万円 | 約14万〜20万円 | 約13万〜20万円 | 約15万〜22万円 |
こうして並べてみると、シリコンは「防滑性」と「コスパ」で突出しているのがわかります。硬度や耐傷性ではガラス・セラミックに譲りますが、滑りにくさを最優先にしたい家庭には最適な選択肢です。
シリコンフロアコーティングのメリット5つ
シリコンコーティングが長年にわたって選ばれ続けている理由を、5つのメリットに分けて紹介します。
メリット① 防滑性が高くペット・高齢者の転倒リスクを軽減
シリコンコーティング最大の強みが、この圧倒的な防滑性。柔軟な塗膜が足裏やペットの肉球にしっかりフィットし、フローリング特有のツルツル感を大幅に抑えてくれます。
実際に保育園・幼稚園・高齢者施設でも多く採用されている実績があり、「滑りにくさ」の信頼性はお墨付き。犬が興奮して走り回っても、高齢の方が靴下で歩いても、滑って転ぶリスクをかなり軽減できます。



月300件の施工をしていると「ペットが滑らなくなった」「おばあちゃんが安心して歩ける」という声をよくいただきます。シリコンの防滑性は現場でも実感値が高いですね。
メリット② コスパ最強クラス|初期費用を抑えつつ10〜20年もつ
シリコンコーティングの費用は30㎡で約10万〜15万円。UVやガラスと比べると3〜5万円ほど安く済むケースが多いです。
それでいて耐用年数は10〜20年。ワックスの半年〜1年と比べれば圧倒的に長寿命ですし、ワックスがけの手間と累計費用を考えると、トータルコストではシリコンコーティングのほうがずっとお得になります。
メリット③ 水拭き・アルコール拭きOKで掃除がラク
シリコンコーティングは耐水性・耐薬品性に優れているので、水拭きはもちろん、アルコールを使った拭き掃除もOK。ペットの粗相やお子さんの食べこぼしも、サッと拭くだけできれいになります。
ワックスだとアルコールで白く濁ってしまうので、これは大きなアドバンテージですね。
メリット④ 安全性が高い素材で赤ちゃんやペットにも安心
シリコン樹脂はコンタクトレンズや食器、医療器具にも使われる素材。アレルギーを引き起こしにくく、硬化後は無害なので、赤ちゃんがハイハイしても、ペットが床を舐めても安心です。
メリット⑤ フローリングの通気性を妨げない
シリコン樹脂は水は通さないけれど空気は通す構造。フローリングの「呼吸」を妨げないので、木材の反りや膨張を抑えやすいというメリットがあります。とくに木質フローリングとの相性が良く、自然な風合いを活かした仕上がりになりますよ。
シリコンフロアコーティングのデメリット3つと対策
メリットだけ並べても判断できませんよね。ここではシリコンの弱点と、それをカバーする方法をセットでお伝えします。
デメリット① UV・ガラスより傷がつきやすい|対策はスリッパ選びにあり
シリコンの塗膜硬度は4H〜5H。ガラス(7H〜9H)やUV(6H〜7H)と比べると表面の摩耗に弱いのが正直なところ。スリッパの底が硬い素材だと、塗膜がすり減りやすくなります。
スリッパの底面をフェルトや布など柔らかい素材にするだけで、塗膜の寿命は大幅に延びます。家具の脚にもフェルトパッドを貼っておくと効果的。日常のちょっとした工夫で、シリコンの弱点はかなりカバーできます。
デメリット② 施工時の溶剤臭|換気すれば硬化後は無臭
シリコンコーティングは溶剤系の塗料を使うため、施工中は塗料特有の臭いが発生します。これが気になるという方もいるかもしれません。
ただし、塗膜が硬化すれば臭いは完全になくなります。施工後は十分に換気を行い、乾燥時間を確保すればまったく問題ありません。入居前に施工するのがベストですね。
デメリット③ 高光沢が好みでない人には不向き
シリコンコーティングの仕上がりはピカピカとした高光沢タイプが一般的。「マットで落ち着いた雰囲気がいい」「無垢材の自然な風合いを残したい」という方には、ガラスコーティングのほうが向いている場合があります。
ただし、業者によってはツヤを抑えた「半光沢仕上げ」に対応しているケースもあるので、サンプル板で事前に確認するのがおすすめです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 防滑性が全コーティング中トップクラス 初期費用が他種類より安い 水拭き・アルコール拭きOK 赤ちゃん・ペットにも安全な素材 フローリングの通気性を維持 | UV・ガラスより傷がつきやすい 施工時に溶剤臭が発生する 高光沢仕上げが好みに合わない場合も |
シリコン vs ペット専用コーティング(DogGripCoat)徹底比較
ペットがいるご家庭がシリコンコーティングを検討するとき、必ず気になるのが「ペット専用コーティングとどう違うの?」という疑問。
ここでは、シリコンコーティングとペット専用コーティングの代表格「DogGripCoat」を5つの項目で比較します。どちらにもメリットがあるので、愛犬・愛猫の生活スタイルに合わせて選んでみてください。
防滑性・爪傷耐性・安全性を5項目で比較【一覧表】
| 比較項目 | シリコンコーティング | DogGripCoat(ペット専用) |
|---|---|---|
| 防滑性(グリップ力) | ★★★★☆(高い) | ★★★★★(ペットの肉球に最適化) |
| 爪傷への耐性 | ★★★☆☆(やや弱い) | ★★★★☆(爪傷に強い設計) |
| 光沢感 | 高光沢(ピカピカ) | 自然な仕上がり(マット寄り) |
| 耐用年数 | 10〜20年 | 15〜20年 |
| 費用目安(30㎡) | 約10万〜15万円 | 約14万〜20万円 |
防滑性はどちらも高水準ですが、DogGripCoatは犬・猫の肉球に最適化されたグリップ設計になっている点が違います。シリコンも十分に滑りにくいのですが、DogGripCoatは「ペットの足腰を守る」ことに特化して開発された専用品。大型犬や関節にトラブルを抱えるシニア犬には、より安心感があるといえます。
一方、費用を抑えたい場合はシリコンが有利。30㎡で4万〜5万円の差があるので、予算に限りがある場合はシリコンでも十分な防滑効果を得られます。
シリコンが向いている家庭・DogGripCoatが向いている家庭
| シリコンコーティングが向いている | DogGripCoatが向いている |
|---|---|
| 小型犬・猫がメインで、激しく走り回ることは少ない | 大型犬や活発な犬種を室内で飼っている |
| ペットだけでなく高齢者やお子さんの転倒防止も重視 | シニア犬・関節疾患のある犬がいる |
| 費用を抑えつつ、十分な防滑効果がほしい | 爪傷対策を最優先にしたい |
| ツヤのあるピカピカの仕上がりが好み | 自然でマットな仕上がりが好み |
「どっちか迷ったら」の判断フローチャート
→ YESならDogGripCoatがおすすめ。肉球に最適化されたグリップで足腰への負担を軽減できます。
→ YESならシリコンコーティング。人間の足裏にも優れたフィット感があり、家族全員の転倒防止に役立ちます。
→ YESならシリコンが有利。防滑性は十分高く、費用は4万〜5万円安く収まります。



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シリコンフロアコーティングの費用相場と見積もりのコツ
シリコンコーティングはフロアコーティングの中では比較的リーズナブル。とはいえ数十万円の出費になるので、相場感を把握した上で賢く業者を選びたいですよね。
間取り別の費用シミュレーション【2LDK〜戸建て】
| 間取り | 施工面積の目安 | シリコンコーティング費用 |
|---|---|---|
| 2LDK | 約40〜50㎡ | 約12万〜17万円 |
| 3LDK | 約55〜70㎡ | 約17万〜24万円 |
| 4LDK・戸建て | 約70〜90㎡ | 約21万〜30万円 |
※新築・入居前施工の場合の目安です。入居後に施工する場合は家具移動費やワックス剥離費で5万〜10万円ほど加算されることがあります。
中間マージンゼロの直接依頼で安くなる仕組み
フロアコーティングの価格には、「誰を経由するか」で大きな差が出ます。
ハウスメーカーやオプション会、比較サイト経由で申し込むと、施工業者との間に紹介会社が入ります。この紹介料が施工費の20〜40%にもなることがあるんです。
たとえば、直接依頼なら18万円で済むシリコンコーティングが、比較サイト経由だと25万円近くになるケースも。「同じ品質なのに7万円も高い」なんてもったいないですよね。
- 施工面積の計算方法(壁芯 or 有効面積)
- 保証の内容と期間(対象範囲・補修回数)
- 駐車場代・出張費・繁忙期割増の有無
- 自社施工か外注か
- 紹介料・中間マージンが含まれていないか
最低3社から相見積もりを取り、上記のポイントを横並びで比較するのが失敗しないコツです。
施工の流れと失敗しない業者選びのポイント
シリコンコーティングを依頼するなら、施工当日の流れと業者選びの基準を事前に知っておくと安心です。
施工当日の流れ【下地処理→塗布→乾燥】
壁や巾木をマスキングテープで養生し、床面の脱脂・微細なゴミの除去を行います。この下地処理の丁寧さが仕上がりを大きく左右するので、1㎡ごとにチェックするくらい入念に行う業者を選びたいところ。
専用のローラーやコテで床全面にシリコン塗料を均一に塗布。部屋の奥から出口に向かって塗り進め、ムラのない仕上がりを目指します。
施工後24〜48時間は入室を控え、十分に乾燥・硬化させます。この間は換気を行い、溶剤臭を外に逃がします。完全硬化後に家具を搬入すればOKです。
業者選びで確認すべき3つのポイント
- 施工実績の数と年数…年間500件以上の実績がある業者は、さまざまな床材への対応力が高い。施工写真やビフォーアフターを公開しているかもチェック
- 保証内容の具体性…「20年保証」の中身が重要。剥がれ・変色・密着不良のどこまでが対象か、補修回数に制限はあるかを確認
- 自社施工かどうか…外注に丸投げする業者だと品質にばらつきが出やすい。「経験何年のスタッフが担当するか」を聞いてみましょう
シリコンフロアコーティングでよくある質問【FAQ】
シリコンコーティングについて、お客様からよくいただく質問をまとめました。
- ペットの爪でシリコンコーティングは剥がれる?
-
細かい線傷はつくことがありますが、簡単に剥がれることはありません。シリコンの塗膜は柔軟性があるため、硬いガラスコーティングのようにパキッと割れるリスクも低いです。大型犬で爪傷が特に心配な場合は、DogGripCoatなどペット専用コーティングも検討してみてください。
- 床暖房がある家でも施工できる?
-
はい、シリコンコーティングは床暖房のある床にも施工可能です。ただし施工前に床暖房をオフにしておく必要があります。耐熱性が特に心配な場合は、セラミックコーティングのほうが適しているケースもあるので、業者に床材と合わせて相談するのがおすすめです。
- シリコンコーティングの上からワックスは必要?
-
不要です。シリコンコーティングを施工すれば、ワックスがけは一切必要ありません。むしろコーティングの上からワックスを塗ると、滑りやすくなったり密着不良を起こしたりするので、絶対に避けてください。
- 入居後でも施工できる?
-
可能です。ただし家具の移動費や既存ワックスの剥離費用が追加でかかるため、新築・入居前と比べて5万〜10万円ほど割高になるケースが多いです。タイミングとしては入居前がベストですが、入居後でも対応できる業者は多いので、まずは相談してみてください。
- シリコンとウレタンの違いは?
-
ウレタンコーティングはシリコンよりさらに安価(30㎡で約5万〜8万円)ですが、耐用年数が3〜5年と短く、耐薬品性も低いのが難点。水拭きはOKですがアルコール拭きには対応していない製品が多いです。コスパと耐久性のバランスでは、シリコンのほうがワンランク上と考えてよいでしょう。
まとめ|シリコンコーティングは「コスパ×安全性」で選ぶ人の最適解
最後にこの記事のポイントを整理します。
- シリコンコーティングは防滑性No.1&コスパ最強のフロアコーティング
- ペット・高齢者・お子さんがいる家庭の転倒防止に最も効果的
- 弱点は「傷のつきやすさ」だが、スリッパやフェルトパッドで対策可能
- 大型犬・シニア犬がいるならDogGripCoatも検討。サンプル比較がおすすめ
- 費用は専門業者への直接依頼で中間マージンをカットできる
- 最低3社で相見積もりを取り、保証内容と施工体制で比較する
「滑りにくさ」と「お手頃な価格」を両立できるのはシリコンコーティングだけ。ペットや家族の安全を守りつつ、費用も抑えたいという方にはぴったりの選択肢です。



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