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フロアコーティングの費用|なぜ業者で10万円以上差が出るのか?

フロアコーティングを検討し始めると、まず気になるのが「結局いくらかかるの?」という費用の問題。

ネットで調べても「15万〜40万円」と幅がありすぎて、自分の家だといくらなのかイマイチわからない。さらに相見積もりを取ると、業者によって10万円以上も差があって混乱した…という声をよく聞きます。

同じ3LDKで同じ種類なのに、A社は18万円、B社は32万円って言われた…。この差って何?

その疑問、もっともです。実はフロアコーティングの費用には、表に出にくい「中間マージン(紹介料)」が含まれていることがあるんです。

この記事では、月300件以上のフロアコーティングを施工する専門業者の立場から、種類別・間取り別の費用相場はもちろん、なぜ業者によって10万円以上の差が出るのか、その構造まで正直にお話しします。見積もりの読み方や損しないためのチェックポイントもまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

フロアコーティングの費用相場|種類別×間取り別の料金早見表

まずは「だいたいいくらかかるの?」をサクッとつかめるように、種類別の1㎡単価と、間取り別の総額シミュレーションをまとめました。

種類別の1㎡あたり単価【5タイプ比較】

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種類1㎡あたり単価耐用年数光沢感こんな方向け
ウレタン約1,500〜3,000円3〜5年やや光沢とにかく費用を抑えたい方
シリコン約3,000〜5,000円10〜20年自然〜やや光沢コスパ重視の方・ペットのいる家庭
ガラス約4,500〜8,000円15〜25年マットな自然仕上げ傷に強い・光沢控えめが好みの方
UV約4,000〜7,000円20〜30年ピカピカの高光沢長期耐久+高い光沢を求める方
セラミック約5,000〜8,000円20〜30年上品な半光沢床暖房あり・耐熱性重視の方

※上記は新築・入居前施工を想定した業界相場です。施工面積や地域、業者の価格体系によって前後します。

間取り別シミュレーション(2LDK・3LDK・4LDK戸建て)

「1㎡あたりの単価はわかったけど、うちの間取りだと結局いくら?」という方のために、よくある間取り別の目安をまとめました。

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間取り施工面積の目安シリコンガラスUV
2LDK約40〜50㎡約12万〜25万円約18万〜40万円約16万〜35万円
3LDK約55〜70㎡約17万〜35万円約25万〜56万円約22万〜49万円
4LDK・戸建て約70〜90㎡約21万〜45万円約32万〜72万円約28万〜63万円

ご覧の通り、種類と面積の組み合わせで10万円〜70万円と大きな幅があります。ただ、ここで注意してほしいのは「高い=ぼったくり」とは限らないし、「安い=お得」とも限らないということ。この価格差がなぜ生まれるのか、次のセクションで詳しくお話ししますね。

新築入居前 vs 入居後で費用はどう変わる?

同じ間取り・同じ種類でも、施工するタイミングで費用に差が出ます。

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項目新築入居前入居後
家具移動費不要(0円)約2万〜5万円
既存ワックス剥離不要(0円)約1万〜3万円
事前クリーニング簡易清掃のみ約1万〜2万円
床の傷補修不要状態により追加
合計の追加費用0円約5万〜10万円
ピュアコートスタッフ

入居前と入居後で5万〜10万円の差がつくのは、現場を見ていると本当によくある話です。「どうせやるなら入居前」が費用面でもベストなんですよね。

なぜ業者によって費用が10万円以上違うのか?【価格差の構造を解説】

相見積もりを取ると、同じ間取り・同じ種類でも業者ごとに10万円以上の差がつくことは珍しくありません。「高い業者が悪い」「安い業者がお得」と単純には言えない。この差にはちゃんとした理由があります。

中間マージン(紹介料)の仕組み|オプション会経由は20〜40%上乗せ

フロアコーティングの費用でもっとも大きな価格差を生むのが「中間マージン」です。

新築マンションのオプション会やハウスメーカー経由で申し込む場合、施工業者とあなたの間に「紹介会社」が入ります。この紹介会社に支払われるマージンが、相場で施工費の20〜40%。金額にすると、30万円の施工なら6万〜12万円が紹介料として上乗せされているわけです。

同じ3LDK・UVコーティングの費用比較

オプション会・ハウスメーカー経由
施工費25万円 + 紹介料(30%)7.5万円 = 合計 約32.5万円

専門業者に直接依頼
施工費25万円 + 紹介料 0円 = 合計 約25万円

同じ施工内容で約7.5万円の差。これが中間マージンの正体です。

オプション会のほうが手続きは楽ですが、「楽の代金」として7万円以上を払っていることになる。この構造を知っているかどうかで、同じ品質でも支払額がまったく変わってきます。

自社施工 vs 下請け施工|同じ品質で費用が変わるカラクリ

中間マージンとは別に、もうひとつ費用に影響するのが施工体制です。

フロアコーティング業者の中には、受注だけして施工は外注(下請け)に出す会社があります。当然、元請けの利益+下請けの利益が二重にかかるため、費用は高くなりがち。一方、自社スタッフが直接施工する業者は中間の利益が不要なので、その分を価格に反映できます。

しかも下請け施工の場合、現場の品質管理が元請けの目が届きにくくなるリスクもあります。「安くて品質も高い」を実現するなら、自社施工の専門業者への直接依頼がもっとも合理的です。

塗料・人件費・保証|費用を構成する3つの内訳

では、フロアコーティングの「正味の施工費」は何で構成されているのか。大きく分けると以下の3つです。

  • 塗料・材料費(全体の20〜30%)…コーティング剤の品質はピンキリ。国産UV塗料は高品質ですが仕入れ価格も高め。安価な輸入品を使えば材料費は下がりますが、耐久性に差が出ます
  • 人件費(全体の40〜50%)…フロアコーティングの費用の最大部分。経験豊富な職人を2名体制で派遣する業者と、1名で対応する業者では当然コストが異なります。1名体制は安くなりますが、広い面積やUVコーティングでは品質リスクが上がります
  • 保証・アフターフォロー(全体の10〜15%)…長期保証をつける業者はその分をコストに織り込んでいます。保証なし・保証が短い業者は安くなりますが、施工後のトラブル時に自己負担になるリスクがあります
ピュアコートスタッフ

費用が安い業者は、この3つのどれかを削っている可能性があります。「何が含まれていて、何が含まれていないか」を見積書で確認するのが大事ですよ。

フロアコーティングの費用を抑える5つの方法

「費用は抑えたいけど、品質は下げたくない」——これ、みなさん思いますよね。実は品質を落とさずにコストダウンできるポイントがいくつかあるんです。

①専門業者への直接依頼で中間マージンをカット

前のセクションでお話しした通り、オプション会やハウスメーカー経由では施工費の20〜40%が紹介料として上乗せされます。専門業者に直接依頼するだけで、同じ品質のまま費用を大幅にカットできます。

「業者を自分で探すのが面倒」と感じるかもしれませんが、ネット検索で3社ほど候補を出して見積もりを取るだけ。その手間で7万〜12万円の節約になるなら、やらない理由はないですよね。

②新築入居前のタイミングで追加費用ゼロ

入居後に施工すると家具移動費・ワックス剥離費・事前クリーニング費で5万〜10万円の追加費用がかかることは、先ほどお伝えした通り。新築の引き渡しから入居までの間に施工すれば、これらの追加費用はすべてゼロになります。

③部分施工・優先エリアの絞り込み

全部屋を一気にコーティングする必要はありません。費用を抑えたいなら、ダメージを受けやすいエリアに絞って施工するのも賢い選択です。

優先度の高い施工エリア
  • LDK(リビング・ダイニング・キッチン)…滞在時間が最も長く、食べこぼし・水はね・椅子の引きずりが集中するエリア
  • 廊下…毎日何度も行き来するため、スリッパの摩擦で劣化が早い
  • 子ども部屋・ペットの居室…おもちゃの落下傷やペットの爪傷が集中する

寝室や収納スペースは後回しにして、まずは傷みやすい場所だけ施工するのも一つの手。総額を3〜5割カットできるケースもあります。

④相見積もり+見積書の読み方で適正価格を見極める

最低でも3社から相見積もりを取りましょう。見積もりを並べて比較するとき、金額だけでなく「何が含まれているか」を必ず確認すること。これについては後ほど「見積書チェックリスト」で詳しく解説します。

見積もりの取り方にもコツがあります。各社に同じ間取り図・同じ施工範囲・同じ種類で依頼すること。条件がバラバラだと比較のしようがないので、この「条件統一」が相見積もりの基本です。

他にも費用を下げるコツはある?

⑤繁忙期を避けて依頼する

引越しシーズンの2月〜4月はフロアコーティング業者も繁忙期。予約が集中するため値引き交渉がしにくく、希望日の確保も難しくなります。

逆に5月〜7月や10月〜11月の閑散期は、業者側もスケジュールに余裕があるためキャンペーン価格が適用されやすい傾向があります。引き渡し時期を選べる場合は、この点も意識してみてください。

30年トータルコストで比較|コーティング vs ワックス vs フローリング張替え

「フロアコーティングは初期費用が高い」——これは事実です。でも、家のメンテナンスは1回きりではなく30年続くもの。トータルコストで比較すると、見え方がガラリと変わります

3LDKの30年間メンテナンス費用シミュレーション

3LDK(施工面積60㎡)を想定して、3つのパターンで30年間のトータル費用を試算しました。

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メンテナンス方法初期費用定期費用30年間の合計
UVコーティング約25万円ほぼ0円(水拭きのみ)約25万円
ワックスがけ(年2回)約3万円/回年6万円 × 30年約180万円
何もしない→15年で張替え0円張替え約150万円 × 2回約300万円

※ワックスがけは業者依頼(1回約3万円・年2回)を想定。フローリング張替えは一般的な複合フローリングの場合。

「初期費用が高い」は本当か?1年あたりに換算すると…

UVコーティング25万円を30年で割ると、1年あたり約8,300円。月額換算で約700円です。

一方、ワックスがけは1年あたり6万円、張替えルートは1年あたり10万円。数字にすると「初期費用が高い」という印象がいかに逆転するか、おわかりいただけるのではないでしょうか。

ピュアコートスタッフ

「25万円は高い」と感じるかもしれませんが、月700円で30年間ピカピカの床を維持できると考えれば、コスパはかなり良いですよ。

見積書で必ずチェックすべき7項目【損しないためのリスト】

相見積もりを取ったら、金額だけでなく「中身」を比較しましょう。以下の7項目を確認するだけで、ぼったくりや後出し追加費用のリスクを大幅に減らせます。

施工面積の計算方法(壁芯 vs 内法)

見積書に書かれた「施工面積」がどの基準で計算されているかを必ず確認してください。

マンションの間取り図に書かれた面積は「壁芯面積」で、実際に塗れる「内法面積」より1割ほど広い数字になっています。壁芯面積のまま計算されると、実際には塗らない壁の厚み分まで費用に含まれてしまうことに。逆に、内法面積で計算してくれる業者のほうが正確で良心的です。

追加費用が発生しやすい5つの項目

見積書の「一式○万円」に含まれていない項目が、施工当日に追加請求されるケースがあります。以下の5項目は特に確認してください。

  • 家具移動費…入居後施工の場合、大型家具の移動だけで2万〜5万円かかることも
  • ワックス剥離費…既存のワックスを剥がす作業。1万〜3万円の追加が一般的
  • 駐車場代…都心部マンションでは作業車の駐車場確保が必要。実費請求されることが多い
  • 出張費…業者の対応エリア外だと出張費が別途かかる場合あり
  • 繁忙期割増…2〜4月の引越しシーズンは割増料金が設定されるケースも

見積もりの段階でこれらが「込み」なのか「別途」なのかを明確にしておけば、当日の「聞いてなかった追加費用」を防げます。

保証内容の「落とし穴」を見抜くポイント

「30年保証」「20年保証」という数字は魅力的ですが、保証の「範囲」と「条件」を確認しないと落とし穴にはまることも。

保証で確認すべき3つのポイント
  • 保証対象…「剥がれのみ」なのか、「変色」「密着不良」「光沢の低下」も含むのか
  • 補修回数…「30年保証で補修は1回まで」だと、実質的にはかなり限定的
  • 免責事項…「日常使用による傷」や「家具による圧痕」が免責になっていないか

保証の長さだけで判断せず、「自分が保証を使いたいシーン」がカバーされているかどうかで選ぶのが正解です。

フロアコーティング費用でよくある質問【FAQ】

費用に関するお問い合わせで特に多い質問をまとめました。

フロアコーティングの費用は1㎡あたりいくら?

種類によって異なりますが、ウレタンで約1,500〜3,000円、シリコンで約3,000〜5,000円、ガラスで約4,500〜8,000円、UVで約4,000〜7,000円が目安です。同じ種類でも業者によって差があるので、必ず相見積もりを取って比較してください。

一番コスパが良いコーティングの種類は?

30年間のトータルコストで考えると、UVコーティングがもっともコスパに優れています。初期費用は高めですが、耐用年数が20〜30年と長いため、1年あたりの費用は最安クラス。月額換算で700〜1,000円程度で床を長期間保護できます。初期費用を抑えたい場合は、シリコンコーティングが価格と耐久性のバランスに優れた選択肢です。

DIYなら費用を抑えられる?

ホームセンターで市販のコーティング剤を使えば材料費は数千円〜1万円程度に抑えられます。ただし、プロ用の塗料とは耐久性や仕上がりがまったく異なりますし、下地処理の不足や塗りムラによる失敗リスクが高い点に注意が必要です。DIYコーティングの上からプロが施工する場合は剥離作業が別途必要になり、結果的に費用が割高になるケースも珍しくありません。

オプション会と直接依頼、費用はどれくらい違う?

一般的に、オプション会やハウスメーカー経由では施工費に20〜40%の紹介料が上乗せされます。3LDKのUVコーティングの場合、直接依頼なら約25万円のところ、オプション会経由だと約32〜35万円になるケースが多いです。同じ施工内容でも7万〜10万円の差が出ることは珍しくありません。

費用が安すぎる業者は大丈夫?

相場より極端に安い業者は、塗料の品質が低い・施工スタッフが1名体制で品質リスクが高い・保証がない or 短い、などのいずれかに該当する可能性があります。安さの理由を確認し、施工体制・塗料の種類・保証内容を具体的に質問してみてください。答えが曖昧な場合は避けたほうが無難です。

まとめ|フロアコーティング費用で損しないためのポイント

最後に、この記事の要点を整理します。

この記事のまとめ
  • フロアコーティングの費用相場は1㎡あたり1,500〜8,000円(種類による)
  • 業者間の価格差の最大要因は中間マージン(紹介料20〜40%)
  • 費用を抑えるなら専門業者への直接依頼+新築入居前の施工がベスト
  • 30年トータルコストで比較すると、コーティングはワックスの約7分の1、張替えの約12分の1
  • 見積書は施工面積の計算基準・追加費用の有無・保証内容を必ず確認
  • 最低3社で相見積もり。条件を統一して比較するのが鉄則

フロアコーティングの費用は「高い」と感じるかもしれませんが、正しい知識を持って業者を選べば、品質を落とさずコストを最適化できます。大切なのは、中間マージンの有無・施工体制・保証内容をきちんと確認すること。

まずは気軽に見積もりを取って、あなたの家の費用感をつかんでみてください。

ピュアコートスタッフ

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