
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

ノダのカナエルRデザインです。仕様書に電気式フィルムヒーターには対応しませんと書いてあったのですが、これはコーティングにも関係しますか。



直接は関係しませんが、大事な情報です。基材がMDFなので、熱と水には気をつかう床だということが読み取れます。
カナエル Rデザインは、ノダの化粧シートフロアです。表面はハードコート仕上げに抗菌処理。基材は高密度MDFまたはMDF・Mタイプ。そして、電気式フィルムヒーターには対応しませんと明記されています。


ノダの公式サイトに掲載されている仕様を確認します。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 表面 | 化粧シート/ハードコート仕上げ、抗菌処理 |
| R12・Jベースの基材 | 高密度MDF+国産材合板 |
| R12ハードの基材 | MDF・Mタイプ |
| R6の基材 | MDF・Mタイプ |
| R12の寸法 | 303×1,818×12mm |
| R6の寸法 | 303×1,818×6mm |
| ワックス | ワックスがけが不要 |
| 床暖房 | 電気式フィルムヒーターには対応しません |
| その他 | 耐汚れ/耐車イス/耐擦りキズ/耐凹みキズ/トイレ対応 |
ノダの公式サイトのカナエル Rデザインのページに掲載されている内容です
R12・Jベース、R12ハード、R6。この3つで基材と厚みが違います。
R6は6mmなので、上貼り用だと考えられます。既存の床の上に重ねる使い方です。
ご自宅がどれなのかは、厚みで判断できます。12mmか6mmかです。
MDFは木の繊維を固めた板です。合板とは違う材料で、均一で加工しやすい反面、水を吸うと膨らみます。
R12・Jベースには国産材合板が組み合わされていますが、R12ハードとR6はMDF・Mタイプと書かれています。


ノダの公式サイトに、はっきりと書かれています。この一文には意味があります。
| 種類 | 仕組み | カナエルRの対応 |
|---|---|---|
| 温水式 | お湯を循環させて温める | 非対応の記載は見当たりません |
| 電気式フィルムヒーター | 電気で発熱するフィルムを敷く | 対応しませんと明記 |
ノダの公式サイトの記載をもとにした整理です。温水式について対応するという明記も確認できなかったため、導入前に必ずメーカーへご確認ください
リフォームで床暖房を追加したいというご相談があったときに、この記載を知らないと話が進んでしまいます。
MDFは木の繊維を接着剤で固めた板です。局所的に強い熱がかかると、反ったり膨らんだりすることがあります。
電気式フィルムヒーターは床の直下で発熱します。熱の当たり方が温水式と違うので、対応が分かれるのだと考えられます。
ただ、ノダがその理由を説明している記載は確認できませんでした。推測で書くことはしませんので、詳しくはメーカーにご確認ください。
コーティングは表面に膜をのせる施工なので、床暖房の方式が直接関わるわけではありません。
ただ、熱に対して慎重な床材であることは分かります。だから当社は、この床では施工前の乾燥時間をしっかり取るようにしています。



熱と水に気をつかう床だと分かっていれば、段取りが変わります。


ここが、この床でいちばん実用的な話です。
木の繊維を接着剤で固めた板なので、水が入ると繊維が膨張します。一度膨らんだMDFは、乾いても元には戻りません。
表面のシートは水を弾きますが、目地や端は別です。そこから水が入れば、基材に届きます。
| 場所 | 起きること | 手の打ちよう |
|---|---|---|
| 洗面の入り口 | 水が飛んで、目地から入る | マットを敷く。こぼしたらすぐ拭く |
| キッチンの前 | 水と油が混ざって残る | その場で拭く |
| 観葉植物の受け皿の下 | 水が染み出して長時間残る | 受け皿の下に防水マットを敷く |
| ペットの水飲み場 | こぼれた水が気づかれずに残る | トレーを敷く |
当社が現場で実際に見てきた場所です
膜があれば、水は表面で弾かれます。拭き取るまでの時間に余裕が生まれる、という言い方が正確です。放置していいわけではありません。
ノダの記載には、トイレ対応という項目があります。水まわりでも使える設計だということです。
ただ、対応していることと、水を放置していいことは別です。トイレの床は思っている以上に濡れています。こまめに拭いてください。



トイレ対応なら、水がかかっても大丈夫だと思っていました。



想定されている使い方の範囲では大丈夫、という意味だと考えてください。


ノダの使用上の注意に、フロアコーティングについての記載があります。カナエルRも、ノダの床材ですのでこの記載の対象になります。
フロアコーティング剤(厚塗り表面コート剤)は剥がれ、白化、粉吹き、変色、床鳴り、ひび割れ等の不具合が発生するおそれがありますので使用しないでください。
ノダ 使用上の注意
推奨しない、でも、自己責任で、でもありません。使用しないでくださいです。当社はこれを見積もりの段階で必ずお伝えしています。
同じページに、ワックスの剥離剤についての記載もあります。
ワックスの剥離剤はフロア表面塗膜を侵しますので、絶対に使用しないでください。
ノダ 使用上の注意
コーティングには使用しないでくださいと書き、剥離剤には絶対に使用しないでくださいと書く。強さに差をつけています。
ノダがいちばん避けたいのは、剥離剤で表面の塗膜を侵されることだと読み取れます。
当社にはノダの床への施工実績があります。床材の性質に合わせて薬剤を選び、密着テストで確認したうえで施工しています。
ただし、メーカーの記載を伏せることはしません。見積もりの段階で必ずお伝えしたうえで、施工するかどうかを決めていただいています。知らされないまま契約するのが、いちばん困るからです。


R6は6mm厚です。R12の半分の厚みなので、既存の床の上に重ねる使い方だと考えられます。
上貼り材は、既存の床の上に重ねます。下の床が傷んでいたり、たわんでいたりすると、その影響が上に出ます。
下地の凹凸が透けて見えることがあります。コーティングをすると、その凹凸が艶で強調されることもあります。
上貼りをしたばかりの床なら、まず問題ありません。ただ、数年たってから膜をのせる場合は、下地の状態を確認します。
歩いてみて、たわむ感じがあるかどうか。1か所だけ沈む場所がないかどうか。ここを見ます。
床を貼り替えたばかりなら、傷はゼロです。ここで膜をかければ、その状態から下がりにくくなります。
リフォーム会社に頼むと、床工事とコーティングがセットで提案されることがあります。当社に直接ご依頼いただくほうが、価格は抑えられることが多いです。


新しく張り替えたフローリングの状態を長く保ちたいというご依頼です。小学生のお子さんがいらっしゃるので、傷や汚れを心配されていました。








この施工事例の詳細を見る(東京都町田市・2026-06-12公開)
張り替えの直後は、床がいちばんきれいな状態です。ここで膜をかけておくと、その状態から下がりにくくなります。
フロアタイルの張り替えに伴うコーティングの施工です。








この施工事例の詳細を見る(埼玉県深谷市・2026-08-18公開)
床工事とコーティングをセットで考えると、養生の手間が一度で済みます。日程を合わせられるなら、そのほうが合理的です。
カナエル Rデザインに対して、当社がよくご提案している組み合わせです。
| ご要望 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 水から床を守りたい | ガラスコーティング | 表面で水を弾く。MDF基材には効きます |
| 犬や猫の滑りを減らしたい | ペット向けの膜 | 滑りにくさを優先した配合。艶は控えめ |
| 掃除を楽にしたい | ガラスコーティング | 溝が埋まり、汚れが入りにくくなる |
| 費用を抑えたい | シリコンコーティング | 価格は抑えられるが、耐久年数は短め |
当社の施工実績をもとにした目安です。最終的には現地で床を見て判断しています
MDF基材の床では、水が入ることがいちばんの弱点です。だから当社は、目地までしっかり覆える膜をご提案することが多いです。
傷への強さは、すでにハードコート仕上げがあります。足りていないのは、水に対する備えだと考えています。
6mmの上貼り材は、下地の動きの影響を受けやすいです。硬い膜をのせると、下地が動いたときについていけません。
R12なら、もう少し選択肢があります。ご自宅がどちらかによって提案は変わります。
ハードコート仕上げの床は、硬くて平滑です。犬や猫の爪が引っかかる場所がありません。
この場合、艶の話は後回しにしてください。滑りにくさを優先した膜を選ぶと艶は落ちますが、足腰は痛めてからでは戻りません。


当社でカナエル Rデザインに施工する場合の、おおよその金額です。
| 広さ | シリコン | ガラス | ペット向け |
|---|---|---|---|
| 30㎡前後(1LDK程度) | 約9万円〜 | 約12万円〜 | 約14万円〜 |
| 60㎡前後(3LDK程度) | 約16万円〜 | 約20万円〜 | 約24万円〜 |
| 90㎡前後(4LDK程度) | 約23万円〜 | 約28万円〜 | 約33万円〜 |
当社の標準的な施工価格です。R6のような薄い上貼り材では、硬すぎる膜を避けるため提案する種類が限られることがあります
洗面とトイレだけなら、数万円の範囲で収まることが多いです。MDF基材の床では、ここを守るだけでも意味があります。
全部やらないといけないと思い込んで、諦めてしまう方がいます。困っている場所から手を打つ、という考え方もあります。
相場よりかなり安い見積もりを見たら、下地を洗う工程をどうするか聞いてみてください。ここを省けば時間も人件費も減ります。
新築でも、建築中のほこりや養生テープの跡が床に残っています。その上に膜をのせると、数年後に浮いてきます。


カナエル RデザインのR12なのかR6なのか。厚みで判断できます。
R12は12mm、R6は6mmです。巾木との隙間や点検口のふちから見えることがあります
仕様書や住宅設備一覧に、メーカー名と品番が書かれています
各室の床の欄に、商品名が入っていることがあります
いちばん確実です。物件名か住所を伝えれば調べてもらえます
どうしても分からないときは、床の写真を当社に送ってください
カナエル Rデザインは電気式フィルムヒーターには対応しません。すでに床暖房が入っているなら、どの方式かを確認しておいてください。
リフォームで床暖房の追加を考えている方は、とくに大事です。床材を交換することになるかもしれません。
品番が特定できなくても、現地で床を見れば判断できます。手触り、艶、溝の入り方、水を1滴たらしたときの弾き方。これで見当がつきます。
当社は施工前に必ず密着テストをします。ハードコート仕上げの床では、この工程を省けません。


普段は乾いたモップでほこりを取るだけで十分です。水拭きは、汚れが気になったときだけにしてください。
MDF基材の床では、水拭きのしすぎも避けたいところです。絞りが甘いと、目地から水が入ります。
ノダはワックスの剥離剤はフロア表面塗膜を侵しますので、絶対に使用しないでくださいと書いています。
市販の床用クリーナーのなかには、剥離成分を含むものがあります。成分表示を確認してから使ってください。基本は水だけで十分です。
膜があっても、水を長時間残せば目地から入ります。洗面で顔を洗ったあと、床に飛んだ水はその場で拭いてください。
これは面倒なようですが、膜のあるなしに関わらず床のためです。習慣にしてしまえば負担ではありません。
とくにダイニングチェアは1日に何十回も動きます。ここだけ艶が変わってしまうご家庭を何軒も見てきました。
100円で買えるもので、かなり変わります。コーティングをする前でも、しなくても、これだけはやってください。


| 時期 | 費用 | 仕上がり | 当社の見方 |
|---|---|---|---|
| 入居前・張り替え直後 | 家具移動がないぶん安い | 全面を一度に塗れる | いちばんおすすめです |
| 住みながら | 家具移動の手間が乗る | 部屋ごとに分けて進める | 可能です |
| 水で膨らんでから | 補修や張り替えが必要 | 膨らみは戻りません | 手遅れになります |
MDF基材が水を吸って膨らむと、乾いても元には戻りません。その部分だけ張り替えるしかなくなります。
だから、水が入る前に手を打つ。この床については、そう申し上げています。
壁、建具、階段、コンセントまわりを覆います
ハードコート仕上げの上に塗るので、この工程は省けません
既存の汚れを落とします。剥離剤は使いません
MDF基材なので、乾燥にはとくに時間をかけます
部屋の奥から出口へ向かって塗ります。目地に溜めないよう量を見ます
艶と塗り残しを見ていただいて終わりです


ハードコート仕上げは、表面の傷と汚れに対する備えです。水に対する備えとは別の話です。
表面が水を弾いても、目地や端からは入ります。そこから先は、基材のMDFが受け止めることになります。
直せません。MDFが水を吸って膨らむと、乾いても元には戻りません。その部分だけ張り替えるしかなくなります。
床の一部だけを張り替えると、色の差が出ます。同じ品番が手に入るかどうかも分かりません。
膜は傷を受け止めますが、傷がゼロになるわけではありません。椅子を引きずれば線が入りますし、砂粒を踏んだまま歩けば細かい擦り傷が入ります。
もともと丈夫な床なので、この差は分かりにくいかもしれません。ここは正直にお伝えしています。
歩く場所の膜は必ずすり減ります。当社では、減った場所だけ部分的に手を入れる方法もご案内しています。全面の塗り直しより費用を抑えられます。
カナエル Rデザインですと伝えたときに、MDF基材ですねと返ってくるかどうか。ここで分かれます。
基材を気にする業者なら、乾燥の工程を丁寧にやります。水分を残したまま塗ると、膜が濁るだけでなく基材にもよくありません。
ノダは剥離剤について絶対に使用しないでくださいと書いています。これを知っている業者なら、下地の処理についての説明が変わります。
既存のワックスをどう落とすつもりかを聞いてみてください。剥離剤を使いますと即答されたら、一度立ち止まったほうがいいと思います。
ノダが使用しないでくださいと書いていることを、契約前に自分から言う業者かどうか。ここがいちばん大きいと思っています。
言わなくても施工はできますし、お客様も気づきません。それでも先に言うかどうかで、その会社の姿勢が出ます。
年数だけを比べても意味がありません。何が起きたときに、どこまで直してくれるのか。契約前に現物を見せてもらってください。
見せられない会社は、その時点で候補から外していいと思います。


カナエル Rデザインのお宅で、数年住んだ方から聞く話をまとめます。
| 気づく変化 | 起きていること | できること |
|---|---|---|
| 洗面の入り口だけ床が盛り上がった | 目地から水が入り、MDFが膨らんでいます | 戻りません。張り替えになります |
| 動線だけ艶が違う | 細かい擦り傷が蓄積しています | コーティングで進行を遅らせられます |
| 目地が黒ずんできた | ほこりと皮脂が溜まっています | 膜があれば入りにくくなります |
| キッチン前がべたつく | 油が表面の凹凸に入っています | 専用クリーナーで落ちることがあります |
脱衣所から出てくるときに、足元から水が落ちます。ここは毎日のことなので、少しずつ目地に入っていきます。
気づいたときには、床が少し盛り上がっている。この状態になると、もう戻せません。
マットを敷いて、こまめに拭く。膜をかける。どちらもやっておく価値があります。
ほこりと皮脂が混ざったものが目地に入り込むと、掃除機では取れません。雑巾でこすることになりますが、力を入れると膜を痛めます。
コーティングをすると目地の中も膜で覆われるので、そもそも汚れが入りにくくなります。


犬や猫が水を飲むときに、こぼれます。そのまま気づかずに放置されることが多い場所です。
受け皿つきのトレーを敷いてください。床の上に直接置くのは避けたほうがいいです。
あわせて、ペットがいるお宅では滑り対策もご検討ください。ハードコート仕上げの床は、犬や猫の爪が引っかかる場所がありません。走るたびに足が横に滑ります。



水飲み場の下が、少し変色している気がします。



早めに見せてください。膨らむ前なら、まだ手があります。
観葉植物の受け皿も同じです。受け皿から水が染み出して、床に長時間残ります。鉢を動かしたときに、そこだけ色が変わっていて驚かれる方が多いです。
防水のマットを一枚挟むだけで防げます。床の上に直接置かない。これを習慣にしてください。
加湿器の置き場所も見てください。吹き出し口の向きによっては、床に水滴が落ち続けることがあります。冬のあいだ毎日となると、床にとってはかなりの負担です。
こうした細かいことの積み重ねで、床の寿命は変わります。膜をかけることと同じくらい、置き方を見直すことにも意味があります。
当社が現地でうかがったときは、床そのものだけでなく、何がどこに置かれているかも見ています。危ない場所が分かれば、先にお伝えできるからです。施工するかどうかとは別に、そこは毎回お話ししています。
床のことは、住まい方のことでもあります。膜をかけて終わりではありません。
できます。当社にはノダの床への施工実績があります。ただし、ノダが使用上の注意で、フロアコーティング剤(厚塗り表面コート剤)は剥がれ、白化、粉吹き、変色、床鳴り、ひび割れ等の不具合が発生するおそれがありますので使用しないでくださいと明記していることは、見積もりの段階で必ずお伝えしています。そのうえで判断していただいています。
ノダの床材はワックスがけが不要と案内されています。そして、ワックスの剥離剤についてはフロア表面塗膜を侵しますので絶対に使用しないでくださいと書かれています。つまり、一度ワックスを塗ってしまうと、それを落とすための剥離剤が使えないということになります。塗らないのがいちばんです。
できます。当社にはノダの床への施工実績があります。ただし表面がハードコート仕上げなので密着テストを省けないこと、ノダが使用しないでくださいと明記していることの2点は、見積もりの段階でお伝えしています。
直接は関係しません。コーティングは表面に膜をのせる施工だからです。ただ、この記載から熱に対して慎重な床材だと分かります。当社はこの床では施工前の乾燥時間をしっかり取るようにしています。
MDFは木の繊維を接着剤で固めた板なので、水が入ると繊維が膨張します。一度膨らむと乾いても元には戻りません。表面のシートは水を弾きますが、目地や端から入れば基材に届きます。こぼしたらその場で拭いてください。
厚みが違います。R12は12mm、R6は6mmです。R6は薄いので、既存の床の上に重ねる上貼り用だと考えられます。上貼り材は下地の影響を受けやすいため、施工前に床の状態を確認させてください。
トイレ対応という記載は、想定されている使い方の範囲では大丈夫という意味だと考えてください。実際のトイレの床は思っている以上に濡れています。MDF基材の床では、ここを守るだけでも意味があります。水まわりだけの部分施工もできます。
成分を確認してから使ってください。剥離成分を含むものがあります。ノダは剥離剤について絶対に使用しないでくださいと書いています。基本は水だけで十分です。落ちない汚れがあれば、当社にご相談ください。
カナエル Rデザインは、表面にハードコート仕上げがのった床です。耐擦りキズ、耐凹みキズ、耐車イスと書かれているとおり、傷にはもともと強くできています。
足りていないのは、水に対する備えだと当社は考えています。基材がMDFなので、目地から水が入れば膨らみます。そして、膨らんだMDFは乾いても戻りません。
だからこの床では、目地までしっかり覆える膜をご提案することが多いです。傷を防ぐためというより、水を入れないためです。
リフォームで床暖房を追加したくなったときに、この記載が効いてきます。床材を交換することになるかもしれません。
コーティングとは直接関係しませんが、この床の性格を知るうえで大事な一文です。熱にも水にも、気をつかう床だということです。
ノダが使用しないでくださいと書いていることも、必ずお伝えします。知ったうえで判断していただければ、どちらの結論でも構わないと思っています。

