カナエルリフォームフロアのコーティング|2.5mmの粘着施工

監修者

フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二

業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

リフォームでノダのカナエルリフォームフロアを貼りました。2.5mmと薄い床ですが、コーティングはできますか。

フロアコートアドバイザー

できます。ただ、この床は使ってはいけない場所がはっきり決まっています。まずそこを確認させてください。

カナエルリフォームフロアは、既存の床の上に貼る2.5mm厚の粘着式上貼り材です。はく離紙をはがして貼るだけで施工できます。そのかわり、使える場所に制限があります。

この記事で分かること
  • 150×900×2.5mmの粘着式上貼り材
  • 水がかかる場所、トイレ、洗面所では使用できない
  • 長手方向8枚以上の連続施工が禁止されている
  • ノダは使用しないでくださいと明記している
目次

カナエルリフォームフロアは、どういう床か

ノダの公式サイトに掲載されている仕様を確認します。

公開されている仕様

スクロールできます
項目記載内容
寸法150×900×2.5mm
表面ハードコート仕上げ、抗菌処理
基材MDF・クッション材
施工方法カッターで切断可能。粘着加工済みではく離紙をはがして貼るだけ
ワックスワックスがけが不要

ノダの公式サイトのカナエル リフォームフロアのページに掲載されている内容です

使ってはいけない場所が、決まっています

この床でいちばん大事なのは、ここです。ノダは使用できない条件をはっきり書いています。

スクロールできます
条件記載内容
水がかかる場所使用不可(浴室を含む)
濡れやすい場所トイレ・洗面所などでの使用不可
床下換気がない場所使用不可
施工温度5℃以上が必要
連続施工長手方向8枚以上(7.2m以上)の連続施工禁止

ノダの公式サイトに掲載されている注意事項です

トイレと洗面所には使えません。これを知らずに貼られているお宅を、当社は実際に見たことがあります。

もし使ってはいけない場所に貼られていたら

当社は床材の施工会社ではないので、貼り直しはできません。ただ、状態は見ます。

目地が浮いていないか、端が反っていないか。すでに問題が出ているなら、コーティングをする前にリフォーム会社へご相談ください。

膜をのせても、下の床の問題は解決しません。むしろ、あとで貼り直すときに手間が増えます。

7.2m以上つなげてはいけない、という記載

長手方向8枚以上の連続施工が禁止されています。8枚で7.2mです。

床が動くことを、前提にしています

この制限があるということは、床材が温度と湿度で伸び縮みすることを前提にしているということです。

つなげすぎると、動く量が積み重なって逃げ場がなくなります。だから、どこかで区切る必要があります。

2.5mmと薄いぶん、動きも小さいはずです。それでも制限があるということは、粘着で貼るという工法と関係していると考えられます。

硬い膜は、この床には向きません

動くことを前提にした床の上に、硬くて厚い膜をのせるのは無理があります。膜が動きについていけないからです。

当社は、この床にはやわらかさのある膜をご提案しています。傷への強さは少し譲りますが、割れないほうが長持ちします。

目地に膜を溜めないようにします

150mm幅の板なので、目地の数が多い床です。そこに塗料が溜まると、そこだけ膜が厚くなります。

厚い膜は動きについていけません。目地こそ動くところなので、ここに溜めないようにしています。

フロアコートアドバイザー

この床は、膜を薄く均一に置くことがいちばん大事だと考えています。

粘着で貼る床に、膜をのせるということ

この床は、はく離紙をはがして貼るだけで施工できます。手軽なのが利点ですが、コーティングをする側から見ると気をつける点があります。

端から浮いてくることがあります

粘着で貼る床は、端が浮いてくることがあります。とくに日が当たる場所や、出入りの多い場所です。

浮いた状態で膜をのせると、浮きが固定されます。見た目が悪いだけでなく、そこから剥がれが広がります。

当社は施工前に、床の端を一周見ます。浮きがあればお伝えして、押さえてから塗るか、先に直していただくかを相談します。

貼ったばかりが、いちばんいいタイミングです

貼り替えの直後なら、浮きも傷もありません。ここで膜をかけておくと、その状態から下がりにくくなります。

リフォーム会社に頼むと、床工事とコーティングがセットで提案されることがあります。当社に直接ご依頼いただくほうが、価格は抑えられることが多いです。

クッション材が入っています

基材はMDFとクッション材と書かれています。踏んだときに、わずかに沈む感覚があるかもしれません。

沈む床に硬い膜をのせると、動きについていけずに細かいひびが入ることがあります。ここでも、やわらかい膜を選ぶ理由になります。

ノダは、使用しないでくださいと書いています

ノダの使用上の注意に、フロアコーティングについての記載があります。カナエルリフォームフロアも、ノダの床材ですのでこの記載の対象になります。

フロアコーティング剤(厚塗り表面コート剤)は剥がれ、白化、粉吹き、変色、床鳴り、ひび割れ等の不具合が発生するおそれがありますので使用しないでください。

ノダ 使用上の注意

推奨しない、でも、自己責任で、でもありません。使用しないでくださいです。当社はこれを見積もりの段階で必ずお伝えしています。

剥離剤には、絶対にという言葉を使っています

同じページに、ワックスの剥離剤についての記載もあります。

ワックスの剥離剤はフロア表面塗膜を侵しますので、絶対に使用しないでください。

ノダ 使用上の注意

コーティングには使用しないでくださいと書き、剥離剤には絶対に使用しないでくださいと書く。強さに差をつけています。

ノダがいちばん避けたいのは、剥離剤で表面の塗膜を侵されることだと読み取れます。

それでも当社が施工をお受けしている理由

当社にはノダの床への施工実績があります。床材の性質に合わせて薬剤を選び、密着テストで確認したうえで施工しています。

ただし、メーカーの記載を伏せることはしません。見積もりの段階で必ずお伝えしたうえで、施工するかどうかを決めていただいています。知らされないまま契約するのが、いちばん困るからです。

当社の施工事例

埼玉県草加市|中古戸建て|施工会社不明|シリコンコーティング

中古戸建てでのご依頼です。ご友人のお宅でフロアコーティングの施工例をご覧になったことがきっかけでした。床の耐久性を上げて、見た目も改善したいというご希望です。

上貼りした床 リビングのフロアコーティング施工前
BEFORE|リビング 施工前
上貼りした床 リビングのフロアコーティング施工後
AFTER|リビング 施工後
上貼りした床 洋室のフロアコーティング施工前
BEFORE|洋室 施工前
上貼りした床 洋室のフロアコーティング施工後
AFTER|洋室 施工後

この施工事例の詳細を見る(埼玉県草加市・2026-05-03公開)

実際に見て、そのうえでご相談いただく。いちばんありがたい流れです。写真やカタログでは伝わらないものが、他人の家には写っています。

東京都杉並区|戸建て|施工会社不明|ガラスコーティング

戸建てでのご依頼です。

リフォーム後の床 リビングのフロアコーティング施工前
BEFORE|リビング 施工前
リフォーム後の床 リビングのフロアコーティング施工後
AFTER|リビング 施工後
リフォーム後の床 洋室のフロアコーティング施工前
BEFORE|洋室 施工前
リフォーム後の床 洋室のフロアコーティング施工後
AFTER|洋室 施工後

この施工事例の詳細を見る(東京都杉並区・2026-05-19公開)

床を新しくしたあとに、どこまで手をかけるか。ここは予算との相談になります。まずは見に行かせてください。

どの種類を選ぶか

カナエルリフォームフロアに対して、当社がよくご提案している組み合わせです。

スクロールできます
ご要望おすすめ理由
今の状態を保ちたいシリコンコーティングやわらかい膜。動く床についていきます
犬や猫の滑りを減らしたいペット向けの膜滑りにくさを優先した配合。やわらかい
掃除を楽にしたいやわらかめのガラス目地が埋まり、汚れが入りにくくなる
硬い膜で守りたいUVはおすすめしていません2.5mmの上貼り材には硬すぎます

当社の施工経験にもとづく判断です。メーカーが公表している相性表ではありません

UVをすすめる業者には、理由を聞いてください

UVは硬い膜です。傷には強いのですが、動く床の上では、その硬さが裏目に出ることがあります。

2.5mmの粘着式上貼り材にUVをすすめてくる業者がいたら、なぜこの床にUVなのかを聞いてみてください。答えられないなら、床材を見ていません。

ペットがいるなら、滑り対策を優先してください

ハードコート仕上げの床は、硬くて平滑です。犬や猫の爪が引っかかる場所がありません。

ペット向けの膜はやわらかい配合なので、この床とは相性がいいです。滑り対策と、床の動きへの追従を両立できます。

水まわりに貼られていた場合

ノダは、水がかかる場所や濡れやすい場所での使用を認めていません。トイレと洗面所が名指しで挙げられています。

それでも貼られているお宅があります

リフォームのときに、全室を同じ床材で統一したいという希望が出ます。その流れで、水まわりにも貼られてしまうことがあります。

当社は、その場でお伝えします。メーカーが使用不可と書いている場所です、と。

コーティングでは、解決しません

膜をのせれば水を弾くのでは、と考えたくなります。ただ、膜は表面にのるだけです。目地や端から入る水は止められません。

そしてこの床は基材がMDFです。水が入れば膨らみます。一度膨らんだMDFは、乾いても元には戻りません。

当社ができるのは、時間を稼ぐことまでです。根本の解決にはなりません。

どうしても、という場合

すでに貼られていて、貼り直す予算がないというご相談もあります。その場合は、できることとできないことを整理してお伝えします。

膜をかけて、マットを敷いて、こまめに拭く。これで持つかどうかは、使い方次第です。保証はできません。

業者さんが大丈夫と言って貼ってくれたのですが。

フロアコートアドバイザー

メーカーの記載はこうです、とだけお伝えします。あとは判断していただくしかありません。

費用の目安

当社でカナエルリフォームフロアに施工する場合の、おおよその金額です。

スクロールできます
広さシリコンやわらかめのガラスペット向け
30㎡前後(1LDK程度)約9万円〜約12万円〜約14万円〜
60㎡前後(3LDK程度)約16万円〜約20万円〜約24万円〜
90㎡前後(4LDK程度)約23万円〜約28万円〜約33万円〜

当社の標準的な施工価格です。UVは2.5mmの上貼り材には硬すぎるため、この表には入れていません

浮きの補修は、別の話になります

端が浮いている場合、押さえてから塗ることはできます。ただ、広い範囲で浮いているなら、当社では対応できません。

貼ったリフォーム会社にご相談ください。膜をのせてから直すことになると、その部分の塗り直しが必要になります。

部屋ごとに分けることもできます

水まわり以外だけ施工する、という選択もあります。使用不可の場所に膜をのせても、根本の解決にはならないからです。

予算に限りがある場合は、いちばん使う部屋から手を打つという考え方もあります。

品番と床の状態の確かめ方

カナエルリフォームフロアかどうかは、厚みと幅で判断できます。

STEP
厚みを見る

2.5mmです。既存の床の上に段差ができているはずなので、その高さで分かります

STEP
板の幅を測る

150mm幅です。一般的なフローリングより細いです

STEP
端をそっと触る

粘着で貼られているので、端が浮いていないか確かめてください

STEP
リフォーム会社に聞く

いちばん確実です。いつ、どの品番を貼ったかを教えてもらってください

STEP
写真を送る

どうしても分からないときは、床の写真を当社に送ってください

段差の有無が、いちばん分かりやすいです

上貼り材なので、既存の床の上に重なっています。敷居や建具のところで、段差ができているはずです。

見切り材が入っていれば、上貼りの可能性が高いです。

浮きは、早めに見つけてください

端が浮き始めたら、そこから広がります。踏むたびに空気が入って、剥がれる範囲が増えていきます。

膜をかける前に直しておくのがいちばんです。膜をのせてから直すと、手間も費用も増えます。

施工したあとの、お手入れ

乾拭きが基本です

普段は乾いたモップでほこりを取るだけで十分です。水拭きは、汚れが気になったときだけにしてください。

この床は水がかかる場所での使用が認められていません。水拭きも、絞りをしっかりしてからにしてください。

剥離剤は、使わないでください

ノダはワックスの剥離剤はフロア表面塗膜を侵しますので、絶対に使用しないでくださいと書いています。

市販の床用クリーナーのなかには、剥離成分を含むものがあります。成分表示を確認してから使ってください。基本は水だけで十分です。

端の浮きを、ときどき見てください

粘着で貼る床は、端から浮いてきます。半年に一度でいいので、部屋の端を一周見てください。

早く見つければ、押さえるだけで済むことがあります。放っておくと、剥がれる範囲が広がります。

家具の脚には、フェルトを貼ってください

2.5mmと薄い床です。重い家具を引きずると、床ごとずれることがあります。

フェルトを貼って、動かすときは持ち上げてください。これだけで、ずいぶん違います。

施工する時期と、当日の流れ

スクロールできます
時期費用仕上がり当社の見方
貼った直後家具移動がないぶん安い浮きも傷もない状態いちばんおすすめです
住みながら家具移動の手間が乗る部屋ごとに分けて進める可能です
浮きが出てから補修が必要浮きが膜で固定される先に直してください

貼ってすぐが、いちばんいいタイミングです

浮きも傷もない状態で膜をかければ、その状態から下がりにくくなります。

リフォームの工程に組み込めるなら、床を貼った翌日でも構いません。粘着が落ち着いていれば問題ありません。

当日の流れ

STEP
養生する

壁、建具、階段、コンセントまわりを覆います

STEP
端の浮きを確認する

この床では省けない工程です

STEP
密着テストをする

ハードコート仕上げの上に塗るので、確かめてから進めます

STEP
床を洗う

既存の汚れを落とします。剥離剤は使いません

STEP
乾かす

水分が残ったまま塗ると膜が濁ります

STEP
薄く塗る

目地に溜めないよう、量を見ながら伸ばします

STEP
一緒に確認する

艶と塗り残しを見ていただいて終わりです

上貼り材ならではの、住んでからの変化

カナエルリフォームフロアのお宅で、数年住んだ方から聞く話をまとめます。

スクロールできます
気づく変化起きていることできること
端が浮いてきた粘着が弱くなっています早ければ押さえるだけで済みます
踏むと音がする下地との間に空気が入っていますリフォーム会社に相談を
動線だけ艶が違う細かい擦り傷が蓄積していますコーティングで進行を遅らせられます
目地が黒ずんできたほこりと皮脂が溜まっています膜があれば入りにくくなります

端の浮きは、日当たりのいい場所から出ます

南向きの窓際は、温度が上がったり下がったりを繰り返します。粘着にとっては、いちばん厳しい条件です。

レースのカーテンを閉めておくだけでも違います。直射日光を和らげる意味があります。

踏んで音がするのは、下地との間に空気が入っています

貼るときに空気が残っていたか、あとから剥がれて入ったかのどちらかです。

コーティングでは直りません。膜は表面にのるだけで、下地との接着には関係しないからです。貼ったリフォーム会社にご相談ください。

目地の黒ずみは、掃除では取りきれません

150mm幅なので、目地の数が多い床です。ほこりと皮脂が混ざったものが入り込むと、掃除機では取れません。

コーティングをすると目地の中も膜で覆われるので、そもそも汚れが入りにくくなります。この床でご依頼いただく理由として、これがいちばん多いかもしれません。

よくある勘違い

コーティングをすれば、水まわりでも使える

使えません。膜は表面にのるだけで、目地や端から入る水は止められません。

メーカーが使用不可と書いている場所は、やはり使用不可です。膜でその条件が変わるわけではありません。

浮きは、膜で押さえられる

押さえられません。むしろ、浮いた状態で膜をのせると浮きが固定されます。

膜は透明なので、浮きはそのまま見えます。そして、そこから剥がれが広がります。

傷がつかなくなる、ではありません

膜は傷を受け止めますが、傷がゼロになるわけではありません。椅子を引きずれば線が入りますし、砂粒を踏んだまま歩けば細かい擦り傷が入ります。

2.5mmの薄い床では、重い家具を引きずると床ごとずれることもあります。ここは膜では防げません。

一度塗れば一生もつ、でもありません

歩く場所の膜は必ずすり減ります。当社では、減った場所だけ部分的に手を入れる方法もご案内しています。

業者を選ぶときに見ていること

上貼り材だと分かって話しているか

カナエルリフォームフロアですと伝えたときに、2.5mmの上貼りですねと返ってくるかどうか。ここで分かれます。

普通のフローリングと同じ扱いで説明してくる業者は、この床を見ていません。

端の浮きを見るかどうか

現地に来て、部屋の端を一周見る業者かどうか。粘着で貼る床では、ここがいちばん大事な確認です。

見ないまま塗り始める業者には、こちらから言ってください。端を見てくださいと。

使用不可の場所を指摘するかどうか

トイレや洗面に貼られていたときに、それを言う業者かどうか。言わずに塗れば、その分の売上にはなります。

当社はその場でお伝えします。メーカーが使用不可と書いている場所です、と。

メーカーの記載を、先に言うかどうか

ノダが使用しないでくださいと書いていることを、契約前に自分から言う業者かどうか。ここがいちばん大きいと思っています。

言わなくても施工はできますし、お客様も気づきません。それでも先に言うかどうかで、その会社の姿勢が出ます。

ペットや小さなお子さんがいるご家庭へ

リフォームのきっかけが、家族が増えたことだという方は多いです。その場合、床に求めるものも変わります。

ハードコート仕上げでも、滑ります

表面が硬く平滑なので、犬や猫の爪が引っかかる場所がありません。走るたびに足が横に滑ります。

これを何年も続けると、膝や股関節に負担が蓄積します。床だけが原因ではありませんが、床は毎日のことです。

やわらかい膜が必要という点で、都合がいいです

この床には、もともとやわらかい膜しか選べません。ペット向けの膜も、やわらかい配合です。

だから、この床とペット向けの膜は組み合わせに無理がありません。滑り対策と、床の動きへの追従を両立できます。

艶だけは、先に見てください

滑りにくさを出すと、艶は落ちてしっとりした見た目になります。ツヤツヤの床を想像してご依頼いただくと、話が違うということになります。

当社は、必ずサンプルを床の上に置いて見比べていただいてから決めています。

小さなお子さんがいるご家庭では、食べこぼしのご相談が多いです。ダイニングの床は、想像以上に汚れます。膜があると、布巾で拭くだけで落ちるようになります。

2.5mmの上貼り材は、傷よりも汚れの染み込みが心配な床です。目地の数が多いので、そこに入った汚れは取りにくくなります。膜で目地を覆っておくと、この悩みがかなり減ります。

子どもがこぼすたびに、目地をこすっていました。

フロアコートアドバイザー

こすると膜を痛めます。そもそも入らないようにするほうが、楽だと思います。

犬種や猫種によって必要な滑りにくさは違います。体重の軽い小型犬と、大型犬では床にかかる力がまったく違うからです。ご家族に何がいるのかを教えていただければ、それに合わせた膜をご提案します。

サンプルの上を実際に歩かせてみて決められる方もいらっしゃいます。人が見て判断するより、確かかもしれません。

シニアのご家族がいらっしゃる場合も同じです。立ち上がるときに足が滑ると、そこで踏ん張れずに転びます。

カナエルリフォームフロアのよくある質問

ノダの床にフロアコーティングはできますか

できます。当社にはノダの床への施工実績があります。ただし、ノダが使用上の注意で、フロアコーティング剤(厚塗り表面コート剤)は剥がれ、白化、粉吹き、変色、床鳴り、ひび割れ等の不具合が発生するおそれがありますので使用しないでくださいと明記していることは、見積もりの段階で必ずお伝えしています。そのうえで判断していただいています。

ワックスは塗っていいですか

ノダの床材はワックスがけが不要と案内されています。そして、ワックスの剥離剤についてはフロア表面塗膜を侵しますので絶対に使用しないでくださいと書かれています。つまり、一度ワックスを塗ってしまうと、それを落とすための剥離剤が使えないということになります。塗らないのがいちばんです。

カナエルリフォームフロアにフロアコーティングはできますか

できます。当社にはノダの床への施工実績があります。ただし2.5mmの粘着式上貼り材なので、やわらかさのある膜に限られます。あわせて、ノダが使用しないでくださいと明記していることも見積もりの段階でお伝えしています。

トイレや洗面所に貼ってしまったのですが

ノダは、水がかかる場所や濡れやすい場所での使用を認めていません。トイレと洗面所が名指しで挙げられています。膜をのせても、目地や端から入る水は止められません。基材がMDFなので、水が入れば膨らみます。貼ったリフォーム会社にご相談ください。

UVコーティングはできますか

当社ではおすすめしていません。UVは硬い膜なので、2.5mmの上貼り材の動きについていけず、細かいひびが入ることがあるからです。この床にはやわらかさのある膜をご提案しています。

端が浮いてきました。コーティングで直りますか

直りません。むしろ、浮いた状態で膜をのせると浮きが固定されます。見た目が悪いだけでなく、そこから剥がれが広がります。膜をかける前に直しておくのがいちばんです。

長手方向8枚以上つなげられないとありますが、どういう意味ですか

床材が温度と湿度で伸び縮みすることを前提にした制限だと考えられます。つなげすぎると動く量が積み重なって逃げ場がなくなります。8枚で7.2mです。この制限があるということは、動く床だということでもあります。

貼ったばかりですが、すぐ施工できますか

できます。粘着が落ち着いていれば、貼った翌日でも構いません。むしろ、浮きも傷もない状態で膜をかけるのがいちばんいいタイミングです。リフォームの工程に組み込めるなら、そのほうが合理的です。

まとめ|貼ってはいけない場所を、まず確認

カナエルリフォームフロアは、はく離紙をはがして貼るだけで施工できる2.5mmの上貼り材です。手軽で、リフォームによく使われています。

そのかわり、使える場所に制限があります。水がかかる場所、トイレ、洗面所、床下換気のない場所。ノダははっきりと使用不可と書いています。

もし使ってはいけない場所に貼られていたら、コーティングでは解決しません。膜は表面にのるだけで、目地や端から入る水は止められないからです。

動く床だということも、忘れないでください

7.2m以上つなげてはいけないという制限は、この床が伸び縮みすることを前提にしています。粘着で貼る工法とも関係していると考えられます。

動く床に硬い膜は向きません。当社がこの床にやわらかい膜をご提案するのは、そのためです。

ノダが使用しないでくださいと書いていることも、必ずお伝えします。知ったうえで判断していただければ、どちらの結論でも構わないと思っています。

目次