ネクシオハード(ノダ)のフロアコーティング|公式見解の読み方

監修者

フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二

業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

床がノダのネクシオハードだと聞いています。フロアコーティングを調べようとノダのサイトを見たのですが、その製品が見つかりません。廃番になったのでしょうか。

当社が2026年9月時点でノダの床材ラインアップを確認した範囲では、ネクシオという名前の製品は見当たりませんでした。廃番になったのか、名前が変わったのか、公開されている情報からは判断できません。

ただし、はっきりしていることもあります。ノダはフロアコーティングについて使用しないでくださいと明記しています。しかも禁止しているのはコーティングだけではありません。

月300件以上のフロアコーティングを施工している専門業者として、ノダが何を禁止しているのか、ご自宅の床が現行のどれに近いのか、そして当社がどう考えているかを整理しました。

この記事の結論
  • ネクシオは現行ラインアップに見当たりません。当社が確認した範囲での話です
  • ノダは3つのものを禁止しています。コーティング、剥離剤、ロウタイプワックスです
  • 剥離剤は絶対に使用しないでくださいと書かれています。絶対にという言葉が入っています
  • まず品番を確かめてください。天然木か化粧シートかで判断が変わります
目次

ネクシオは、現行のラインアップに見当たりません

ノダの床材ページを確認すると、フロアは5つのカテゴリに分かれています。それぞれの製品名を並べます。

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カテゴリ現行の製品名
天然木フロアラスティック フェイス リッチ、ラスティック フェイス、グレースフェイス、ナチュラルフェイスS、Jクラレス、クリアシルキーハード、Nクラレス、Jフェイス VC 日本のフロア ひのき
一般住宅 化粧シートフロアカナエル Cデザイン、カナエル Rデザイン、メイボクデザイン、ルッソ、クオルテ、クオルテ 455幅タイプ
マンション直貼りフロアラスティック フェイス防音床暖、カナエル C防音床暖・C防音45・C直貼り、カナエル R防音床暖・R防音45、メイボクデザイン防音、クオルテ防音45
リフォーム向けカナエル リフォームフロア、同 床暖房対応、同 VC、リフォームフロア リピタ VC
公商空間向けカナエル C衝撃吸収フロア、地域産材対応床材

出典 ノダ 床材のラインアップ。2026年9月時点の掲載内容です

この中にネクシオはありません。調べても出てこないのは、あなたの探し方が悪いからではありません。

似た名前の製品はあります

天然木フロアのカテゴリに、クリアシルキーハードという製品があります。名前にハードがつく点は共通しています。

当社の施工記録では、東栄住宅の物件でノダのクリアシルキーハードが採用されている例がありました。建売住宅で使われる床材です。

ただし、ネクシオハードとクリアシルキーハードが同じものだという確証はありません。名前が似ているというだけです。ここは推測で埋めずに、確認できなかったという事実のままお伝えします。

確かめる方法

STEP
建築時の仕様書を見る

品番が載っています。ネクシオハードという表記のほかに、型番があるはずです。

STEP
建てた会社に聞く

メーカーではなく施工会社です。どの家にどの品番を納めたかは、施工会社にしか分かりません。

STEP
ノダに問い合わせる

品番を添えて聞けば、現行のどれに該当するか教えてもらえる可能性があります。お客様相談室の番号が公開されています。

STEP
床の写真を撮る

天然木か化粧シートかは、木目の繰り返しで判別できます。当社でも判定します。

フロアコートアドバイザー

旧製品の名前で相談をいただくことはよくあります。床が古いわけではなく、製品名が更新されているだけということも多いです。

ノダは、3つのものを禁止しています

製品名が分からなくても、メーカーの方針は共通です。ノダの使用上の注意に、次のように書かれています。

フロアコーティング剤(厚塗り表面コート剤)は剥がれ、白化、粉吹き、変色、床鳴り、ひび割れ等の不具合が発生するおそれがありますので使用しないでください。

ノダ 使用上の注意

そしてもう1つ、ワックスの剥離剤についての記載があります。

ワックスの剥離剤はフロア表面塗膜を侵しますので、絶対に使用しないでください。

ノダ 使用上の注意

絶対にという言葉が入っています。コーティングには使用しないでくださいと書き、剥離剤には絶対に使用しないでくださいと書く。強さに差をつけています。

もうひとつ、ノダは使用上の注意というページを独立して用意しています。製品カタログの隅ではなく、お客様サポートの中に置かれています。それだけ問い合わせが多い話題なのだと推測できます。

コーティングと剥離剤の2つを並べて書いているということは、この2つが実際にトラブルの原因になってきたということでもあります。メーカーが親切に書いてくれているものとして読んでください。

当社も、こうした記載があるメーカーのほうが仕事はしやすいです。何が問題になるかが事前に分かるからです。何も書いていないメーカーの床のほうが、判断に迷います。

剥離剤のほうが、より強く禁じられています

これは読み取りとして大事なところです。ノダがいちばん避けたいのは、剥離剤で表面の塗膜を侵されることです。

剥離剤は強いアルカリ性の薬剤で、ワックスの膜を溶かします。このとき、下にある床材の塗膜まで傷めることがあります。一度傷んだ塗膜は元に戻りません。

つまり、ワックスを塗ってしまうと、あとから引き返せなくなるということです。剥がそうとすれば床を傷め、残せばそのままになる。だからノダは、剥離剤に絶対にという言葉を使っているのだと考えられます。

挙げられている6つの不具合

ノダがコーティングの理由として挙げているのは6つです。どれも現場で実際に起きうるものなので、仕組みを整理しておきます。

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不具合起きる仕組み出やすい条件
剥がれ塗料が床の表面に密着しきれず、歩行の多い場所から浮きます下地処理の不足、シート面との相性
白化膜の中に微細な空気や水分が入り、白く濁って見えます低温時の施工、水まわり
粉吹き硬化しきらなかった塗料が粉状になって表面に出ます塗り過ぎ、硬化不良
変色塗料の成分が床の表面と反応します濃い色柄、紫外線の強い場所
床鳴り目地に入った塗料が板どうしを固定します施工直後より数か月後に出ます
ひび割れ床が動いたときに、膜がついていけずに割れます床暖房、直貼りの沈む床

床鳴りは、あとから出ます

6つのうち、床鳴りだけは性格が違います。施工直後には出ず、数か月から1年ほど経ってから鳴り始めることがあるからです。

やっかいなのは、原因がコーティングとは限らないことです。下地の施工精度や根太の状態でも鳴ります。ただ、時期が重なると因果関係を疑われます。

当社が施工前に床を歩いて鳴る箇所を記録し、写真を撮ってお客様と共有してから作業に入るのは、このためです。もともと鳴っていた場所を把握しておかないと、あとで話がこじれます。

白化と粉吹きは、施工環境の問題です

白化と粉吹きは、塗る側の管理でかなり防げます。湿度の高い日を避ける、低温時は暖房を入れる、塗り過ぎない。基本的なことです。

メーカーが挙げているということは、実際に起きた事例があるということです。床が弱いのではなく、施工の質が問われていると読むべきだと考えています。

天然木か化粧シートかで、判断が変わります

ノダの床材は、天然木フロアと化粧シートフロアに大きく分かれます。ネクシオハードがどちらだったのかは分かりませんが、ご自宅の床がどちらかは自分で確かめられます。

木目の繰り返しを探してください

本物の木は1枚として同じ木目がありません。化粧シートは印刷なので、何枚かに1枚、まったく同じ模様が現れます。印刷の版が何種類か用意されていて、それを繰り返して貼っているからです。

リビングの端に立って、床全体を眺めてみてください。目立つ節や色の濃い筋が、離れた場所に同じ形で出てくれば化粧シートです。しゃがんで3分見れば判定できます。

それぞれで、気をつける点が変わります

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床の種類ノダの製品例コーティングで気をつける点
天然木フロアクリアシルキーハード、ラスティックフェイス、Jクラレスなど表面が本物の木。板ごとに塗料の入り方が違います
化粧シートフロアカナエル、メイボクデザイン、クオルテなど表面が樹脂。塗料が食いつきにくく、下塗りが要ります
マンション直貼りラスティックフェイス防音床暖、カナエル C防音など踏むと沈みます。硬い膜は割れやすいです
リフォーム向けカナエル リフォームフロア、リピタなど薄く、下の床の動きを拾います

この表を見ると、ノダの床材がかなり幅広いことが分かります。天然木から化粧シート、マンション用からリフォーム用まで揃っています。だからこそ、ノダの床だからこう、という一般化ができません。同じメーカーでも、天然木と化粧シートでは下地処理も薬剤も変わります。

ラスティックフェイスだけは、別扱いです

ノダの天然木フロアにラスティックフェイスという製品があります。これは艶を出さないことが売りの床です。

艶を抑えた仕上げを選んだ方に、光沢のある膜をのせれば、選んだ意味が消えます。ご自宅の床がこのシリーズなら、艶の扱いをとくに慎重に考えてください。艶を抑えた薬剤を選べば質感は残せますが、サンプルでの確認は欠かせません。ご自宅の照明の下で見比べて、納得できなければやめるという判断で構いません。

旧製品の床で、気をつけること

ネクシオハードのように現行ラインアップにない床材の場合、新しい床とは別の注意が要ります。

同じ材料が手に入らない可能性があります

傷が深く入って1枚だけ張り替えたいとき、現行にない製品だと同じ柄の材料が手に入らないことがあります。生産が終わっていれば、在庫を探すしかありません。

直せない床だからこそ、守っておく意味が出てきます。これはコーティングを検討する理由になります。ただしメーカーの記載は変わらないので、判断は慎重にしてください。

建売や規格住宅の場合、引き渡しのときに余りの板を置いていってくれることがあります。押し入れや床下収納を探してみてください。あれば、将来の補修に使えます。品番の記載が残っていることもあるので、床材を特定する手がかりにもなります。

経年で状態が変わっています

新築から年数が経っている床は、表面の塗装がすり減っていることがあります。とくに玄関からリビングへの動線や、キッチンの前です。

すり減った場所と残っている場所では、塗料の乗り方が変わります。同じ薬剤を塗っても、仕上がりに差が出ることがあるということです。動線だけ艶が違って見える、という状態になりかねません。

当社では、こうした床では事前のクリーニングと下地調整に時間をかけます。10年住んだ床と新築の床では、手順が違います。見積もりの段階で、築年数をお伝えください。

生活汚れを落とすところから始まります

入居後の施工では、皮脂や食べこぼしの跡が残っていることが多く、専用クリーナーで落とす工程が増えます。

汚れが残ったまま塗ると、閉じ込めることになります。膜の下に汚れが見えている状態は、直しようがありません。ここに手を抜く業者がいるので、下地処理にどれくらい時間をかけるかを聞いてみてください。

築12年です。今からでも施工できますか。

フロアコートアドバイザー

できます。ただし新築より手順が増えます。床の状態を見てから、何が必要かをお伝えします。

当社の施工事例

天然木系の床に施工した事例をご紹介します。ノダの製品ではありませんが、考え方は同じです。

東京都日野市|新築戸建て|タキハウス|ガラスコーティング

東京都日野市、タキハウスの新築戸建てです。床材は朝日ウッドテック製の天然木複合フローリング。小さなお子様がいるため、おもちゃによる傷や食べこぼしが気になるということで、入居前のご依頼でした。天然木の質感を損なわない自然な仕上がりをご希望だったので、ツヤを抑えた保護膜を形成するガラスコーティングを選んでいます。

天然木複合フローリング リビングのフロアコーティング施工前
BEFORE|リビング 施工前
天然木複合フローリング リビングのフロアコーティング施工後
AFTER|リビング 施工後
天然木複合フローリング 洋室のフロアコーティング施工前
BEFORE|洋室 施工前
天然木複合フローリング 洋室のフロアコーティング施工後
AFTER|洋室 施工後

この施工事例の詳細を見る(東京都日野市・2026-07-02公開)

ツヤを抑えた薬剤なら、木の表情を残したまま保護できます。ノダの天然木フロアでも、同じ考え方で仕上げられます。ただしメーカーが使用しないでくださいと書いている点は、先にお伝えしています。

費用の目安

当社で施工する場合の目安です。面積や床の状態で変わるので、正確な金額は見積もりでお出しします。

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種類30㎡の目安ノダの床での考え方
シリコン(艶消し)15万円前後からやわらかい膜です。直貼りにも使えます
ガラス(艶を抑えたタイプ)18万円前後から天然木の質感を残しやすい選択です
UV25万円前後から艶が強めです。ラスティック系には合いません
密着テストのみ無料床材が特定できない場合はとくに必要です

ネクシオハードのように製品情報が確認できない床では、テストの重要性が上がります。仕様が分からない以上、塗ってみるしかないからです。テストをしない業者には頼まないでください。

ノダという会社について

ノダは東京に本社を置く建材メーカーです。建売住宅や賃貸で採用例が多く、カナエル、ラスティックフェイス、クオルテといった名前で見かけます。

天然木と化粧シートの両方を扱っています

床材メーカーには、天然木に強い会社とシートに強い会社があります。ノダは両方を揃えているのが特徴です。

天然木フロアが8製品、化粧シートフロアが6製品、マンション直貼りが5系統、リフォーム向けが4製品。用途ごとに選択肢を用意しているという構成です。

だからこそ、ノダの床だからこう、という一般化ができません。同じメーカーでも、天然木と化粧シートでは判断が正反対になることがあります。

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現行のシリーズ種類特徴として読み取れること
カナエル化粧シートノダの主力。ブランドサイトを持っています
ラスティック フェイス天然木艶を出さない仕上げが売りです
クリアシルキーハード天然木名前にハードがつきます
クオルテ化粧シート455幅タイプもあります
メイボクデザイン化粧シート銘木柄のシリーズです
リピタリフォーム向け既存の床に重ねて貼る製品です

この一覧を見ると、ノダが用途ごとに製品を作り分けていることが分かります。ご自宅の床がどのシリーズかを知るだけで、判断の半分は済みます。

カナエルがブランドサイトを持っています

ノダの製品のなかで、カナエルは独立したブランドサイトを持っています。同社の主力だということです。

建売住宅でノダの床が入っている場合、カナエル系である可能性は高いです。化粧シートフロアなので、コーティングの判断はシートの扱いになります。表面が樹脂なので、塗料が食いつきにくく、下塗り材が要ります。

ご自宅がカナエルかどうかは、仕様書で確認できます。カナエル Cデザイン、カナエル Rデザインといった表記になっているはずです。

フロアコートアドバイザー

ノダの床は建売で本当によく見かけます。カナエルという名前を仕様書で見たら、化粧シートだと思って間違いありません。

ワックスを塗ってしまった場合

ノダの床でいちばん困るのが、すでにワックスを塗ってしまったケースです。

剥離剤は使えません

ノダは剥離剤について絶対に使用しないでくださいと書いています。つまり、塗ったワックスを薬剤で溶かして落とすという手段が封じられています。

当社では、こうした場合に専用のクリーナーで時間をかけて落とします。剥離剤は使いません。落としきれないこともありますが、床を傷めるよりはましだと考えています。

ワックスが残った状態でコーティングを重ねると、下のワックスごと剥がれます。数か月後に浮いてくるので、先に落とす必要があります。ここは省けません。落としきれないと判断した場合は、正直にお伝えしてお断りすることもあります。

なお、ロウタイプのワックスについてもノダは注意を促しています。ロウ成分が表面に残ると、あとから塗るものが密着しなくなるためです。市販のワックスには成分が明記されていないものもあるので、選ぶ前に確認してください。

ワックスフリーと書かれた床にわざわざワックスを塗る必要はありません。それでも艶を足したいという方はいますが、その場合は成分を確かめてからにしてください。あとで困るのはご自身です。

自分で落とそうとしないでください

市販の剥離剤は、ホームセンターで手に入ります。使えば確かにワックスは落ちます。ただ、ノダが絶対に使用しないでくださいと書いている薬剤です。落ちるからといって、使っていいことにはなりません。

一度塗膜を傷めると、元には戻りません。白く濁ったり、ざらついたりした床を直す方法は、張り替えしかなくなります。自分で落とそうとする前に、一度ご相談ください。

ワックスフリーだと知らずに塗ってしまいました。

フロアコートアドバイザー

よくあることです。慌てて剥離剤を買わないでください。まず状態を見せていただければ、落とせるかどうかを判断します。

検討するときの順番

STEP
品番を調べる

仕様書か施工会社で確認します。ネクシオハードという名前のほかに型番があるはずです。

STEP
天然木か化粧シートか見る

木目の繰り返しを探してください。同じ模様が離れた場所に出れば化粧シートです。

STEP
踏んで沈むか確かめる

かかとで軽く踏み込んで沈む感触があれば、マンション直貼り用です。やわらかい膜を選びます。

STEP
艶の状態を見る

ラスティック系なら艶を出さない設計です。艶を抑えた薬剤を指定してください。

STEP
密着テストをする

製品情報が確認できない床なので、塗ってみるしかありません。当社では無料です。

1番目が分からなくても、2から4は自分で確かめられます。名前より、床そのものを見るほうが確実なこともあります。

業者に聞いてほしい3つ

スクロールできます
質問確かめたいこと要注意の答え
ノダの見解はご存じですか使用しないでくださいという記載を知っているかそんな記載はありませんと否定する
ワックスが残っていたらどうしますか剥離剤を使わない方法を持っているか剥離剤で落としますと言う
密着テストはしてもらえますか試してから判断する姿勢があるかテストは不要ですと言う

2番目がいちばん危険です。ノダは剥離剤について絶対に使用しないでくださいと書いています。それを知らずに剥離剤を使う業者に任せると、床の塗膜を傷めることになります。

ネクシオハードのよくある質問

調べても製品が出てきません

当社が2026年9月時点でノダの床材ラインアップを確認した範囲では、ネクシオという名前の製品は見当たりませんでした。廃番になったのか、名前が変わったのか、公開されている情報からは判断できません。建築時の仕様書に載っている品番を添えて、ノダのお客様相談室に問い合わせるのが確実です。現行のどれに該当するかを教えてもらえる可能性があります。

クリアシルキーハードと同じものですか

分かりません。ノダの天然木フロアにクリアシルキーハードという製品があり、名前にハードがつく点は共通しています。当社の施工記録では、東栄住宅の物件でこの床材が採用されている例がありました。ただし、ネクシオハードと同じものだという確証はありません。名前が似ているというだけです。確かめるには、品番でメーカーに問い合わせてください。

コーティングはできないのですか

技術的には可能です。ただしノダは、フロアコーティング剤(厚塗り表面コート剤)は剥がれ、白化、粉吹き、変色、床鳴り、ひび割れ等の不具合が発生するおそれがありますので使用しないでくださいと明記しています。当社はこの記載をお伝えしたうえで、施工するかどうかを決めていただいています。製品情報が確認できない床では、密着テストがとくに重要になります。

ワックスを塗ってしまいました。剥離剤で落とせますか

使わないでください。ノダはワックスの剥離剤はフロア表面塗膜を侵しますので、絶対に使用しないでくださいと書いています。絶対にという言葉が入っているのは、それだけ危険だということです。一度塗膜を傷めると元には戻りません。当社では専用のクリーナーで時間をかけて落とします。自分で落とそうとする前に、一度ご相談ください。

天然木か化粧シートか、どう見分けますか

木目の繰り返しを探してください。本物の木は1枚として同じ木目がありませんが、化粧シートは印刷なので何枚かに1枚、まったく同じ模様が現れます。リビングの端に立って床全体を眺め、目立つ節や色の濃い筋が離れた場所に同じ形で出てくれば化粧シートです。板の端の断面が見える場所があれば、そこも手がかりになります。

マンションですが、判断は変わりますか

変わります。ノダにはラスティックフェイス防音床暖やカナエル C防音といったマンション直貼り用の製品があります。遮音のための層が入っているので、踏むと床がわずかに沈みます。沈む床の上の硬い膜は割れやすいため、やわらかい膜を選びます。かかとで軽く踏み込んで、沈む感触があるかどうかを確かめてください。

ラスティックフェイスという床です

こちらは艶を出さないことが売りの天然木フロアです。光沢のある膜をのせると、選んだ意味が消えます。艶を抑えた薬剤を選べば質感は残せますが、サンプルでの確認は欠かせません。ご自宅の照明の下で見比べて、納得できなければやめるという判断で構いません。当社ではこの確認を無料で行っています。

他社で断られました

製品情報が確認できない床材なので、試したことがなければ責任を持てないという理由で断る業者があります。断ること自体は誠実な判断です。ただし、どこでも断られるわけではありません。当社は密着テストで確認したうえで判断しています。テストは無料で、結果が出なければ正直にお伝えします。まずは床の状態を見せてください。

まとめ|名前が分からなくても、確かめる方法はあります

ネクシオハードという名前で検索してこの記事にたどり着いた方は、調べても何も出てこなくて困っているのだと思います。当社が確認した範囲でも、ノダの現行ラインアップにこの名前はありませんでした。

ただ、名前が分からなくても判断はできます。天然木か化粧シートか。戸建てか直貼りか。艶があるかないか。この3つを確かめれば、必要なことはだいたい分かります。どれも自分で確認できることです。

そのうえで、ノダの方針は製品にかかわらず共通です。フロアコーティング剤は使用しないでください。ワックスの剥離剤は絶対に使用しないでください。この2つが公式に書かれています。

とくに剥離剤については、絶対にという言葉が入っています。すでにワックスを塗ってしまった方は、市販の剥離剤を買う前にご相談ください。一度塗膜を傷めると元には戻りません。慌てて対処するのがいちばん危険です。

コーティングについては、メーカーの記載をお伝えしたうえで、やるかどうかを決めていただいています。製品情報が確認できない床なので、密着テストは必須です。テストは無料ですし、結果が出なければ正直にお伝えします。まずは床の写真を送っていただくか、品番を調べるところから始めてください。

ノダの床材全体の分類や、3つの禁止の読み解き方については、メーカー単位でまとめた記事で整理しています。あわせてご覧ください。

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