
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

永大産業のスキスムSフロアです。ツキ板とシートの2種類があると聞いたのですが、どちらかでコーティングの考え方は変わりますか。



変わります。同じスキスムSでも、表面の仕上げの名前がまったく違うんです。まずどちらかを確かめるところからです。
スキスムSフロアは、永大産業のフローリングです。ツキ板タイプとシートタイプがあり、表面仕上げがそれぞれ違います。そして公式サイトの価格を見ると、シートのほうがツキ板より高い設定になっています。


永大産業の公式サイトに掲載されている仕様を並べます。
| 項目 | ツキ板・3Pタイプ/2Pタイプ | シート・2Pタイプ |
|---|---|---|
| 説明文 | 表情豊かな天然木の味わいを愉しむフローリング | 天然木の美しさをリアルに再現したフローリング |
| 表面仕上げ | 木肌美塗装/抗菌加工/セラミックス仕上げ | 抗菌加工/特殊化粧シート |
| 参考価格(3.3㎡) | 3P 32,800円/2P 30,300円 | 35,500円 |
| 寸法 | 12×303×1818mm | 12×303×1818mm |
| 基材 | タフテックベース+合板 | タフテックベース+合板 |
| 工法 | 捨て貼り工法専用 | 捨て貼り工法専用 |
永大産業の公式サイトのスキスムSフロアの商品ページに掲載されている内容です
ここは多くの方が意外に思われるところです。天然木のツキ板より、シートのほうが価格が高い。
理由について永大産業が説明している記載は確認できませんでした。推測で書くことはしません。ただ、シートだから安物という思い込みは、少なくともこの製品では当てはまらないということです。
低VOC、F☆☆☆☆、4VOC基準適合、クリーンウッド法確認済み。どちらのタイプにも同じ表示がされています。
基材も工法も同じです。違うのは、いちばん上の面だけです。そしてコーティングは、そのいちばん上の面にのせる施工です。


永大産業のフローリング選びのポイントというページに、次のように書かれています。
ワックスがけは必要ありません。ワックスがけを行うと製品本来の性能、性質が損なわれます。
永大産業 フローリング選びのポイント
不要です、で終わっていません。性能、性質が損なわれますと続いています。塗らないほうがいい、という書き方です。
そのうえで、同じページにはワックスを使う場合の指定もあります。
ワックスは「ユカメイク」もしくは(株)リンレイ製「ハイテクフローリングコート」に限ります。
永大産業 フローリング選びのポイント
限りますという言い方です。市販のものなら何でもいい、とは言っていません。ここまで細かく指定する会社が、コーティングについてどう考えているかは、次の記載でわかります。
永大産業は、フロアコーティングについても見解を出しています。当社が確認した範囲では、コーティングは製品の改造にあたるため、塗装性能および製品保証はコーティング業者の責任になる、という趣旨の記載がありました。
つまり塗った時点で、床の保証はコーティング業者に移るということです。禁止はしていません。かわりに、責任の所在をはっきりさせています。
当社はこの点をお客様にお伝えしたうえで、施工するかどうかを決めていただいています。そして施工した場合は、当社の保証の範囲を書面でご説明しています。


表面は天然木を薄く削ったツキ板で、その上に木肌美塗装がされています。
名前のとおり、木肌の美しさを見せるための塗装だと考えられます。永大産業がこの塗装について詳しく説明している記載は確認できませんでしたが、表情豊かな天然木の味わいを愉しむという説明文と合わせると、狙いは読み取れます。
つまり、木の表情を前に出すための仕上げです。そこに厚い膜をのせれば、表情は沈みます。
| 塗る厚み | 傷への強さ | 木の表情 | 当社の判断 |
|---|---|---|---|
| 厚い | 強い | 沈む | ツキ板タイプにはおすすめしません |
| 薄い | ほどほど | 残る | ツキ板タイプにはこちらです |
| 塗らない | 工場塗装のまま | そのまま | 急がないなら選択肢です |
当社の施工経験にもとづく整理です。メーカーが公表している比較ではありません
ツキ板タイプには、セラミックス仕上げという表記もあります。表面の塗装に硬い粒子を混ぜて、傷に強くする考え方だと思われます。
ただ、永大産業がこの仕上げについて説明している記載は確認できませんでした。分かっているのは、傷への強さを意識した仕上げだということです。硬い面の上に塗るので、密着テストは省けません。



天然木に硬い塗装がのっている床です。塗る前に必ず試し塗りをしています。


表面は特殊化粧シートです。天然木ではなく、木目が印刷されています。
シートの表面には木目が印刷されています。浅い擦り傷なら、模様に紛れて目立ちません。そこはシートの強みです。
問題は深い傷です。印刷された層が削れると、その下の色が出ます。白い筋になって、消えません。
ツキ板なら浅い傷は削って直せることがありますが、シートは削った時点で絵が消えます。
ツキ板の床にコーティングをするときは、木の表情を消さないことに気をつかいます。
シートの床はそこが違います。もともと工場で均一に仕上げられているので、膜をのせても印象は大きく変わりません。かわりに、下地が出るという弱点をはっきり補えます。
シートタイプなら、木の表情を気にする必要がないぶん、硬い膜を選ぶ余地があります。深い傷を防ぐことを優先するなら、UVコーティングも選択肢です。
ただ、床暖房がある場合は別です。床暖房対応かどうかは、公式サイトでは記載を確認できませんでした。品番でご確認ください。


同じスキスムSでも、どちらなのかで判断が変わります。まず確かめてください。
| 確かめ方 | ツキ板タイプ | シートタイプ |
|---|---|---|
| 木目の繰り返し | 1枚として同じものがない | 一定の間隔で同じ柄が出る |
| 手触り | 少し温かく、木目の凹凸を感じる | やや冷たく、平らに感じる |
| 板の割り付け | 3Pまたは2P | 2P |
| コーティングの狙い | 木の表情を残しながら守る | 深い傷を入れない |
当社が現地で確認している内容です。製品によって差があります
いちばん簡単なのは、木目が繰り返されているかどうかを見ることです。床にしゃがんで、隣り合う板を何枚か見比べてください。
同じ模様が一定の間隔で出てくればシートです。すべて違えばツキ板です。
公式サイトの表記では、3Pタイプはツキ板にしかありません。1枚の板に3枚分の木目が割り付けられているなら、ツキ板タイプです。
2Pの場合は、ツキ板とシートの両方があるので、木目の繰り返しで判断してください。



しゃがんで見たら、同じ模様が出てきました。



それならシートタイプですね。深い傷を防ぐ方向で考えましょう。


ワックスがけの手間が不要な床だという認識があり、当初はコーティングの施工を予定されていなかったお客様です。剥がれや劣化によるメンテナンスの手間を心配されていました。








この施工事例の詳細を見る(東京都清瀬市・2026-06-22公開)
このご認識は正確です。永大産業もワックスがけは必要ありませんと書いています。ワックス不要の床に、あえて膜をのせる意味があるのか。ここから話が始まりました。
ワックスとコーティングは目的が違います。ワックスは半年から1年で塗り直すやわらかい膜で、コーティングは10年20年を見込む膜です。そのうえで、剥がれや劣化についての考え方をご説明しています。
木の風合いを残したい、小さなお子さんがいるご家庭向けの対応をしてほしいというご相談です。








この施工事例の詳細を見る(東京都清瀬市・2026-06-04公開)
木の風合いを残すことと、子どもの傷から守ること。この2つは、薄く塗って艶を合わせれば両立します。ツキ板タイプの床では、とくにこの考え方になります。
ツキ板かシートかで、当社がご提案する組み合わせは変わります。
| ご自宅の床 | ご要望 | おすすめ |
|---|---|---|
| ツキ板タイプ | 木の表情を残したい | つや消し寄りの膜を薄く |
| ツキ板タイプ | 犬や猫の滑りを減らしたい | ペット向けの膜 |
| シートタイプ | 深い傷を防ぎたい | UVコーティング |
| シートタイプ | 今の見た目を変えたくない | 艶を合わせたガラス |
| どちらでも | 掃除を楽にしたい | ガラスコーティング |
当社の施工実績をもとにした目安です。最終的には現地で床を見て判断しています
ツキ板でもシートでも、表面は平滑に仕上がっています。犬や猫の爪が引っかかる場所がありません。
この場合、艶の話は後回しにしてください。滑りにくさを優先した膜を選ぶと艶は落ちますが、足腰は痛めてからでは戻りません。
スキスムSはツキ板でもシートでも抗菌加工がされています。その上にコーティングの膜をのせれば、触れる面は膜になります。
永大産業がこの関係について書いている記載は確認できませんでした。物理的に膜が上に来る、という事実だけをお伝えしています。


当社でスキスムSフロアに施工する場合の、おおよその金額です。
| 広さ | シリコン | ガラス | UV | ペット向け |
|---|---|---|---|---|
| 30㎡前後(1LDK程度) | 約9万円〜 | 約12万円〜 | 約15万円〜 | 約14万円〜 |
| 60㎡前後(3LDK程度) | 約16万円〜 | 約20万円〜 | 約26万円〜 | 約24万円〜 |
| 90㎡前後(4LDK程度) | 約23万円〜 | 約28万円〜 | 約36万円〜 | 約33万円〜 |
当社の標準的な施工価格です。ツキ板タイプでは厚塗りするタイプは提案していません
床材の種類で追加料金をいただくことはありません。塗る面積と手間で決まります。
天然木だから高くなります、と言う業者がいたら内訳を聞いてみてください。
新築の引き渡し前に、フロアコーティングをすすめられることがあります。段取りが楽という利点はありますが、価格には仲介の分が乗っていることが多いです。
当社は自社の職人が施工します。比べるときは金額だけでなく、ツキ板かシートかを確かめたうえで膜を選んでいるかまで聞いてみてください。


仕様書や住宅設備一覧に、メーカー名と品番が書かれています
各室の床の欄に、商品名が入っていることがあります
いちばん確実です。物件名か住所を伝えれば調べてもらえます
品番か、木目の繰り返しで分かります
どうしても分からないときは、床の写真を当社に送ってください
永大産業には、スキスムTフロアという名前の近い製品があります。こちらはシートタイプで、基材の構成は同じタフテックベース+合板です。
SなのかTなのか、書類で確かめてください。施工の考え方はシート同士なら近いですが、Sのツキ板タイプはまったく別の扱いになります。
品番が特定できなくても、現地で床を見れば判断できます。手触り、艶、木目の繰り返し、水を1滴たらしたときの弾き方。これで見当がつきます。
当社は施工前に必ず密着テストをします。セラミックス仕上げのような硬い面では、この工程を省けません。


普段は乾いたモップでほこりを取るだけで十分です。水拭きは、汚れが気になったときだけにしてください。
市販のワックスを重ねるのはやめてください。永大産業はワックスがけを行うと製品本来の性能、性質が損なわれると書いています。
表面が天然木なので、水がかかったまま放置すると染みることがあります。コップの底から落ちた水滴が、輪の形に残ることもあります。
膜があれば、拭き取るまでの時間に余裕が生まれます。それでも放置していいわけではありません。
とくにダイニングチェアは1日に何十回も動きます。ツキ板なら木が削れ、シートなら下地の色が出ます。
100円で買えるもので、かなり変わります。コーティングをする前でも、しなくても、これだけはやってください。


| 時期 | 費用 | 仕上がり | 当社の見方 |
|---|---|---|---|
| 入居前 | 家具移動がないぶん安い | 全面を一度に塗れる | いちばんおすすめです |
| 入居後(家具あり) | 家具移動の手間が乗る | 家具の下は塗らない選択も | 住みながらでもできます |
| 傷が入ってから | 補修費が別に必要 | 傷は膜の下に残る | シートタイプでは、とくに惜しいです |
段ボールを引きずる、家電の角がぶつかる。新居の床は、この場面でいちばん傷みます。
入居前に塗っておくと、ここで助かります。ただ、膜があっても引きずれば傷は入りますので、養生はしてください。
壁、建具、階段、コンセントまわりを覆います
選ぶ膜が変わるので、最初に確かめます
セラミックス仕上げの上に塗るので、この工程は省けません
既存の汚れを落とします。新築でも建築中のほこりが残っています
水分が残ったまま塗ると膜が濁ります
ツキ板なら薄く、木目に溜めないよう量を見ます
艶と木の表情を見ていただいて終わりです


スキスムSでは当てはまりません。公式サイトの価格では、シート2Pがツキ板3Pより高い設定です。
シートにはシートの良さがあります。色柄が揃い、浅い傷が目立ちにくい。弱点は深い傷で下地の色が出ることだけです。
ツキ板は薄く削った天然木です。無垢材のような厚みはありません。削れる量には限りがあります。
しかも表面にはセラミックス仕上げの塗装がのっています。削るということは、この塗装も一緒に取るということです。
膜は傷を受け止めますが、傷がゼロになるわけではありません。椅子を引きずれば線が入りますし、砂粒を踏んだまま歩けば細かい擦り傷が入ります。
意味があるのは、深い傷が減ることと、掃除が楽になることです。


スキスムSですと伝えたときに、ツキ板ですかシートですかと聞いてくる業者かどうか。ここで分かれます。
同じ名前で2種類ある床だと知らない業者は、どちらにも同じ塗り方をします。ツキ板なら表情が沈み、シートなら守りが足りなくなります。
永大産業がコーティングを製品の改造としていることを、契約前に自分から言う業者かどうか。ここがいちばん大きいと思っています。
言わなくても施工はできますし、お客様も気づきません。それでも先に言うかどうかで、その会社の姿勢が出ます。
ツキ板タイプでは、木の表情がどう変わるかは現物でしか分かりません。カタログの写真では判断できません。
現地にサンプルを持ってきて、実際の床の上で見せてくれるかどうか。当社はこれを省きません。
年数だけを比べても意味がありません。何が起きたときに、どこまで直してくれるのか。剥がれは対象だが変色は対象外、というように線が引かれていることがあります。
永大産業の見解では、塗った時点で床の保証は施工業者に移ります。だからこそ、業者の保証の中身がより重要になります。


スキスムSのお宅で、数年住んだ方から聞く話をまとめます。
| 気づく変化 | ツキ板タイプ | シートタイプ |
|---|---|---|
| 動線の艶が変わる | 塗装がすり減り、木が露出してくる | 細かい擦り傷が蓄積する |
| 深い傷 | 木が削れて色が変わる | 白い筋になり、直せない |
| 水の跡 | 輪染みが残ることがある | 表面で弾くので残りにくい |
| 窓際の色 | 木が日焼けする | 表面が変化する |
当社が現場で見てきた傾向です。使い方によって差が大きく出ます
ツキ板とシートでは、同じ年数でも傷み方が違います。どちらも少しずつ進むので、住んでいるご本人は気づきにくいです。久しぶりに来たご家族に言われて初めて気づく、ということもよくあります。



5年住んでいますが、今からでも意味はありますか。



あります。これから先の年数のほうが長いですから。ただ、入った傷は消えないことだけご理解ください。


スキスムSはツキ板でもシートでも、表面は平滑に仕上がっています。
走ろうとして足が横に滑る。これを何年も続けると、膝や股関節に負担が蓄積します。小型犬のパテラ、ダックスフンドのヘルニア。どれも床だけが原因ではありませんが、床は毎日のことです。
滑りにくさを出す膜を選ぶと、表面に細かい凹凸ができて艶は落ちます。ツキ板タイプでは木の表情とのかね合い、シートタイプでは見た目の変化は小さいほうです。
ただ、その数年で床はいちばん傷みます。おもちゃを落とす、椅子を引きずる、食べこぼす。
シートタイプなら深い傷を防ぐ方向、ツキ板タイプなら薄く塗って木を守る方向で考えます。どちらでも、掃除が楽になるという利点は同じです。
犬が走るリビングだけ滑り対策、寝室は見た目優先。こういう分け方も可能です。
同じ部屋の中で膜を変えると境目で艶が変わって見えるので、部屋単位で分けるのが現実的です。


犬種や猫種によって必要な滑りにくさは違います。体重の軽い小型犬と大型犬では、床にかかる力がまったく違うからです。ご家族に何がいるのかを教えていただければ、それに合わせた膜をご提案します。
サンプルの上を実際に歩かせてみて決められる方もいらっしゃいます。人が見て判断するより、確かかもしれません。
どちらにしても、現地で床を見てからでないと決められません。ツキ板かシートかを確かめるところから始めさせてください。
見たうえで、今は必要ありませんとお伝えすることもあります。そのほうがお互いにとっていいと思っています。床のことは、暮らしのことです。
気になったときに、声をかけていただければ十分です。
当社が確認した範囲では、永大産業はコーティングを製品の改造にあたるとしていて、塗装性能および製品保証はコーティング業者の責任になるという趣旨の記載をしています。つまり床の保証が施工業者に移るということです。禁止はしていませんが、責任の所在は変わります。当社は施工前にこの点をお伝えし、当社の保証の範囲を書面でご説明しています。この説明をしない業者には気をつけてください。
永大産業はワックスがけは必要ありません、ワックスがけを行うと製品本来の性能、性質が損なわれますと書いています。そのうえで、塗る場合はユカメイクまたは株式会社リンレイ製のハイテクフローリングコートに限ると指定しています。市販のものを選ぶ前に、この2つのどちらかであることを確認してください。指定外のワックスは、床の性能に影響する可能性があります。
できます。当社には永大産業の床への施工実績があります。ただしツキ板タイプかシートタイプかで選ぶ膜が変わります。あわせて、永大産業がワックスは必要ありませんと書いていること、コーティングを製品の改造にあたるとしていることも、見積もりの段階でお伝えしています。
表面仕上げが違います。ツキ板タイプは木肌美塗装・抗菌加工・セラミックス仕上げ、シートタイプは抗菌加工・特殊化粧シートと、永大産業の公式サイトに書かれています。寸法、基材、工法は共通です。
床にしゃがんで、隣り合う板の木目を見比べてください。同じ模様が一定の間隔で出てくればシート、すべて違えばツキ板です。また3Pタイプはツキ板にしかないので、1枚に3枚分の木目が割り付けられていればツキ板です。
永大産業の公式サイトでは、シート2Pが35,500円、ツキ板3Pが32,800円、ツキ板2Pが30,300円(いずれも3.3㎡)となっています。理由についての説明は確認できませんでした。推測で書くことはしません。
厚く塗れば沈みます。液体は木目の凹凸に溜まるからです。当社は薄く均一に伸びる膜を選び、塗る量を抑えて施工しています。施工前にサンプルを床の上に置いて、見比べていただいています。
60㎡前後の3LDKで、ガラスコーティングなら約20万円からが目安です。ツキ板でもシートでも料金は同じです。正式な金額は現地を見てからお出ししています。
スキスムSフロアには、ツキ板タイプとシートタイプがあります。同じ名前でも、いちばん上の面はまったく違います。そしてコーティングは、そのいちばん上の面にのせる施工です。
ツキ板なら、木の表情を消さないように薄く塗ります。シートなら、深い傷で下地が出るのを防ぐ方向で考えます。同じ名前の床でも、判断は逆を向くことがあります。
シートのほうがツキ板より高いというのも、この製品ならではの面白いところです。シートだから守らなくていい、天然木だから丈夫、という思い込みはここでは通用しません。
ワックスがけは必要ありません。コーティングは製品の改造にあたる。この2つは、契約の前にお伝えします。
知ったうえで判断していただければ、どちらの結論でも構わないと思っています。まずは床にしゃがんで、木目を見比べてみてください。

