
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。

永大産業のコンカーボという床です。石目調でモルタルみたいな見た目が気に入っています。フロアコーティングはできますか。
できます。ただし木目の床とは仕上がりの見え方がまったく違うので、そのつもりで進める必要があります。コンカーボは石やモルタルをモチーフにした非木質柄の化粧シートフローリングです。
木目柄なら色の濃淡があるので、多少の塗りムラは木目に紛れます。石目やモルタル柄は平坦で均一なぶん、ムラがそのまま目に入ります。ここが最大の論点です。
月300件以上のフロアコーティングを施工している専門業者として、この床で何に気をつけるのかを整理しました。トイレや水まわりに使っている方向けの話も書きます。


永大産業の製品ページでは、コンカーボは非木質柄化粧シートフローリングというカテゴリに入っています。木目柄のシートとは別の棚です。
モチーフとなる石やモルタルなどの素材の表情を、充分に表現することにこだわった、大判の化粧シートフローリングです。
永大産業 コンカーボ
参考価格は14,370円/㎡(税別)。公式が挙げている特徴は、石目調、モルタル調、リアルな質感、大判455mm幅、トイレにもおすすめ、床暖房対応の6つです。
| 製品 | 用途 | 参考価格 | 公式が挙げている特徴 |
|---|---|---|---|
| コンカーボ | 戸建て・二重床 | 14,370円/㎡ | 大判455mm幅、トイレにもおすすめ、床暖房対応 |
| コンカーボダイレクト | マンション直貼り | 26,400円/㎡ | 遮音性能ΔLL(I)-4(LL-45)、大判295mm幅、床暖房対応 |
| コンカーボウォール | 壁材 | 4,970円/㎡ | 大判910×2700mm、コンカーボと同柄コーデ可能 |
出典 永大産業 フローリング・壁材の製品一覧。価格はいずれも参考価格です
床と壁を同じ柄でそろえられるのが、このシリーズの特徴です。空間全体を石目やモルタルの表情でまとめられるという設計になっています。
なお、コンカーボには同じ柄の壁材コンカーボウォールもあります。参考価格は4,970円/㎡で、910×2700mmの大判です。床と壁を同じ表情でそろえている場合、床だけ艶が上がると統一感が崩れます。施工前にサンプルを壁のそばに置いて見比べてください。
コンカーボダイレクトは、マンションの直貼り工法用です。遮音性能ΔLL(I)-4(LL-45)とあるとおり、上下階への音に配慮した構造になっています。
遮音のための層が入っているということは、踏むと床がわずかに沈むということです。沈む床の上の硬い膜は割れやすいので、ダイレクトの場合は薬剤選びが変わります。
ご自宅が戸建てかマンションか、そして踏んだときに沈む感触があるかどうか。ここをまず確かめてください。



マンションだからダイレクト、とは限りません。二重床のマンションなら通常のコンカーボが使われていることもあります。踏んでみるのがいちばん早いです。


永大産業のフローリング選びのポイントというページに、次のように書かれています。
ワックスがけは必要ありません。ワックスがけを行うと製品本来の性能、性質が損なわれます。
永大産業 フローリング選びのポイント
不要です、で終わっていません。性能、性質が損なわれますと続いています。塗らないほうがいい、という書き方です。
そのうえで、同じページにはワックスを使う場合の指定もあります。
ワックスは「ユカメイク」もしくは(株)リンレイ製「ハイテクフローリングコート」に限ります。
永大産業 フローリング選びのポイント
限りますという言い方です。市販のものなら何でもいい、とは言っていません。ここまで細かく指定する会社が、コーティングについてどう考えているかは、次の記載でわかります。
永大産業は、フロアコーティングについても見解を出しています。当社が確認した範囲では、コーティングは製品の改造にあたるため、塗装性能および製品保証はコーティング業者の責任になる、という趣旨の記載がありました。
つまり塗った時点で、床の保証はコーティング業者に移るということです。禁止はしていません。かわりに、責任の所在をはっきりさせています。
当社はこの点をお客様にお伝えしたうえで、施工するかどうかを決めていただいています。そして施工した場合は、当社の保証の範囲を書面でご説明しています。


ここがコンカーボでいちばん気をつけるところです。
木目柄の床は、色の濃淡と木目の線があります。コーティングを塗ったときに多少のムラが出ても、木目の模様に紛れて気づきにくい。これは施工する側にとってありがたい性質です。
石目やモルタル柄は違います。色が均一で、視線を逃がす模様がありません。塗料の厚みがわずかに違うだけで、光の反射の差として見えてしまいます。
とくにモルタル調は、意図的にのっぺりした表情に作られています。そこにムラが乗ると、汚れのように見えることもあります。
モルタル調の床は、のっぺりした無機質な表情が持ち味です。木の温かみとは逆の方向を狙った床で、インテリア全体をその方向でまとめている方が多いと思います。
そこに艶の強い膜をのせると、無機質さが失われて、樹脂っぽい印象に寄ります。モルタルは本来、光を吸う素材です。その質感を再現した床なので、光を反射させると狙いから外れます。
石目調のなかでも、大理石のように本来光沢のある石をモチーフにした柄なら、艶が乗っても違和感は小さくなります。ご自宅の柄がどちらの方向なのかで、選ぶ艶が変わります。
当社がサンプルを作るときは、この点を必ず確認しています。同じ石目調でも、目指す仕上がりが正反対になることがあるからです。



モルタル調なので、できるだけ艶は出したくないです。



それならマット寄りの薬剤を選びます。ただし完全な無反射にはなりません。実物で見て、許容できるかどうかを判断してください。
コンカーボの幅は455mmです。一般的なフローリングが150mm前後であることを考えると、かなり広い。
幅が広いということは、1枚あたりの面が大きいということです。目地で視線が切れないので、ムラが出たときに1枚まるごと見えます。狭い板を数多く塗るより、広い面を均一に塗るほうが難しい作業です。
塗料を伸ばす速度、重ねる幅、乾き始めるまでの時間。どれかがずれると縞模様が出ます。幅広の床を扱った経験があるかどうかを、業者選びの目安にしてください。
なお、当社が施工するときは、広い面を一気に塗らず、区画を区切って進めます。455mm幅の板であれば、板の境目を区切りにして塗り継ぐのが基本です。板の途中で塗り継ぐと、そこに線が残ります。こうした細かい段取りが、平坦な柄ではそのまま仕上がりに出ます。
業者が見せてくる施工例の写真は、たいてい木目柄です。石目柄やモルタル柄で施工した写真を出してもらってください。木目の写真をいくら見ても、コンカーボの仕上がりの参考にはなりません。
当社もサンプルをお見せするときは、できるだけ近い柄で作るようにしています。とはいえ、いちばん確実なのは実際のご自宅の床に小さく塗って確かめることです。同じ石目柄でも、部屋の照明と窓からの光の入り方で見え方が変わるからです。
永大産業はコンカーボの特徴として、トイレにもおすすめと書いています。455mm幅の大判なので、トイレのような狭い空間でも目地が少なく納まるからです。
床全体ではなく、トイレや洗面所だけコーティングするという選択があります。水がかかる場所を先に守るという考え方です。
トイレの床は、掃除のときに洗剤が残ったり、目地に水が入ったりしやすい場所です。コンカーボはシートフローリングなので、表面は水に強いのですが、目地の奥は別です。ここから水が入ると、下の基材が膨らむことがあります。
当社では、水まわりだけの部分施工もお受けしています。面積が小さいので費用も抑えられますし、効果はわかりやすく出ます。
トイレに施工する場合、便器の足元をどう処理するかという問題があります。便器を外さずに塗ると、足元の周囲だけ塗れない部分が残ります。
当社では、便器を外さずに可能な範囲まで塗る方法と、便器を一時的に外して床全面を塗る方法の両方をご案内しています。外す場合は別途費用と時間がかかりますので、どこまでやるかを先に決めておいてください。



トイレだけお願いすることもできますか。



できます。むしろコンカーボのように水まわりに使われる床では、そこだけ先に守るほうが理にかなっていることもあります。


コンカーボは床暖房対応です。これは床材としての話で、コーティングが問題なく使えるという意味ではありません。
床暖房を入れると、床の温度は季節で大きく変わります。冬は暖かく、夏は室温のまま。床材は温度と湿度で伸び縮みするので、床暖房がある床は、ない床より動く量が増えます。
塗膜は床材ほど伸び縮みしません。動く床の上にのった動かない膜は、目地のところから割れていきます。すぐに目に見える変化が出るわけではありませんが、数年かけて細かいヒビが入ることがあります。
もうひとつ、施工の時期も関係します。床暖房で目地が開いている冬に塗ると、開いた隙間に塗料が入り込みます。春になって床が戻ると、隙間に入った塗料が行き場を失います。
当社では、床暖房のある家では暖房を切って数日おいてから施工するようにしています。この段取りを説明しない業者には注意してください。
| 状況 | 当社の対応 | 理由 |
|---|---|---|
| コンカーボ(戸建て・床暖房なし) | お受けしています | 条件としてはいちばん素直です |
| コンカーボ(床暖房あり) | やわらかい膜を選びます | 温度変化で床が動くためです |
| コンカーボダイレクト(マンション) | 現地を見てから判断します | 遮音層があり、踏むと沈みます |
| トイレ・洗面だけの部分施工 | お受けしています | 水まわりを先に守るのは合理的です |


石目柄そのものではありませんが、質感を変えない仕上がりを求められた事例をご紹介します。考え方は同じです。
東京都大田区、オープンハウスの新築戸建てです。紹介されたコーティング会社の見積もりが高く、他社と比較したいというご相談から始まりました。入居前の施工で床の傷や汚れを未然に防ぎつつ、フローリング本来の質感を変えない微ツヤの仕上がりにしています。








この施工事例の詳細を見る(東京都大田区・2026-08-27公開)
微ツヤという選択肢があります。ツヤありかツヤなしかの二択ではありません。コンカーボのように平坦な柄では、この中間の設定が効いてきます。
石目調は本来、光沢のあるものとマットなものがあります。ご自宅のコンカーボがどちらの表情なのかを見てから、合わせる艶を決めています。カタログの柄名だけでは判断できないので、現物を見るのが前提です。
コンカーボが永大産業のなかでどういう立ち位置なのかを、参考価格で並べてみます。
| 製品 | 柄 | 参考価格 | 幅 |
|---|---|---|---|
| コンカーボ | 石目調・モルタル調 | 14,370円/㎡ | 大判455mm |
| リアルフィニッシュアトム 303タイプ | 石目調 | 11,130円/㎡ | 303mm |
| リアルフィニッシュアトム 455タイプ | 石目調 | 8,490円/㎡ | 大判455mm |
| スキスムTフロア | 木目柄 | 11,940円/㎡ | 2Pタイプ |
| パートナーワン | 木目柄 | 12,850円/㎡ | ペット対応 |
| 銘樹モクトーン | 天然木ツキ板 | 14,310円/㎡ | 2Pタイプ |
同じ石目調でも、リアルフィニッシュアトムの455タイプは8,490円/㎡です。コンカーボとは6千円近い差があります。リアルな質感という表現に、その差が出ているのだと思われます。
もうひとつ、床材の参考価格を知っておくと判断しやすくなります。コンカーボは14,370円/㎡です。30㎡なら床材だけで43万円ほど。コーティングの費用が15万円から25万円とすると、床材の3割から6割にあたります。
この比率をどう見るかは人それぞれですが、数字を並べて考える材料は持っておいてください。永大産業が製品ページで価格を公開しているのは、施主にとってありがたい話です。
永大産業は石目調の床を3つ持っています。木目柄が主流の日本の住宅で、これは珍しいことです。
理由のひとつは、水まわりの需要だと考えられます。トイレ、洗面所、キッチン。こうした場所では木目より石目のほうが合うという人が一定数います。実際、コンカーボもリアルフィニッシュアトム455タイプも、公式にトイレにもおすすめと書かれています。
もうひとつは、近年のインテリアの流れです。モルタル調やコンクリート調の床は、無機質な空間づくりで使われます。木の温かみとは別の価値を狙った床だということです。



木目じゃない床を選んだので、情報が少なくて困っていました。



石目調の施工事例は、木目に比べると確かに少ないです。だからこそ、業者がその柄で施工したことがあるかどうかを確かめてください。


石目調やモルタル調の床で、数年住んだ方から聞く話をまとめます。木目の床とは少し傾向が違います。
| 気づく変化 | 起きていること | できること |
|---|---|---|
| 動線だけ艶が違う | 歩く場所の表面がすり減っています | 平坦な柄なので差が見えやすいです |
| 白っぽい擦り傷が目立つ | 濃い色の石目柄で起こりやすいです | 補修材で目立たなくできることも |
| トイレの床だけ傷んだ | 水と洗剤がかかる頻度が高い場所です | 部分的な施工で対応できます |
| 家具の跡が残る | 重い家具を長期間置いた跡です | 脚の下に分散材を敷いてください |
木目柄は模様があるので、多少の変化が紛れます。石目やモルタル柄は色が均一なぶん、すり減りや汚れが素直に見えます。これは柄の性質であって、床の品質が低いわけではありません。
逆にいえば、手入れをすれば結果がわかりやすい床でもあります。乾いたモップで拭くだけでも、印象はかなり変わります。
石目調には明るい色から濃い色まであります。濃い色を選んでいる場合、表面が削れたときに下の層との色差が白い線として見えます。
これは木目の濃色でも起こる現象ですが、石目柄のほうが目立ちやすい傾向があります。擦り傷が気になるなら、コーティングで表面を保護する意味は出てきます。ただし平坦な柄なので、施工の丁寧さが仕上がりを左右します。
床を踏んでみてください。わずかに沈む感触があればコンカーボダイレクトの可能性があります。板幅455mmなら通常のコンカーボ、295mmならダイレクトです。
入っている場合、やわらかい膜を選び、暖房を切って数日おいてから施工します。段取りが変わるので先に伝えてください。
トイレや洗面だけという部分施工もできます。水まわりを先に守るという考え方は、この床では理にかなっています。
木目柄の写真では参考になりません。同じ石目やモルタル柄で施工した写真を出してもらってください。
平坦な柄はムラが見えやすいので、実物で確認してから決めます。当社では無料で行っています。
4番目を飛ばす業者がいます。木目の施工例だけ見せて契約に進むのは、この床では不親切です。
| 質問 | 確かめたいこと | 要注意の答え |
|---|---|---|
| 石目柄の施工例はありますか | その柄で塗った経験があるか | 木目の写真しか出てこない |
| 455mm幅で塗りムラは出ませんか | 幅広の床を扱った経験があるか | 幅は関係ありませんと言う |
| 床暖房の場合、施工時期はどうしますか | 段取りを理解しているか | いつでも大丈夫ですと即答する |
3つとも、経験があれば具体的に答えられる質問です。答えに詰まるようなら、その床での施工は初めてだと考えてください。初めてが悪いわけではありませんが、それを言わずに請けるのは問題です。
違います。永大産業の製品ページでは非木質柄化粧シートフローリングというカテゴリに入っています。石やモルタルをモチーフにした柄を印刷したシートです。公式も、モチーフとなる石やモルタルなどの素材の表情を充分に表現することにこだわったという書き方をしています。本物の石ではないぶん軽く、床暖房にも対応でき、施工もしやすいという利点があります。
木目柄より目立ちやすいです。木目は色の濃淡と線があるので多少のムラが紛れますが、石目やモルタル柄は色が均一で視線を逃がす模様がありません。塗料の厚みがわずかに違うだけで、光の反射の差として見えます。施工例の写真を見せてもらうときは、必ず石目柄やモルタル柄のものを出してもらってください。木目の写真は参考になりません。
します。一般的なフローリングが150mm前後なのに対して、コンカーボは455mmです。1枚あたりの面が大きいので、目地で視線が切れず、ムラが出ると1枚まるごと見えます。塗料を伸ばす速度や重ねる幅がずれると縞模様が出るため、幅広の床を扱った経験のある業者を選んでください。実際の施工写真を見せてもらうのが確実です。
できます。コンカーボは公式にもトイレにもおすすめと書かれている床で、水まわりに使われることが多い製品です。トイレや洗面所は水と洗剤がかかる場所なので、そこだけ先に守るという考え方は理にかなっています。面積が小さいぶん費用も抑えられます。ただし便器の足元をどう処理するかは事前に決めておいてください。便器を外す場合は別途費用がかかります。
床を踏んでみてください。わずかに沈む感触があれば直貼りで、コンカーボダイレクトの可能性があります。板の幅も手がかりで、455mmなら通常のコンカーボ、295mmならダイレクトです。ダイレクトは遮音性能ΔLL(I)-4(LL-45)を持つ製品で、参考価格も26,400円/㎡と高めです。沈む床の上の硬い膜は割れやすいので、薬剤の選び方が変わります。
できます。ただし硬い膜は避けて、やわらかい膜のものを選びます。床暖房があると床の温度が季節で変わり、床材の伸び縮みが増えるためです。塗膜が追従できないと目地のあたりからヒビが入ることがあります。また、暖房を切って数日おいてから施工するようにしています。目地が開いた状態で塗ると、隙間に塗料が入り込むためです。
見た目の統一感が変わる可能性があります。コンカーボウォールは床と同柄でコーディネートできる壁材なので、床だけ艶が上がると同じ柄なのに質感が違って見えます。とくに床と壁が接する部分で差が出ます。艶を抑えた薬剤を選べば差は小さくできますが、ゼロにはなりません。施工前にサンプルを壁のそばに置いて見比べてください。
表面が印刷された柄なので、削って直すことはできません。浅い傷であれば補修材で目立たなくできることがありますが、石目やモルタル柄は色が均一なぶん、補修跡も目立ちやすい傾向があります。深い傷で下地まで達した場合は、その板だけ張り替えるか、そのまま使うかになります。455mm幅の大判なので、1枚の張り替えでも面積が大きくなります。
当社が確認した範囲では、永大産業はコーティングを製品の改造にあたるとしていて、塗装性能および製品保証はコーティング業者の責任になるという趣旨の記載をしています。つまり床の保証が施工業者に移るということです。禁止はしていませんが、責任の所在は変わります。当社は施工前にこの点をお伝えし、当社の保証の範囲を書面でご説明しています。この説明をしない業者には気をつけてください。
永大産業はワックスがけは必要ありません、ワックスがけを行うと製品本来の性能、性質が損なわれますと書いています。そのうえで、塗る場合はユカメイクまたは株式会社リンレイ製のハイテクフローリングコートに限ると指定しています。市販のものを選ぶ前に、この2つのどちらかであることを確認してください。指定外のワックスは、床の性能に影響する可能性があります。


コンカーボを選んだ方は、石やモルタルの表情が気に入って決めたはずです。木目ではない床を選ぶというのは、はっきりした意思がある選択だと思います。
その床にコーティングをする場合、いちばん気をつけるのは塗りムラです。木目柄なら模様に紛れるムラが、平坦な柄ではそのまま見えます。455mm幅の大判であることも、それを後押しします。床が悪いのではなく、施工の質がそのまま出る床だということです。
だから業者を選ぶときは、石目柄やモルタル柄で施工した写真を見せてもらってください。木目の施工例をいくら見ても参考になりません。出せない業者なら、その床で施工した経験がないということです。
永大産業はワックスがけは必要ありません、性能が損なわれますと書いています。コーティングについては、製品の改造にあたるため塗装性能と製品保証はコーティング業者の責任になるという趣旨の記載です。禁止ではありませんが、責任の所在は変わります。当社はこの点をお伝えしたうえで、施工するかどうかを決めていただいています。
トイレや洗面など水まわりに使っている場合は、そこだけ先に施工するという方法もあります。面積が小さいので費用も抑えられますし、効果もわかりやすいです。まずは何に困っているかを教えてください。床全面でなくても構いません。
永大産業の床材全体の分類や、ほかの製品との違いについては、メーカー単位でまとめた記事で整理しています。あわせてご覧ください。

