
フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。


フロアコーティングアドバイザー|執行役員
対馬 洋二
業界10年。数多くのフロアコーティングを手掛けてきました。前職はRIZAPのトレーナーとして、お客様の目標達成にコミット。その経験を活かし、売るためではなく、本当に必要なご提案を大切にしています。床材との相性や種類、ペット対応まで分かりやすくご説明します。
キッチンに立てば足元に、洗面所へ行けばドアの前に、寝室へ移動すればまた後ろからついてくる。ラガマフィンと暮らしている方なら、家の中でこの大きな猫に付き添われない日はないはずです。のんびり屋で運動量は少ないのに、飼い主のあとを追って家中を歩き回る。この一見ちぐはぐな習性が、実は床との関係で大きな意味を持ちます。
この記事では、ラガマフィンが「運動量は少ないのに歩く距離は長い猫」である理由と、ついて回る先に滑りやすい場所が集中している問題、抱っこから降りる瞬間の負担、かかりやすい病気と床の関係、ラガマフィンに合うフロアコーティングの選び方までまとめました。
フロアコートアドバイザーラガマフィンのお宅で現地調査をすると、たいてい猫ちゃんが最後まで私たちのあとをついて回ります。人が動く先に必ずいる猫種なので、床を見るときは「猫がよく寝ている場所」より「家族がよく動く場所」を基準にしています。
ラガマフィンはラグドールの系統から生まれた大型の長毛猫です。体重はオスで7〜10kg、メスで5〜7kgほど。穏やかで攻撃性がきわめて低く、抱っこされると全身の力を抜いて体を預けてくる性格で知られています。
運動量は多くありません。激しい遊びより、飼い主のそばでくつろぐことを好む猫種です。キャットタワーを駆け上がったり、部屋中を走り回ったりする姿はあまり見られず、遊びの時間も1日15〜20分ほどが目安とされています。
よく似たラグドールとの違いとして挙げられるのが甘え方です。ラグドールが飼い主の近くで待つタイプなのに対し、ラガマフィンは自分から近づいていくタイプ。飼い主が部屋を移動すればついてきて、台所にも洗面所にも寝室にも一緒に行きたがります。「犬のような猫」と表現されるのはこのためです。
つまりラガマフィンの移動は、運動のためではなく「飼い主についていくため」に起きます。自分から走り回ることは少なくても、家族が動いた回数だけ、この大きな体で床を歩いているわけです。運動量の少なさだけを見て「床は心配ない」と考えると、この部分を見落とします。
激しい運動や上下運動は少ない。その代わり、飼い主が部屋を移動するたびに立ち上がってついてくる。体重7〜10kgにもなる大型猫が、家族の動きに合わせて一日に何度も床を歩く。運動量と歩行量が一致しないのがラガマフィンです。
飼い主が一日のうちでよく行き来するのは、キッチン、洗面所、廊下あたりでしょう。ラガマフィンもそのまま同じ場所を歩きます。ところがこの3か所は、家の中でも特に滑りやすい条件がそろっている場所です。
料理中の水はね、洗い物のしずく、洗面所での手洗いや歯みがき。水まわりの床は、乾いたリビングより滑りやすい状態になりがちです。キッチンなら油はねも加わるでしょう。ラガマフィンは料理中の足元や洗面台の前に座り込むことが多く、そこから立ち上がって歩き出す一歩目が、濡れた床の上になります。
寝そべっていたラガマフィンは、飼い主が部屋を出ると慌てて起き上がり、廊下で向きを変えて追いかけます。ゆったりした猫でも、この瞬間だけは動きが急です。大きな体で床を蹴って方向転換すれば、滑る床では後ろ足が流れ、股関節や膝にねじれの力がかかります。
同じように足を滑らせても、4kgの猫と9kgの猫では関節にかかる負担がまるで違うもの。ラガマフィンは体重が重いぶん、踏ん張り直すたびに脚にかかる力も大きくなります。一回一回は小さな滑りでも、家族の動きに合わせて毎日何十回と繰り返されるなら、無視できない積み重ねです。



ラガマフィンのお宅では、リビングだけでなくキッチンと洗面所の床まで施工範囲に含めることをおすすめしています。猫ちゃんがどこを歩いているかをご家族に思い出してもらうと、たいてい水まわりの前が入っているんです。
ラガマフィンは抱っこが好きな猫種として知られています。ただ、抱っこには必ず終わりがあり、そのたびに猫は床へ降りることになる。大型猫ならではの負担が集まるのは、この一瞬です。
立ったまま抱っこしている場合、猫の体は床から1m前後の高さにあります。満足した猫が自分から腕を抜け出すときは、その高さから一気に床へ降りるわけです。体重7〜10kgの大型猫が、キャットタワーの中段ほどの高さから着地するのと同じ状況です。
着地した前脚が床をしっかり捉えられれば、衝撃は四肢に分散されます。滑る床では前脚が前や横に流れ、体重が一本の脚に偏ったり、体勢を崩して肩や肘をひねったりしやすくなります。抱っこの回数が多い猫種ほど、この着地の回数も多いということです。
床への対策とあわせて、抱っこの終わらせ方を工夫するのも効果的です。飛び降りそうな気配を感じたら、しゃがんで床に近い高さまで下ろしてから離す。ソファに座って抱っこする習慣にすれば、降りる高さ自体が低くなります。そのうえで着地点の床が滑らなければ、抱っこ好きな性格を無理に我慢させる必要はありません。
立ち抱っこの高さは1m前後あり、そこから大型猫が自分で飛び降りると着地の負担は大きい。飛び降りそうなときはしゃがんで床の近くで離す、座って抱っこする習慣をつける。そのうえで着地点の床を滑らなくしておけば、抱っこの時間を減らさずに済みます。
ラガマフィンで特に注意したい病気として挙げられるのは、肥大型心筋症です。やや太りやすい傾向も指摘されています。床で減らせることと減らせないことを、ここで分けておきましょう。
心臓の筋肉が厚くなっていく病気で、ラグドール系の血統を持つ猫では遺伝的なリスクがあるとされています。床を変えても予防や進行の抑制はできません。呼吸が速い、疲れやすいといった変化に気をつけ、定期的な健康診断で早めに見つけることが基本です。
ラガマフィンはやや体重が増えやすい猫種とされ、キャットタワーなどで動く機会をつくることが勧められています。体重管理の基本は食事ですが、滑る床は猫が動くのをおっくうにさせる原因にもなります。家族のあとをついて歩く習性は、見方を変えれば貴重な運動の機会。その一歩一歩を安心して踏み出せる床にしておくことが、間接的に体重管理を助けます。
体の大きな猫は、年齢とともに関節への負担が表に出やすくなります。ついてくるのをためらうようになった、抱っこから降りたあとにじっとしている、歩き方がぎこちない。そんな変化があれば、早めに動物病院で相談してください。床は日常の負担を減らす環境づくりであり、痛みや病気の治療を代わりに担うものではありません。
肥大型心筋症は床では予防も進行抑制もできない。床が担えるのは、大きな体が滑って踏ん張り直す負担を減らすことと、ついて歩く習慣を安心して続けられる環境をつくること。体重管理の中心はあくまで食事と獣医師の指導です。
参考サイト:ペット保険のFPC|ラガマフィンの特徴・飼い方
ピュアコートで扱っているフロアコーティングはシリコン、ガラス、UV、DogGripCoatの4種類です。大きな体の踏ん張りを受け止めることを優先するなら、グリップ力で選びます。
| 種類 | 滑りにくさ | 耐久性の目安 | ラガマフィンとの相性 |
|---|---|---|---|
| DogGripCoat | ◎ | 約10年 | グリップ最優先。犬用の名前だが猫にも対応 |
| シリコン | ◎ | 約10年 | 柔らかい塗膜で、重い体の踏ん張りと着地を受け止める |
| UV | ○ | 約20年 | 爪傷への強さと耐久性を重視するなら |
| ガラス | △ | 約20年 | 傷や汚れの軽減が主目的。滑り対策としては優先度低め |
7〜10kgの体が方向転換したり着地したりするとき、床に求められるのは横滑りを止める力です。塗膜に柔らかさがあるシリコン系は、肉球が少し沈み込んで引っかかる感覚があり、流れようとする脚をその場で受け止めます。DogGripCoatは名前に「Dog」とありますが、猫の肉球にも対応したペット向けの設計です。
ひとつ正直にお伝えしておくと、どのコーティングでも、床に水が残った状態では滑りやすくなります。キッチンや洗面所の床をコーティングしても、水はねや濡れた足あとはこまめに拭き取ってください。コーティングした床は水が染み込まず表面に残るので、さっと拭くだけできれいになります。ラガマフィンがついて回る水まわりこそ、施工と日々の拭き取りをセットで考えるのが大切です。
ラガマフィンの被毛はウサギの毛のように柔らかく、肉球の間からも毛が伸びてきます。毛が肉球を覆うと、どれだけ床のグリップを上げても効果が半減します。ブラッシングのついでに、月1回は足裏の毛も整えてあげてください。



無料サンプルは、キッチンの足元など猫ちゃんがよく座り込む場所に置いてみてください。飼い主さんが動いたときに立ち上がってついてくる、その一歩目の足の運びを見ると違いがよくわかります。
猫が走ったりジャンプしたりするたびにツルッと滑るのが心配、というご相談でした。シティネットの新築戸建てで、洋室とリビングにシリコンコーティングを施工し、洗面・浴室・キッチン・IHには水回りコーティングを組み合わせています。シリコンコーティングは深いツヤとグリップ性能を両立でき、表面に適度な滑り止め効果が出るのが特徴。リビングから水まわりまで、猫の動線をまとめて整えた事例です。
犬や猫を迎える予定のご家族から、床の傷や汚れ対策のご依頼をいただきました。ケイアイスター不動産の新築戸建てで、入居前の家具搬入前にリビング・洋室・納戸・キッチンへガラスコーティングを施工し、浴室とトイレには水回りコーティングも行っています。汚れが染み込みにくくワックスがけも不要になるので、抜け毛の多い長毛猫との暮らしでも掃除の負担を抑えられるはずです。
ピュアコートは紹介料や中間マージンのない直接取引で、月300件以上の施工実績があります。見積もり、現地調査、サンプル提供、床材の判定はすべて無料。最大30年の保証がつくので、ラガマフィンとの長い暮らしをまるごとカバーできます。
ラガマフィンの場合は必要です。激しい運動は少なくても、飼い主のあとをついて家中を歩くため、床の上を移動する回数は多い猫種です。体重が重いぶん、滑って踏ん張り直すたびに脚にかかる負担も大きくなります。
できません。心臓の病気なので床とは関係がなく、定期的な健康診断と獣医師の指示に沿ったケアが基本です。フロアコーティングが担えるのは、足腰にかかる滑りの負担を減らすことに限られます。
できます。フローリングやクッションフロアの状態を確認したうえで施工範囲をご提案します。ただし、コーティング後も床に水が残ると滑りやすくなるので、水はねはこまめに拭き取ってください。表面に水が染み込まないぶん、拭き取りは楽になります。
抱っこ好きな性格を我慢させる必要はありません。飛び降りそうなときはしゃがんで床に近い高さで離す、座って抱っこするといった工夫で着地の高さを下げられます。そのうえで着地点の床を滑らなくしておくのがおすすめです。
楽になります。コーティングした床は表面がなめらかで毛が絡みにくく、掃除機やフローリングワイパーでまとめて取りやすいからです。ワックスがけも不要になるので、ブラッシングで出た毛や換毛期の抜け毛の掃除にかかる手間を減らせます。
ラガマフィンは運動量こそ少ないものの、飼い主のあとをついて家中を歩く猫です。ついて回る先はキッチンや洗面所、廊下といった滑りやすい場所で、体重7〜10kgにもなる大きな体が、家族の動きに合わせて何度も立ち上がり、向きを変えます。抱っこ好きな性格は、腕から床へ降りる着地の回数を増やす要因にもなるでしょう。
肥大型心筋症のように床では防げない病気がある一方で、足腰の負担は床で確実に減らせます。グリップ重視ならDogGripCoatかシリコンを軸に、施工範囲は猫が寝ている場所ではなく家族がよく動く場所で考えてください。水まわりの拭き取りと足裏の毛のお手入れも忘れずに。
ピュアコートでは無料サンプルをお送りしていますので、キッチンの足元に置いて、ラガマフィンがついてくる一歩目を確かめてみてください。見積もり・現地調査も無料です。



現地調査では、ご家族の一日の動線をうかがってから施工範囲をご提案しています。ラガマフィンは家族の行く先についてくるので、家族の動線がそのまま猫ちゃんの動線になるんです。